こんにちは! 旅しながら暮らす”アドレスホッパー”のich(いち)といいます。
1993年生まれ|鳥取県出身26歳
フリーランス歴3年、アドレスホッパー歴2年のライター&編集者。
自由な生き方に憧れ、キャリーひとつで日本内外問わず拠点を転々と移動しながら暮らしている。シェアハウスアンバサダーとしてSNSで広報も行うなど多岐にわたり活動。好きな食べものは「はちみつ梅干し」
アドレスホッパーとは、家を持たず転々と暮らす人のこと。私はフリーライターとして国内外問わず、キャリーひとつで様々な場所を移動しながら生活しています。
タイトルの通り、今回私は3日間、小田急線の経堂に住むことになったわけですが、全てのはじまりはマイナビニュース編集部からの「経堂駅周辺の住み心地を検証してほしい」という依頼でした。
どうやらマイナビニュースが新生活が多くなる春に向けて、20代会員(200名)に「住みたい街における要素のアンケート」を取ったところ、下記のような結果があがってきたそう。
(軽視:1 → 普通:3 → 重視:5)
これを見たマイナビニュース編集部の方が「この表を利用してどこかの街を評価したい」と、知る人ぞ知る経堂駅を抜擢し、住んでみる企画が実現したわけです。
表を見てみると交通面では「都心への出やすさ」、環境面では「治安の良さ」や「買い物のしやすさ」が重視されている模様。たしかにこれまで様々な場所で暮らしてきた私も「住みたい街の特徴は? 」と聞かれたら真っ先にこれらの要素を答える自信がある……! 長くどこかに住むのであれば、これらのポイントはやっぱり欠かせないですね。
ということで今回は、経堂駅周辺での3日間の暮らしをレポートし、最終的にこの表を元に経堂の住み心地を評価したいと思います!
はじめまして! ノスタルジー溢れる便利な街、経堂
早速、経堂駅に降り立ちました。駅は想像していたよりも綺麗で意外と大きく、配達ロッカーも完備されていました。駅から帰る際に荷物の受け取りもできちゃうなんて便利ですね。
駅の外に出ると、昔ながらの商店街や味のあるお店など、どこかローカルな懐かしい雰囲気が感じられました。
駅前には、生活雑貨や日用品を扱う商業施設「経堂コルティ」や、図書館などの公共施設、銀行や100円ショップなどが勢揃い。生活するには全く不便しなさそうです。
なにこれ、駅前だけでもうイタレリツクセリやん。
荷物を置いたら、早速辺りのお店を散策してみることに。 ずっと歩くのは疲れそうなので、思いつきでレンタサイクルをしてみることにしました。 日頃の運動不足解消にもなりますし、なにより初めての町を効率よく散策できますよね。
レンタサイクル店を目指して、隣駅の豪徳寺駅へ。15分もあれば経堂駅から十分歩いていけました。伺ったのは、豪徳寺駅付近にある「niente と tokyobike」。
〒156-0044 東京都世田谷区赤堤2-3-9-101 MAP
営業時間:平日 12:00〜19:00 / 土日祝 10:00〜19:00
レンタサイクル利用時間 : 12:00〜18:00
定休日:火 / 水 ※祝日営業
アクセス:豪徳寺駅から徒歩5分
外観のつくりからセンスの良さが溢れ出しているこちらのお店は、レンタサイクルのほかにも、オーナーが独自でセレクトするアイテムやオリジナルブランド「niente」の商品がずらり。まるで雑貨屋さんに遊びに来ているような感覚になります。「niente」の商品は、廃棄されてしまう素材を用いて商品をつくるのだそうで、この時期には通勤や通学にもおすすめの革手袋や、ネックウォーマーなどが販売されていました。
他にも作家さんのギャラリー展示や、月ごとにイベントが開催されるなど、様々な取り組みをされているのだとか。
レンタサイクルは1日1,500円で貸し出し可能で、数時間からでもレンタルすることができました。このお値段なら気楽に借りることができてうれしい!
