2020年、早くも1カ月が経過。1年間を有意義なものにするために、旅行などの息抜きは欠かせない。特に長期連休では海外旅行に出かけるという人もいるだろう。海外を100%満喫するためには、やはり現地の人との交流をしたいところ。そこでネックになってくるのが語学だ。仕事で使うならともかく、たまの旅行でしか使わない言葉を学ぶには相当なモチベーションが必要だ。

実際のところ、旅行好きの語学習得率はどれくらいなのだろうか。マイナビニュース会員510人を対象に旅行と語学に関するアンケート調査を行ってみた。

海外旅行を楽しむために学びたい”アレ”

まずは海外旅行に行った経験の有無を確認。

  • 海外旅行に行ったことはありますか。(n=510)

その結果、約7割の人が海外旅行に行ったことがあると回答した。この約7割の人を対象に、現地語を学びたいと思うか聞くと……。

  • 海外旅行に行く前に現地語を学ぼうと思いますか。(n=436)

約4割の人が「そう思う」「やや思う」と回答。やはり海外旅行を楽しむためには、現地語を学んだ方がいいと思っている人が一定数いるようだ。だが、旅行前に実際に現地の言葉を学んだ人については……。

  • 海外旅行に行く前に現地語を学びましたか。(n=358)

「学んだ」と「やや学んだ」を合わせても5割に満たない結果となった。海外旅行に行くからといって、現地の言葉を学ぶ人は決して多くないのだ。学びたいとは思っていても、実際のハードルは高く気持ちと実情が追いついていない人が多いのだろう。

では、「学んだ」「やや学んだ」と回答した人は、実際に現地語を身につけることができたのだろうか。

  • 実際に現地語を身につけることができましたか。(n=358)

「そう思う(身につけられた)」と回答したのは約12%。「やや思う」を入れても4割という結果に。モチベーションを持って勉強したとしても、やはりそう簡単に身につけられるものではないのが語学の難しいところだ。

海外旅行で現地の人と交流したい、そしてもっと手軽に語学を勉強したい、そんな悩みを一気に解決してくれるプロダクトがある。

思いを形に変える「ポケトーク」

74言語に対応したAI通訳機「ポケトークW」である。

ポケトークWは“通訳機”という名前の通り、お互いに自国語のまま会話が可能になる双方向の音声翻訳機だ。55言語では音声とテキストに、19言語ではテキストに翻訳できる。(詳細はメーカーページの対応言語一覧を参照/2019年11月時点)

大きさはポケットに入れて持ち運べる手のひらサイズ。薄型で丸みを帯びたデザインは持ったときに手に馴染む形状となっている。

最大の特徴はやはりその翻訳性能。SIMが内蔵されており(Wi-Fi版もあり)、インターネットに接続することでAIによる高度かつすばやい翻訳処理が可能だ。かなりの長文でも問題なく翻訳することができ、精度も非常に高い。

内蔵されたSIMによるモバイル通信機能は、世界133の国と地域で設定不能で使うことができるので、海外旅行にそのまま持っていくだけで、現地の人と気軽に会話を 楽しむことができる。

もちろんスマホのような複雑な契約や通信料金も不要で、本体価格の19,800円(税別)で2年間使い放題だ。2年後はWi-Fiを使えばそのまま使い続けられる上に、1 年ごとに5,000円を追加することでモバイル通信も継続できる。

操作も簡単だ。USB-Cケーブルで充電したら、翻訳する言語を選択。ボタンを押しっぱなしにしてピコッと音が鳴ったら話しかけ、話し終わったら指を離す。高度な音声認識機能により、まず言語がテキスト化。その後瞬時に翻訳され、ポケトークが読み上げてくれる。

