業務を円滑に進めるには、企画書や報告書、提案書など、さまざまな資料の作成が必要になる。その際に欠かせないのがプリンターだ。とくに普通紙にも高品位な印字ができるLED/レーザープリンターは、日々の業務になくてはならないマストアイテムといえるだろう。

それだけに頭を悩ませるのが「プリンター選び」。見やすく説得力のある資料をつくるには、印字品位の高さはもちろんだが、柔軟な用紙対応力や印刷機能の高さも重要になる。消耗品やメンテナンスにかかるコストもばかにできない。設置する場所によっては本体サイズも考慮する必要があるだろう。

そういったビジネスパーソンがプリンターに求めるポイントを、高いレベルでクリアしているのがOKIデータの最新カラーLEDプリンター「COREFIDO (コアフィード) C835dnw」だ。いったいどんなプリンターなのだろうか? 実際にマイナビニュース デジタル編集部に導入して、その実力の程をチェックしてみることにした。

  • OKIデータの最新カラーLEDプリンター「COREFIDO C835dnw」

編集部のプリント環境を改善せよ!

プリンターに限らず、製品を選ぶ際に真っ先に注目しがちなのが本体価格などのイニシャルコスト(初期費用)だ。しかしプリンターのように使用頻度が高く長期にわたって利用する製品の場合は消耗品や保守費用などのランニングコストも重要になる。本体価格がいくら安くても、使用状況によっては別の製品を選んだほうがトータルコストを抑えられるということは珍しいことではない。

マイナビニュース デジタル編集部が抱えている課題も、まさにその部分。マイナビニュース デジタル編集部 林利明編集長によれば「日常的に大量の文書をプリントするため、トナーの消費量が多いだけでなく、プリンターにかかる負荷もかなり高いんですね。そのため紙詰まりなどのトラブルが起きやすく、メンテナンスの手間や費用が当初の予想以上にかかってしまっています」とのこと。

  • 編集部の様子。「普段は机周りをもう少しきれいに片付けています!」とのこと

もうひとつ大きな課題なのが、プリンターのサイズと用紙対応力だという。

「オフィスに置くプリンターの場合、存在感を意識させないサイズやデザインであることも重要だと考えています。しかし、A3対応のプリンターは一般的に本体サイズが大きく、人の出入りや機材の搬入・搬出が多い編集部にはちょっと置きづらいんですね。業務ではA4サイズにプリントすることがほとんどですが、A3用紙にプリントしたいこともときどきあります。これまではA4対応プリンターを使ってきましたが、より大きなサイズにも対応したプリンターが置けるのなら置きたいというのが正直なところなんです」(林)

  • 編集部に「COREFIDO C835dnw」を設置したところ。A3対応にもかかわらずコンパクトで編集部に溶け込み、よい意味で存在感を意識させない

A3対応なのにコンパクト、しかも高耐久!

そんな編集部のプリント環境を変えるべくやってきたのがOKIデータの最新プリンター「COREFIDO C835dnw」だ。

「COREFIDO C835dnw」はA3対応のカラーLED/レーザープリンターとしては世界最小(※)の設置面積を誇る製品。本体サイズは幅449×奥行き552×高さ360mmとコンパクトで、サイドデスクなどの上に置くこともできる。背面に出っ張りがなくフラットなので、壁際でも置きやすいのも特長だ。

※A3カラーLED/レーザープリンターの設置面積(A3使用時)において。2019年7月現在。OKIデータ調べ(同社製品除く)

  • 「COREFIDO C835dnw」の筐体。A3機として世界最小(OKIデータ調べ)

これだけ本体サイズを小さくできたのは、印刷用の光源にLED方式を採用しているのが大きい。なぜならレーザー方式に比べて内部構造がシンプルなぶん小型化しやすいからだ。また、構造がシンプルだと紙詰まりなどのトラブルも起きにくい。さらにOKIデータではギアなどのパーツの品質にもこだわっており、装置寿命7年/100万ページの高耐久性を実現している。

  • 「COREFIDO C835dnw」の筐体内部。トナーやドラムなどのパーツを簡単に脱着することができる

  • メンテナンス品も取り外したところ。内部構造がシンプルなのでメンテナンスも容易だ

  • トナーカートリッジとイメージドラムを取り外したところ。交換も簡単

  • 定着器ユニットとベルトユニットを取り外したところ。このようなメンテナンス品も簡単に脱着できる

用紙対応力も高く、標準の給紙トレイでA3サイズまでセット可能。さらにマルチパーパストレイと呼ばれる手差しトレイを使えば、最大1,321×297mmの長尺や、最小55mm幅の用紙、厚紙、耐水紙、短冊のしなどへの印刷も可能(※)だ。