トーキョーバイクの自転車は軽さと小回りのよさ、そして何より見た目の可愛らしさがポイント。
こんな風に、どこかに立てかけるだけでも絵になる自転車。乗ってるだけでワクワクしてきました。
借りた自転車で町を走ってると、豪徳寺周辺にも、コーヒースタンドやうつわ屋さんなど暮らしをますます素敵にしてくれそうなお店をたくさん発見。おしゃれな雰囲気の美容院も多く、自分のお気に入りのお店を発掘してみたいなぁと思いながらも、経堂駅付近にもどりました。
経堂は、駅前の2つの商店街にチェーン店舗が多数あるほか、こだわりの小さな個人店も点在しています。
ずっと朝から移動しっぱなしだったので、こちらのカフェで休憩することにしました。
〒156-0052 東京都世田谷区経堂2-20-1
営業時間:12:00~21:00 ※ランチ12:00〜15:00
定休日:木曜日
アクセス:経堂駅から徒歩10分
周りは住宅街なのですが、思わず立ち止まってしまうほど外見が可愛い「アナモカフェ」。
店内の装飾も可愛らしく、カフェには欠かせない居心地の良い空間が広がります。早速、お店で人気だという「チーズケーキ」と「カフェオレ」を注文。スイーツと一緒に頼むと、ドリンクメニューは200円引きになるのだとか。(お酒は対象外)
やってきたチーズケーキを一口ぱくり! と食べてみると……なんとびっくり! アボカドの味がします! こちらのチーズケーキはアボカドをペーストし、生地に練り込んで焼き上げているのだそう。中にはくるみも入っており、食べごたえもバツグンです。
アボカドの味がしっかりとしているのですが、まどろっこしくなく、なんだかクセになってしまう味。いつもこれしか頼まないリピーターさんも多いのだとか。
平日は21時まで営業しているため、仕事終わりのお客さんが息抜きにやってきたり、地元の人たちで賑わうこともあるのだそう。
こんな素敵なカフェなら、「ぜひ常連になって通いたい!」と心がうずうずしちゃいました。
カフェでひと休みして外に出ると、辺りが少し暗くなっていました。 豪徳寺に自転車を返しに行き、経堂へもどってきた頃には、お腹が鳴ってしまうぐらいペコペコに。
夜ご飯を食べる場所を探していると、雰囲気の良いお店を発見。2019年12月にオープンしたばかりという「酒ワイン食堂 今日どう?」です。
〒156-0051 東京都世田谷区宮坂2-19-1
営業時間:月~金 17:00~24:00 / 土 15:00~24:00 / 日 15:00~23:00
定休日:不定休
アクセス:経堂駅から徒歩5分
もとはラーメン屋さんだった店内を改装しているため、カウンター席などもあり、ひとりでも入りやすい雰囲気が女子一人にはとってもうれしい!
お酒によく合うコース料理を注文。お店のおすすめの「ポテトサラダ」や「よだれどり」「豚の角煮」などのメニューが入って、なんと2,000円(税抜)! お酒もワインを中心にご飯と合うおすすめのものをスタッフさんが教えてくれるので、初めてという人でも安心して楽しめますね。
ソムリエ資格を持つスタッフさんのおかげで、ワインの質問や味の好みについても気軽に相談できるので、ワイン初心者の私でも「美味しい」と思えるワインを見つけることが出来ました!
料理もどれも素材の味が活きる味付けで、優しい味わいなので、女性ひとりでもぺろりと食べられますよ。お酒との相性も抜群なので、ぜひ、友達とのしっぽり飲み会や、仕事終わりに一杯飲みにきたい!なんて日にもおすすめです。
1日目にして、素敵な居酒屋に出会ってしまいました。こんな風にふらっと立ち寄れるお店が家の近くにあるだけでも、本当に日々の暮らしが豊かになるんですよね~。