1989年に世界初のノートPC「DynaBook J-3100 SS001」が発売されてから今年で30年。常に先駆的な製品を提供してきた「dynabook」の歴史は、そのままノートPCの歴史と言っても過言ではない。現在も意欲的な新モデルを続々と投入し、ノートPC市場を牽引し続けている。

そんな「dynabook」の最新ラインナップは、正統派のノートPC「Tシリーズ(16.1型/15.6型)」、大画面で薄型・軽量を実現したハイスペックモダンPC「Zシリーズ(15.6型)」、カジュアルな装いが魅力的な薄型軽量モダンPC「Sシリーズ(13.3型)」、ディスプレイが360°回転する2 in 1 PC「Vシリーズ(12.5型)」、900g以下の軽量ボディながら堅牢性に優れた「Gシリーズ(13.3型)」など、ユーザーの好みや用途に合わせて選べる多彩なモデルが展開されている。これら豊富な製品群なら、自分にぴったりの1台を見つけることも難しくはないだろう。

ここでは、「dynabook」のラインナップの中でも特に注目したいおすすめモデルをピックアップして紹介していこう。

美しい大画面で写真も動画も楽しみたい!「dynabook T9/T8」

性能の高さはもちろんだが、画面の見やすさ、美しさも重視したい──。

そんな人におすすめなのが「dynabook T」シリーズの中でもプレミアムスタンダードに位置づけされるT9/T8モデル。15.6型ノートPCと変わらない大きさの筐体にひとまわり大きな16.1型液晶ディスプレイを搭載しており、細かい文字や写真・映像のディテールを確認しやすいのが特長だ。

液晶は高輝度・高色純度・広視野角のIPS方式のパネルを採用しており、正面からはもちろん、斜めから見ても美しい表示を実現している。しかもパネル表面は非光沢処理が施されているため照明下でも映り込みが少なく見やすい。また設計段階から液晶の特性に合わせた色補正が行われているため、人物の肌などが自然な色合いで表示されるのもポイント。

映像だけでなくサウンドにもこだわりが見られ、本体にはオンキヨーとの共同開発による高音質ステレオスピーカーに高音質アプリ「DTS Audio Processing」が加わったサウンドシステム「Dynamic Wide Sound」を搭載。コンテンツの種類に合わせて最適化した音を臨場感たっぷりに味わうことができる。動画配信サービスや旅先で撮影した映像を楽しむにはピッタリの製品だ。

  • ユーザー側に傾いたスピーカーグリル。グリル孔の形状など工夫されており臨場感あるサラウンド体験を実現

基本性能も充実しており、CPUにはスタンダードノートPC上位モデルに搭載されることの多いインテルCore i7-8565Uプロセッサーを採用。ストレージには高速なSSDと大容量な1TB HDDの両方を搭載している。また、標準でブルーレイディスクドライブを内蔵しているため、市販のBDやDVD作品を手軽に美しい大画面で楽しめるのも魅力的だ。

  • ブルーレイディスクドライブも搭載

このほか、Windows Hello対応の顔認証センサーも装備しており、ディスプレイ上部のカメラに顔を向けるだけでログインできるなど、使い勝手も上々。使いやすく性能に妥協のないノートPCを探している人には、まさにうってつけの製品だ。

  • 赤外線による顔認証「Windows Hello」

モダンPCをお探しのあなたに
外出先でもハイスペックなPCでガッツリ作業したい!「dynabook Z8/Z7」

一般的に、ノートPCの持ち運びやすさと使いやすさは両立しにくい関係にある。本体を小型軽量化すれば画面は小さくなるし、キーボードは窮屈になる。

そんな相反する要素を技術力で解決してしまったのが、ハイスペックモダンPC「dynabook Z」シリーズだ。一般的なホームノートと同じ15.6型の大画面液晶ディスプレイを搭載しながら、厚み約17.6mm、重量約1,399gという驚きの薄型軽量ボディを実現している。外出先でも性能や作業しやすさは妥協したくないという人にぴったりの1台だ。 ※オニキスブルーモデルのみ。パールホワイトモデルは約1,409g。

  • 薄型軽量ボディで持ち運びもラクラク

ディスプレイは色再現性が高く視野角も広いシャープ製のIGZO液晶を採用しており、単に大きいだけではなく表示品質が高いのもポイント。基本性能も高く、第8世代のインテルCoreプロセッサーや、有線のギガビットイーサーネット並みの伝送速度を実現した次世代無線LAN規格Wi-Fi 6、高速データ転送が可能なThunderbolt 3対応USB Type-Cコネクタなども搭載。最新のネット環境や高速ストレージなどを使ってサクサク作業することもできる。

薄型軽量だからといって堅牢性を犠牲にしていないのも評価できるところ。厳格な試験で知られるドイツの第三者認証機関「TUV」により確認された防滴テストや面加圧テスト、落下テストやアメリカ国防総省制定の「MIL規格」に準拠したテストもクリアし、日常的に安心して持ち歩ける強度を実現している。バッテリーも約19時間駆動と十分すぎるほど。

  • 様々な検証実験により堅牢性を実現している(※写真はイメージであり、映っているPCはdynabook Z8/Z7ではございません)

自宅で使っているメインマシン環境をそのまま外出先に持ち出したいと考えている人には最有力候補になり得る製品と言えそうだ。

気軽に持ち歩けるおしゃれなノートPCがほしい! 「dynabook S6/S3」

毎日持ち歩くノートPCはサイズだけじゃなく見た目にもこだわりたい!