※特殊用紙印刷方法及び使用前の注意事項についてはOKIデータホームページでご案内しております。

  • 標準の給紙トレイ。A3までの用紙サイズに対応している

  • マルチパーパストレイを開けたところ

  • 後方排紙トレイを開いたところ。用紙がまっすぐ排紙されるため、厚紙や特殊用紙などを印刷する際に便利

  • 最大1321mm、最小55mmまで印刷できるので、ポスターやのし、薬袋など様々な用途で利用可能。用紙対応力の高さも嬉しいポイント

LED方式はレーザー方式に比べると高精細な表現に強く、漢字のルビや図版のキャプションなどの小さい文字や細い線などを歪みなく鮮明に再現できるのもポイント。しかも印刷スピードも高速で、カラー、モノクロとも毎分36ページの連続印刷が可能。さらに電源投入後20秒以内、休止状態からは約9.9秒で印刷可能状態になるなど、待ち時間が少ないのもメリットだ。

このほか、近距離無線通信規格のNFCを搭載しておりスマホをかざすだけで専用アプリと連動できたり、有線LANと無線LANの同時使用が可能だったりと、便利な機能が満載されている。さらに、メニュー選択に合わせて操作できる部分だけが光る静電タッチパネルなど、細かい配慮で使い勝手を向上させる工夫も随所に施されている。

  • 近距離無線通信規格のNFCを搭載。マーク部分にスマホをかざすことで、専用アプリで印刷したり、トラブル対処法を検索したりできる

  • 操作パネル部分。操作に無関係なボタンやキーはランプが点灯しないようになっており、直感的にわかりやすい

文書作りが効率的で楽しくなった!編集部員の評判は上々!

そんな「COREFIDO C835dnw」を導入したことで、編集部の業務はどのように変わったのだろうか。

林編集長によれば「従来のA4プリンターに併置する形で使用しましたが、初校の確認や資料作成が思った以上に捗りました」とのこと。

「特に初校を印刷するとき実感しますね。縦に長いWebページを確認する際、A4に全体を印刷すると縮小されて見づらくなってしまいます。そのため全体を1枚に印刷したあとに、『やっぱり見づらいから複数枚に分割して印刷しよう』となることも。A3なら全体を1枚に印刷する場合でも、記事やバナー広告が見やすい大きさに印刷されますからムダがないですよね。編集部員によっては、一覧性が上がるからとExcelの表をA3に印刷している人もいました。資料が見やすくなると仕事の効率も上がりますから」(林)

A3が印刷できるだけでなく「本体サイズがコンパクトなのも大きなポイント」だという。「もう1台プリンターを増やしたいけれど、どうせならこれまでと同じA4ではなくA3プリンターがほしいと思っていました。しかし設置面積の都合もあり、なかなか導入に踏み切れませんでした。COREFIDO C835dnwは、手狭な編集部にも無理なく設置できるサイズなのが嬉しいですよね」(林)

  • マイナビニュース デジタル編集部の林利明編集長

実際に「COREFIDO C835dnw」を導入してプリンターが増えたことで、1台あたりにかかる負担が減ったのも大きなメリットだったそうだ。

「これまでは複数のグループで1台のプリンターを共用していたので印刷時に他の人の出力を待つこともあったのですが、そういった無駄な時間が減りました。COREFIDO C835dnwは印刷速度も速いですから、ページ数が多い資料を出力する場合でも後がつかえることが少ないのは助かります。なによりグループごとに1台プリンターがあると、物理的な距離も縮まり出力した印刷物を取りに行きやすくなるのがうれしいですね。編集部員の動きも心なしかスムーズになった気がします」(林)

オフィス用のプリンターは印刷時間だけでなく、ウォームアップ時間(電源オフ状態やパワーセーブ状態から印刷可能な状態になるまでの時間)も重要だが、そのスピードも速く感じたという。

「業務中は基本、電源を入れたままで運用していますが、しばらく出力がないとパワーセーブ状態に移行します。COREFIDO C835dnwはその状態からの復帰にかかる時間が約9.9秒と高速なので、印刷したあとすぐに出力物を取りにいってもあまり待たないで済むんです。急いでいるときはこういった待ち時間がストレスに感じることもあるので、短ければ短いほどありがたいんですよ」(林)

