関門海峡に面した山口県下関市といえば「ふぐ」「うに」「いくら」など、海の幸が豊富な街。
今回は「下関観光の定番スポット」に加え、地元の人がおススメする「ソウルフードが食べられる店」や「近代捕鯨発祥地ならではのディープな店」をグルメライターのはっしぃさんに紹介していただきます。「出張・観光に最適なホテル」の情報もお届けするので、ぜひチェックしてください。
下関グルメと聞いてすぐに思い浮かべるのはふぐ。しかし、下関にはふぐ以外にも魅力的なグルメがあることをご存知でしょうか?ここからは、ふぐ以外のグルメも楽しめるスポットを案内していきますね。
下関グルメの定番スポット
「唐戸市場」
下関に来たら外せないのが、観光地としても有名な唐戸市場。一般の人でも新鮮な海の幸を手軽に購入できる卸売市場です。マイナビニュースのアンケート調査でも、多数の声をいただきました。
唐戸市場がおススメ!(女性
/67歳) |
唐戸市場がおススメ!(男性/45歳) |
どんな料理を楽しめるのでしょうか?さっそく行ってみましょう!
一歩足を踏み入れると、そこには屋台がズラリ。新鮮な魚介をつかったお寿司や海鮮丼、揚げ物などが販売されていて、そのまま市場内で食べることもできます。
無料で利用できる飲食スペースが、市場2階のいたるところに設けられているほか、天気が良い日には市場の屋上や外で、関門海峡の絶景を眺めながら食事を楽しめますよ。
ちなみに唐戸市場へ足を運ぶのであれば、「活きいき馬関街(ばかんがい)」というイベントを開催している金・土・日・祝日がイチオシです!
このイベントは、市場内にある約20もの鮮魚店が店頭にお寿司を並べて繰り広げる「寿司バトル」。市場独特の活気ある雰囲気のなか、新鮮なお寿司を手頃な値段で味わえます。
活きいき馬関街に参加するには、それぞれの店でお寿司を取るための専用トレイとトングをもらう必要があります。屋台によって、お寿司の種類が違うので、まずは市場内を散策してみましょう。気になる店を見つけてから参加するのがおススメです。
トレイとトングを受け取ったら、バイキングのように好みのお寿司を取っていくだけ。一貫100円の安いお寿司から高級な大トロやノドグロをはじめ、ウニやイクラ、下関名物ふぐの刺身などが所狭しと並んでいます。
ちなみに、屋台ではお寿司以外にも海鮮丼やふぐ汁なども販売しているので、お腹の空き具合と相談して食べるものを選びましょう。
各屋台の商品はお昼過ぎに売り切れになる日もあるので、午前中に足を運ぶといいでしょう。朝のうちに訪れて、新鮮な海鮮料理の数々を存分に堪能してくださいね。
唐戸市場には海鮮屋台のほか、珍味や冷凍物を扱うお土産屋さんも充実。 |
唐戸市場
山口県下関市唐戸町5-50
083-231-0001
市場営業時間:月曜?土曜5:00?15:00、日曜・祝日8:00?15:00
活きいき馬関街:金曜・土曜10:00?15:00、日曜・祝日8:00?15:00
不定休(公式サイト・営業カレンダーに準ずる)
※唐戸市場周辺に駐車場複数有(公式サイトにてご確認ください )
地元民おススメのソウルフード
「桃太郎本店」
海の幸が有名な下関ですが、実はソウルフードとして長年愛される天ぷらうどんがあると教えていただきました。
桃太郎本店がおススメ!(男性/38歳 ) |
そんな天ぷらうどんをいただけるのが、創業70年になる桃太郎本店。
数あるメニューの中で1番人気を誇るのが、こちらです!
420円と手頃な価格にも関わらず、器からはみ出るほど大きく盛り付けられた天ぷらがなんとも個性的。写真映えも間違いなし!インパクトのある1杯を求めて、遠方から足を運ぶ人も多いのだとか。
器に乗った天ぷらは、先に食べてサクサク食感を楽しむもよし、スープに溶かしながらダシと一緒に味わうもよしですよ。
うどんの麺は細めで、コシが柔らかいタイプ。ダシもあっさりめで、食べやすく、老若男女問わず長年にわたり支持されるのもわかる優しい味わいです。優しい味わいゆえ、つい最後までダシを飲み干してしまう1杯でした。
うどんを食べた後はデザートも忘れずにいただきましょう。桃太郎はスイーツとして、ミルクセーキや氷ぜんざいも地元民に愛されているんです。
どちらもボリューム満点!特に夏の暑い日には、ミルクセーキや氷ぜんざいを求めて来店する人が多くいるのだそう。
ミルクセーキは、氷のシャリシャリとした食感を残しつつも、そのきめ細かさから、すぐに溶けていく滑らかな口当たりが特徴。甘さ控えめでさっぱりとしており、うどんの後に食べるデザートにうってつけです。
氷ぜんざいは冬に提供される温かいぜんざいと冷たい氷がシェイクされており、シャリっとした氷の食感に加え、小豆の食感もしっかり楽しめる一品。ぜんざいの濃厚で甘い味わいを楽しめますよ。
唐戸市場からも歩いて行ける桃太郎本店。うどんにデザートと、目も舌も楽しませてくれる一品を求めて訪れてみてはいかがでしょうか。
天ぷらうどんもインパクトがありますが、天ぷらがもう1枚追加された2枚入うどんも必見の一品。 |
桃太郎本店
山口県下関市唐戸町1-13
083-222-3030
10:00?18:00
水曜定休
40年以上続く老舗店!