そんな人におすすめなのがカジュアルモダンPC「dynabook S」シリーズだ。13.3型液晶ディスプレイを搭載しながら幅約316.0×奥行き約227.0mm×薄さ約19.9mm、軽さ約1.119kgという小型軽量ボディを実現しているだけでなく、シンプルで洗練されたフォルムとボディカラーを採用しているのが大きな特長。カラーバリエーションはモデナレッドとデニムブルーという個性的な2色が用意されている。

カジュアルな外観ではあるが性能に妥協がないのもポイントで、ディスプレイには色再現性に優れるIGZO液晶が、ストレージには高速なSSDが採用されている。上位モデルの「dynabook S6」にはインテル第8世代Core i5-8250Uプロセッサーも搭載されており、文書作成や写真編集などの作業もサクサク行うことが可能だ。

  • 映り込みが少なく美麗なノングレアIGZO液晶を搭載

さらに、アメリカ国防総省制定の「MIL規格」に準拠した品質試験をクリアしており、ボディの剛性の高さも折り紙付き。指紋認証センサーなどセキュリティ機能も搭載されているので、気軽に外に持ち出して使用することができる。日常のさまざまなシーンでアクティブに使いたい! という人には、最高のパートナーになってくれるはずだ。

ノートPCとしてもタブレットとしても使いたい!「dynabook V8/V7/V6」

ふだんはノートPCとして使いたいけれど、ときどきはタブレットとしても使ってみたい!そんな欲張りな人におすすめなのが、360°回転する2軸ヒンジを採用したコンバーチブルタイプの2 in 1 PC「dynabook V」シリーズだ。軽さと強さを両立するためボディにはマグネシウム合金を採用し、12.5型タッチ対応液晶ディスプレイを搭載しながら約1,059gという軽さを実現。どこにでも気軽に持ち運んで使用できるのが大きな魅力になっている。

外出先でも電池持ちを気にせず使えるよう長時間バッテリーが採用されているのも特長で、フル充電時に約15時間(V6の場合。V7/V8は約14.5時間)もの駆動が可能になっている。さらに、わずか30分の充電で約6時間(V6の場合。V7/V8は5.5時間)バッテリーが持つ「お急ぎ30分チャージ」機能も搭載する。 さらに「dynabook V」シリーズには、アクティブ静電結合方式のアクティブ静電ペンが付属する。2048段階の筆圧を検知し、様々な太さの文字や線を書くことができるほか、ディスプレイには適度な抵抗感を生むフィルムを採用。「筆圧追随性」「筆圧応答」「視差」「ペンの滑らかさ(適度な抵抗感)」など、手書きの書き心地が徹底追求されている。要するにペンタブレットとしても使えるのだ。

  • 360度回転するヒンジによりタブレットライクな使い方も可能

利用シーンに合わせていろんな使い方をしてみたい! という人には心強いツールになってくれるに違いない。

肌身離さずいつでもどこへでもノートPCを持ち歩きたい! 「dynabook G8/G7/G6/G5」

とにかく常にノートPCを持ち歩いていたい! という人におすすめなのが、「dynabook G」シリーズ。13.3型液晶ディスプレイを搭載しながら、薄さ約17.9mm、軽さ779~859g(モデル、カラーにより異なります)を実現しているのが最大の特長だ。

これだけ薄く軽いのにボディが頑強なのも魅力のひとつ。筐体にマグネシウム合金を使用することで剛性を高め、26方向からの76cm落下テストなどの過酷な品質試験もクリアしており、安心して持ち歩くことができる。バッテリーは約19時間(G8/G7の場合。G6/G5は約9.5時間)の長時間駆動が可能で、急速充電「お急ぎ30分チャージ」にも対応。 基本性能も高く、CPUにはインテル第8世代Coreプロセッサーを、ディスプレイには色再現性の高さで知られるシャープ製IGZO液晶パネルを搭載。インターフェイスはUSB Type-Cに加え、USB 3.0×2や有線LAN、HDMI、microSDXCスロットなどを装備するという充実ぶり。

  • 充実のインタフェースはビジネスでもプライベートでも安心

このほか、Windows Hello対応の赤外線顔認証センサーや高音質なオンキヨー製ステレオスピーカーなども搭載しており、ビジネスからプライベートまで幅広いシーンで活用することができる。まさに究極のモダンPCともいえる逸品。ノートPCを持ち歩く機会が多い人には、ぜひ注目してもらいたい機種だ。

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各社から発売されているノートPCの中でも個性が光るDyanbook社の「dynabook」シリーズ。ぜひ、自分のこだわりポイントに合った1台をその豊富なラインナップの中から見つけてみてほしい。

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