「COREFIDO C835dnw」は速度が速いだけでなく、用紙対応力が高いのも特長のひとつだが、その恩恵を感じる機会も多かったそうだ。

A3やA4だけでなく、B4やA5などのさまざまな用紙サイズに印刷できるので、イレギュラーな業務にも柔軟に対応できるんです。手差しトレイを使えばハガキや封筒、厚手の紙、長尺などにも印刷できますから、編集部内の行事やイベントのツールづくりなどにも役立ちそうですね」(林)

  • 給紙トレイ前面の用紙サイズダイヤルをトレイに入れた用紙サイズと向きに合わせるとプリンターで認識することができる

細かいところでは、給紙トレイの前面にセットしている用紙のサイズや向き、おおよその用紙残量を表示できる点も便利に感じたとのこと。

  • 電源ボタンは本体前面左下に搭載されている。その右横の給紙トレイにあるインジケーターで、おおよその用紙残量が把握できる

「ほかにも、トナーカートリッジやドラムなどをすべて前面から交換できるのも便利ですね。最近のプリンターでは珍しいことではないのですが、こういった基本的な使い勝手をしっかり押さえている部分にも好感を持ちました。給排紙部分もシンプルな構造で紙が詰まりにくくなっていますし、万一詰まっても簡単に取り除けそうなのがうれしいですね。幸い、今のところそういったトラブルには遭遇していませんが(笑)」(林)

  • 給紙やトナーカートリッジの交換などは、すべて前面から行うことができる

実際に「COREFIDO C835dnw」を使用した編集部員の間でも評判は上々だという。

「普通に印刷するだけで、速くきれいに正確な色で出力されますから、業務の効率化にはかなり寄与しているのではないでしょうか。使える用紙の幅が広がった点に大きな魅力に感じている人も少なくないようです。耐水紙を使えば給湯室などに貼る注意書きなども手軽に丈夫なものが作れますから、社内環境の改善にも役立ちそう。さっそくいろいろ試している編集部員もいるようなので楽しみにしたいですね(笑)」(林)

  • 「もう手放せない……」と林編集長

7年間無償保証でトータルコストを削減

業務の効率化に大きく役立つ「COREFIDO C835dnw」だが、購入を検討する際に気になるのがイニシャルコストやランニングコストだ。あまり高額だと導入をためらってしまう人も少なくないはず。しかし「COREFIDO C835dnw」はその点も抜かりがない。

  • メンテナンス品の定着器ユニットも簡単に取り外すことができる

オフィスプリンターの購入時、プリンター本体や消耗品の価格は意識するが、修理やメンテナンスなどの保守コストを忘れがちではないだろうか。いざという時のことを考え保守契約を結ぶとしても一般的なオフィスプリンターの場合、長期契約は有償であり、部品代が別途かかるケースも多いのだ。

一方、「COREFIDO C835dnw」などの「COREFIDO EX」モデルは購入時に保守契約を結ばなくても「7年間無償保証」と「メンテナンス品7年間無償提供」サービスが適用される(※)。そのため、購入後7年間は本体費用と消耗品費用だけで済んでしまう。

※ご購入から起算して7年以内に発生した故障について、当社保証規定に基づいて無償で修理するサービスです。本サービスをご利用いただくには、お客様登録後に発行される「保証書」が必要となります。詳しくはOKIデータホームページでご案内しております。

「COREFIDO EX」と同じ条件のサービスを受けようとすると、一般的なプリンターの場合は7年間で保守費用が約30万円も必要になる。そのため、トータルコストを考えると「COREFIDO C835dnw」は非常にリーズナブルだと言えるのだ。

「COREFIDO C835dnw」はビジネスパーソンの力強い味方

A3対応モデルとしてはコンパクトな筐体に豊富な印刷機能を備え、7年間の無償保証やメンテナンス品無償提供などのサービスも受けられる「COREFIDO C835dnw」。その製品の完成度やサービス内容を考えるとコストパフォーマンスの高さに改めて驚くが、それもLEDプリンターの先駆者でありプリンターメーカーとして長い実績を持つOKIデータだからこそ実現できたことだろう。企業のオフィスから個人事業主まで、業務の効率化やプリント環境の改善を望むビジネスパーソンすべての力強い味方になってくれるはずだ。

  • A3対応のLEDプリンター「COREFIDO C835dnw」。コンパクトながら用紙対応力が高く、幅広い用途に活用することが可能だ

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