気になるバッテリーの持ち時間はフル充電で約7時間。実際には7時間ぶっ通しで会話することは少ないだろうから、一日は十分にもつだろう。

そして、ポケトークなら海外旅行に行く前に、ゲーム感覚で気軽に現地の言葉を学ぶこともできる。いつでも、どこでも、単語でも文章でも 「これどう言うんだろう?」がすぐわかるので、現地の挨拶やよく使うフレーズなどを旅行前に覚えるのに便利だ。

翻訳結果のテキストは履歴として保存され、タップすることで再生も可能なので、翻訳された文を繰り返し聞いて発音練習もできる。仕上げとしてその言語で発音して正しく認識されれば、現地でも問題なく通じるだろう。では、海外旅行や学習のために使うにも、どの程度の翻訳ができるのかは気になるところ。実際に試してみよう。

今回は、「日本語から英語、日本語から韓国語、日本語から中国語、日本語からフランス語という4つのパターンで検証を行った。どの言語にもポケトークはスムーズに対応。検証の中ではかなりの長文もぶつけてみたが、難なく翻訳することができた。これなら海外旅行や学習をはじめ、どんな場面でも大いに活躍してくれそうだ。

今回は静かな部屋での検証だが、ポケトークはノイズキャンセリング機能搭載のデュアルマイクと1.5Wのスピーカー2基を搭載しており、騒がしい場所でも快適に会話することができる。マイクの性能が良いから、音声を認識させるのに顔に近づける必要はない。

その他にも、ポケトークは自分自身の使い方に合わせた柔軟なカスタマイズが可能となっている。音量や画面の明るさを調整したり、文字の大きさも4段階から選択できる。

また、Bluetoothイヤホンやスピーカーと接続することで、ポケトークの音声を外に漏らさないように使用することも可能。傍からは、違う言語同士でスムーズにコミュニケーションしている不思議な光景に見えることだろう。

ちなみにアンケート調査では「翻訳機があれば使ってみたいですか」という質問に、約9割が「そう思う」「やや思う」と答えている。

  • 翻訳機があれば使ってみたいですか。(n=436)

海外旅行中の強い味方として、そして気軽な学習ツールとして、まだ手にしたことがない人はぜひ一度、翻訳機を利用してみてはいかがだろうか。

あなただけの、特別なポケトークを

以上のように、海外旅行だけでなく学習でも使える「ポケトークW」だが、「カスタマイズ・サービス」というユニークなサービスも展開している。全6色からなる本体カラーを選択し、好みの文字やイラストをプリントできるというもの。

自分用としてはもちろん、家族や友人へのプレゼント向けにも最適。購入を検討している人は、ぜひ利用してみてほしい。

  • 選択できるイラストの一部

カメラ翻訳が搭載、最新版「ポケトークS」

12月6日(金)に、名刺サイズになった最新版の「ポケトークS」(29,800円・税別)が発売された。新たに「カメラ翻訳機能」や「会話レッスン機能」などが搭載された多機能モデルだ。

海外旅行中はレストランのメニューや看板の表示が読めずに困ったことがある人も多いだろう。「ポケトークS」なら、搭載されているカメラで文字を撮影すると、何語か分からなくても55の言語を自動で認識して翻訳してくれる。英語併記など複数の言語が一緒に表示されていても、それぞれの言語として認識し、翻訳できる優れものだ。

また、ポケトークを学習に使う人のために、英会話の練習機能が搭載された。相手の質問に英語で答えると、AIが内容にあった答えを返してくれるというものだ。旅行を中心にした6つのシーンで、36レッスンが収録されているので、旅行前にリアルな会話練習が可能だ。今後は、中国語やスペイン語、フランス語、日本語、韓国語などの言語にも対応されていく予定だ。

その他にも「ポケトークS」には、現地の単位を換算できる機能や現地の時間を自動表示してくれる機能などが加わりより便利になった。

ここまで紹介してきた多機能モデルの「ポケトークS」か、低価格で翻訳性能は新型と同じの「ポケトークW」か、どちらもさまざまシーンで活用できることは間違いないが、ぜひ自分の好みや用途によって選んでみてほしい。

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