1月14日、ついにWindows 7のサポートが終了した。今後は同OS向けにセキュリティ更新プログラムなどの提供が行われなくなり、そのまま使い続けるとさまざまな危険にさらされることになる。
それを避けるには、できるだけ早くWindows 10に移行することが大切。その際、PCは従来のままでOSのみアップグレードするのもひとつの手だが、これを機にPCを新しく買い換えるのもよい方法。Windows 7世代のPCに比べると最新のPCは性能が大きく向上しており、Windows 10になってから追加された多彩な機能を快適に活用することができるからだ。
Windows 7のサポートが終了したといっても、同OSを搭載したPCがすぐに使えなくなるわけではない。しかし、OSの不具合や脆弱性などの問題点を修正するセキュリティ更新プログラムの提供は基本的に受けられなくなる。
そのため、今後新しくWindows 7の不具合や脆弱性が発見されても問題点が修正されることはなく、それを悪用したマルウェアや不正アクセスの被害を受けやすくなる。
実際に2017年にはセキュリティ更新プログラムを適用していないPCやサポート終了済みのOSを搭載したPCがサイバー攻撃を受け、「WannaCry」と呼ばれるランサムウェア(マルウェアの一種)に感染するという深刻な被害が生じた。
その際、マイクロソフトはサポート終了済みの古いOSにもセキュリティ更新プログラムの臨時提供を行ったが、それはあくまでも例外的なもので今後も同様の措置がとられるという保証はない。個人ユーザーとしては、できるだけ早くWindows 10に移行することが最良の対策になる。
Windows 10に移行すると、マイクロソフトによるサポート以外にも、Windows 7にはないさまざまなメリットを受けることができる。
たとえば、定期的な無償アップデートの提供。従来は新バージョンのOSを購入しないと利用できなかったような新機能も無償で提供されるようになった。できるだけPCを長期に渡って使用したいという人には大きなメリットと言えるだろう。
また、複数のデスクトップを作成して切り替えながら作業できる「仮想デスクトップ」機能や、音声アシスタントの「Cortana」、スマホの通知センターのようにアプリやシステムからのお知らせを表示できる「アクションセンター」などの便利な機能も使用できるようになった。
このほかにも、OSの起動時間を短縮する「高速スタートアップ」、指紋認証や顔認証によるサインインを実現するセキュリティ機能「Windows Hello」などが搭載され、Windows 7に比べると利便性や信頼性が大幅にアップしている。
こうしたWindows 10のメリットを生かすには、今使っているPCのままOSのみアップグレードするよりも、新しいPCを購入した方が断然有利。Windows 7世代のPCに比べ、CPUやグラフィックスだけでなく、メモリや液晶ディスプレイ、ストレージなども進化しているため、日常的な作業でも体感できるほど快適になるからだ。
新しいPCを購入する場合は、できるだけ基本がしっかりとした製品を選ぶのがポイント。処理性能はもちろんのこと、画面の見やすさや、キーボードの打ちやすさ、データアクセスの速さ、搭載するインターフェイスなどにも気を配りたい。Windows 10は定期的なアップデートで機能強化を行なっていく方針のため、こうした基本がしっかりしたPCなら長期に渡って快適に使えるはず。
そこでオススメしたいのが、Dynabook社の「dynabook Gシリーズ」「dynabook T7」だ。
「dynabook G」シリーズは13.3型フルHDのIGZO液晶ディスプレイしており、高輝度で鮮やかな写真や映像を楽しめる。また、太陽光や蛍光灯の下でも映り込みが少ないノングレアを採用するとともに、 視野角が広いためどの角度からでも画面が見やすいという特徴を持つ。こうしたディスプレイへのこだわりにより、屋内・屋外問わず様々なシーンで美麗な映像体験が可能だ。
ボディ素材には軽量で剛性の高いマグネシウム合金を採用しており、厚み17.9mm、質量約779g(※)とスリムなボディを実現している。これだけコンパクトながら、有線LANコネクタ、USB Type-C、HDMI出力端子、microSDXC、USB 3.0コネクタ×2などインタフェースも充実。ビジネスシーンでも頼りになるはずだ。
※モデルにより質量は異なります。
キーボードへのこだわりもかなりのもので、ボディ全体の軽量化を実現しながら、打鍵感を損なうことないよう設計。キーピッチは19mm、キーストロークは1.5mmと余裕があり、タイピングしやすい設計になっている。またキートップの中央がほんの少し凹んだ形状になっており、指でキーをとらえやすいのも好印象だ。
もちろん、使い勝手だけでなく処理性能も高く、CPUには、最新の第10世代インテル Coreプロセッサーを搭載。冷却システムのシミュレーションを重ね効率的な排熱を実現することで、CPUのパフォーマンスを最大限活かす設計となっている。そのほか、先進の高速無線LAN規格「Wi-Fi 6」や、データ転送が高速なDDR4-2666メモリなども搭載。動画の編集や高精細写真の編集など、負荷の大きい作業もスムーズに行える。加えて、Windows 10の機能である生体認証機能「Windows Hello」にも対応。赤外線センサーと可視光センサーによる顔認証も可能だ。まさに、隙がない仕様となっている。
「dynabook T7」はIPS方式の15.6型フルHD液晶ディスプレイを搭載しており、斜めから見ても美しい映像や写真が楽しめる。加えて設計段階から液晶ディスプレイの特性に合わせて発色パラメータ値を調整する独自の色補正技術により、空や海、人肌なども自然な色合いで再現する。
厚み23.7mm、質量約2.4kgとホームノートとしては標準的なサイズながら光学ドライブを内蔵しており、別途周辺機器を用意しなくてもブルーレイなどを楽しめるのも便利。本体には名門オーディオブランドのオンキヨーと共同開発したステレオスピーカーとDTSのサウンドアプリを最適化した「Dynamic Wide Sound」システムを搭載する。スピーカーは2点で支える「多点駆動」と平面振動板を採用し、クリアで安定したサウンドを実現している。また、スピーカーグリルの設計にもこだわることで立体感のある音を創出するという。
「dynabook T7」はその堅牢性も見逃せない。設計段階から様々なシミュレーションなどを駆使し部品の形状や配置を最適化。徹底した品質テストを実施している。
dynabook Gシリーズ同様に、Windows Helloに対応しているほか、CPUには、最新の第10世代インテル Coreプロセッサーを搭載。さらに初心者や新OSに不慣れな人向けに「dynabook あんしんサポート」として各種サービスやアプリが用意されているのも評価できる部分。たとえば、やりたいことからアプリを探せる「おたすけナビ」などがあらかじめプリインストールされており、OSの移行にともなう疑問や戸惑いを解消することが可能だ。
まさにWindows 7から移行するにはぴったりのPCと言える。この機にPCの買い替えを考えている人には、ぜひ注目してほしい製品だ。
[PR]提供:Dynabook