「家族で過ごす時間」は時代とともに変化しているらしい
家で家族とどうやって過ごすか。当たり前のようで難しい議題だ。大切にしたいと思っていても、それができず悩んでいる人は多い。
このような大きなテーマに対して、幼い息子2人を育てるフォトグラファーの永山昌克(筆者)が、実体験やアンケート調査結果を交えながら考察してみようと思う。
リビングで過ごす家族のあり方とは?
筆者としては、自分のことを子煩悩で家族思いのいわゆるイクメン……と思っていたのだが、どうやら違ったらしい。 妻いわく、家でいつも筆者は1人でパソコンに向かって仕事をし、子どもたちはほったらかし……。 休日に撮った子どもの写真は、撮影後まったく見せてくれない……。 そんな筆者に不満が溜まっていたようだ。ああ、耳が痛い。そして自分の勘違いが恥ずかしい……。
家族と同居している人1,000名を対象に、「普段の生活において、家族と一緒に過ごす時間を大切にしたいと思いますか」というアンケート調査を実施したところ、質問に対して、全体の約9割が、『家族との時間を大切にしたいと思っている』という結果が出た。もちろん筆者もそのひとりだ。
しかし、「家族とリビングで過ごす際に、それぞれが別々のデジタル機器(スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機、パソコン、TV等)を利用していることはあるか」という質問に対しては、「日常的によくある」が33%で「ときどきある」が50%。「ほとんどない」と「まったくない」はわずか17%である。
一緒に過ごす時間を大切にしたいものの、同じ空間で別々の作業をしている人が多いらしい。一体なぜだろうか。
別々のことをしているのにリビングに集まる理由としては、『一人でいるより家族の誰かと一緒のほうが、安らぐ、落ち着くから』という思いが当てはまる人が多く、全体の約73%がそう答えた。
妻の理想は、家族4人で一緒に楽しむこと
筆者の家族も同じように考えている。仕事をする筆者に、テレビを観る妻、そしてゲームをする子ども達が同じリビングにいる。別々のことをしていても、同じ空間にいるというだけでなんとなく落ち着くものだ。
しかし、妻の理想はどうやらもっと高いらしい。
話を聞くと、彼女としては子ども達と“一緒に”なにか楽しんだり、コミュニケーションを取れる時間が欲しいとのことだった。
実際、色々な家族のエピソードとしても、
※VOD(ビデオオンデマンド)様々な映像コンテンツを視聴することができるサービス
「お互いに共通の趣味を持つと話のレパートリーも広がるので、もっと共有をしたいと思っている」(30歳男性)
といった意見もあるそうだ。彼女としても同じ思いなのだろう。もちろん筆者だって、家族みんなで楽しめる時間が増えたら嬉しいに決まってる。
さらに、そんな理想を叶えるべく、妻はこんな提案をしてきた。
「うちのリビングにパソコンが欲しい!!」
えっ、パソコン!? リビングに!? タブレットがあるじゃないか。この間買ったばかりだよ。息子2人は幼いし、まだ必要ないだろう。それに、古いデスクトップもあるじゃないか。
妻がパソコンを欲しがった理由は、「リビングにパソコンがあれば、撮った写真を分かち合ったり、動画やサイト、ゲームを子どもたちと“一緒に”楽しめるような機会が増えるかも」ということだった。
タブレットでは小さすぎるし、デスクトップでは大きすぎる。だから、大画面のノートパソコンが欲しい。それに、来年から小学校でもプログラミング教育が必修化されるので、子どもたちが早めにパソコンに慣れるのは悪いことではない、とたたみ掛けてくる。いつものことだが口では勝てない。
つまり妻は、「家族が一緒に楽しむ」「別々のことをしていたとしても、コミュニケーションを取れる方法」を真剣に考えた結果、リビングにパソコンが欲しいというのだ。
密かに目論んでいた新しい交換レンズの購入とカメラの買い替えは先延ばしにして、ここはリビング用にパソコンを買うしかないか……。家族のことを前向きに考えたうえでの決断だ。決して妻を恐れたのではない、と付け加えておこう。
家族みんなで使うパソコンに必要な条件は?