くじら専門店の「下関くじら館」
「ふぐ」のイメージが強い下関ですが、実は「くじらの街」としても有名な街。そんな下関で鯨食文化を40年以上にわたり広め続けている、くじら専門店の下関くじら館も紹介いただきました。
下関くじら館がおススメ!(女性/45歳) |
食べたことのない料理とは……?実際に見てみましょう!
「鯨は大衆の食べ物」をモットーに、日常的に食べる機会の少ないくじらを お手頃単品メニューから本格コースまで、気軽に提供する店です。
くじら専門店ということで、刺身はもちろん、珍味や揚げ物、焼き物、煮物まで、くじらを活かしたメニューが勢ぞろい。
くじら料理はすべて刺身につかわれる国産高級鯨肉と新鮮そのもの!下関くじら館独自の調理法で手間ひまかけた品々を、新鮮な鯨肉で楽しめます。
1人で来店した際に、オーダーしてほしいのが鯨プチコース。新鮮なくじらのお通し・刺身・竜田揚げ・サイコロステーキと、下関くじら館で人気のメニューを満喫できます。
お通しでは、珍しい部位でもあるハツ(心臓)、刺身は上質な赤肉と、なかなかお目にかかれない部位を贅沢に味わえる鯨プチコース。
「珍しい部位をちょっとずつ……」や「いろんな食べ方で少しずつ……」といった楽しみ方ができるため、くじらにあまり馴染みのない人には特におススメですよ。
もちろん、気になる部位やメニューを単品でオーダーすることも可能。くじらの刺身をとことん楽しみたい人には3種盛り、珍味を食べ比べたい人には珍味盛りが人気のようです。
下関の地酒やふぐのひれ酒も充実しているため、くじらの珍しい部位を味わいつつ、晩酌を楽しむスタイルもおススメです。
JR「下関駅」から徒歩約7分という好立地も魅力の下関くじら館。店内はカウンター席のほか、小上がりとお座敷も用意されています。 |
下関くじら館
山口県下関市豊前田町2-6-2
083-232-2559
17:00?23:00
不定休(12月31日?1月1日は休)
下関出張・観光には新しくなった
「ヴィアイン下関」がおススメ
ヴィアイン下関はJR西日本ヴィアインが運営するビジネスホテルの1号店。改装工事にともない一時閉館していましたが、2020年6月8日にリニューアルオープンすることとなりました。
場所はこれまでと同じJR「下関駅」東口から徒歩約3分の駅チカで、道に迷う心配もありません。
今回のリニューアルで、客室レイアウトや内装デザインを一新。
全室禁煙化(1階に喫煙ブース有)にくわえ、よりリラックスできるよう8割以上の客室に幅140cm以上のベッドを採用されたそうです。ルームキーもカードタイプとなり、より便利に利用できるようになりました。
特に注目してほしいのが、下関の歴史をデザインアクセントに新設した大浴場「維新の湯」です!巌流島の決闘や壇之浦の合戦、維新の拠点となった下関の歴史に思いを馳せながら1日の疲れを癒してみてはいかがでしょうか?
ヴィアイン下関では、ホテルの日替わり有料朝食メニュー(和膳)の中で、くじらベーコンの小鉢やふぐ皮サラダが出ることもあるのだとか。 |
ホテル担当者からのメッセージ
ヴィアイン下関はこれまでと同じ場所で、これまで以上にご満足いただけるホテルを目指します。 |
【下関駅周辺でおススメの飲食店に関するアンケート】
調査時期: 2020年2月5日~17日
調査対象: マイナビニュース会員(山口県在住の方限定)
調査数: 41人
調査方法: マイナビニュースインターネット調査
寄り道が楽しくなる情報のまとめページはコチラ
[PR]提供:JR西日本ヴィアイン