では、そういったパソコンとして最適なのは、どんな製品だろうか。
家族4人で使うことを考えれば、まずディスプレイとスピーカーにはこだわりたい。本体はなるべくコンパクトでありながら「大画面かつ広視野角」な「ノートパソコン」がおすすめ。リビングだけでなく宅内全体でも場所を選ばず、利用できるメリットがあるからだ。
具体的には17型以上のディスプレイ搭載だと、より望ましい。スピーカーについては、映画や動画、ゲームなどが気持ちよく楽しめるように「音質のいいスピーカーを搭載」していることが前提となる。
さらに個人的には、家族用のスナップ写真もすべて高画素のデジカメで撮影しているので、その重いデータをサクサクと扱うには「CPUは最新のもの」であり「ストレージはPCIe接続のSSD」であることが欠かせない。また、光学ドライブの搭載や接続端子の充実も大切だ。
妻からは「生活空間に置いても似合うような、明るくスタイリッシュなデザイン」かつ「入力しやすいキーボード」といったリクエストがあった。
これらの条件をすべて満たす贅沢な家庭用パソコンなんてあるのだろうか。夫婦揃って欲張りすぎではないだろうか……。そんな懸念もあったけれども、道具には絶対に妥協しないというのが、普段から私の信念だ。マイナビニュース編集者のアドバイスも受けつつ、ついに見つけました!! 私にとっても、我が家にとっても「理想」のノートパソコンを。富士通FMVが誇るA4ノート型モデルの最新作 LIFEBOOK NHシリーズである。
さっそく我が家に届いた富士通FMV「LIFEBOOK NH90/D2」
美しい大画面ディスプレイに子どもたちは大興奮
本体サイズは398.8×265×26.9mmで、質量は約2.9kg。従来の15.6型ワイド液晶のモデルとほぼ変わらない筐体サイズながら、大迫力の17.3型の大画面液晶を搭載。左右約7.7mm幅のすっきりとした狭額縁タイプなのもうれしい。
オンキヨーと共同開発したスピーカーを装備。Diracが提供する音響補正技術によって、臨場感あふれるサウンドを満喫できる。まるで映画館やコンサート会場に来たような感覚だ。
パソコンの画面をディスプレイとして使用できるHDMI入力端子を搭載。家庭用ゲーム機やスマホ、デジタルカメラなどとHDMIケーブルで接続すれば17.3型の大画面で写真や動画、ゲームが楽しめる。
しっかり打ち込めるキーストロークや指の力にあわせてキーの重さを調整するなど、打ち心地を徹底的に追求したキーボードを搭載。ブラウジングやメール、SNSなどちょっとした文字を入力する人ももちろん、筆者のように長文を入力する機会の多い人にとっても疲労感が少なく、楽に文字を打ち込めるはずだ。
本体には上質なアルミボディを採用。キートップはボディーと同色にコーディネートされ、キー側面の透明なアクセントが輝く、美しいプリズムクリアキーは魅力のひとつだ。実際の打鍵感だけでなく、スタイリッシュな見た目も好印象。 ボディーに施されているダイヤモンドカットも、生活空間をスタイリッシュに引き立ててくれる。
さらにCPUには、第9世代インテル® Core™ i7 プロセッサーを搭載。高画質な動画の編集はもちろん、ブラウジングをしながらのOfficeソフトの操作など、マルチタスクも快適だ。
子どもたちを夢中にさせる大画面と高音質
そんなこだわり満載のNH90/D2を使ってみて、予想以上に画面が美しく、自分で撮った写真や動画が非常に魅力的だと率直に感じた。まるで自分の撮影の腕が上がったと錯覚してしまうくらいだ。美しいディスプレイだけでなく、前述した音質にも驚かされた。アクション映画やクラシック音楽などをNH90/D2で再生すれば、きっとさらなる音楽体験ができるだろう。
それに、何よりうれしかったのは2人の息子が夢中になっていること。彼らはこれまでもタブレットで動画を見たりしていたが、どの角度からも見やすく、高画質なフルHD液晶のおかげで、PCを取り合うことなく2人一緒に楽しめるようになった。加えて高音質であることも、2人を没入させるきっかけになっている。 妻も画面が大きくてもコンパクトなNH90/D2に満足している。
しかも兄のほうはあっという間にキーボードの使い方をマスターし、簡単な文字入力もできるようになった。弟のほうは、AIアシスタント「いつもアシスト ふくまろ」を利用して、好きなYoutube動画を呼び出している。この適応力の高さ。ひょっとして、こいつら天才かもしれない。
一方で私は、子どもたちがパソコンに夢中になっている表情を撮る、という楽しみが増えた。新しいレンズやカメラを買うのではなく、新しいノートパソコンを買ったことで、撮影シーンが広がったというわけだ。休日に家族スナップを撮ったら、その日のうちに NH90/D2にデータ転送し、その写真をスライドショー再生して思い出を振り返るといった活用もできる。
妻は妻で、料理のレシピやインテリア情報のサイトをチェックしたり、私が撮った家族スナップをまとめてフォトブックに仕上げたりしている。それになにより、妻が願っていた「子どもたちと写真や動画、ゲームを“一緒に”楽しみたい」という要望が叶えられた。また、リクエストにあった「生活空間に置いても似合うような、明るくスタイリッシュなデザイン」かつ「入力しやすいキーボード」にもマッチしている。
そんな家族の姿を見て、ホッとしたというのが正直な気持ちだ。NH90/D2を選んで本当によかったと思う。NH90/D2をきっかけにした家族間の会話は明らかに増えた。
これが「イクメンだと思っていた自分」から、本当のイクメンに変わっていけるきっかけになったように感じている。
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家の中で、家族とどう過ごしていいか分からない。「同じ空間にいるだけでなく一緒になにかをしたい」、「もっと同じ時間を共有したい」といった理想を持つ家族には、FMV LIFEBOOK NHシリーズ を積極的におすすめしたい。なぜなら、家族と時間を共有したいという想いを、自然と叶える力を秘めているからだ。「家族の過ごし方」を一変させる、コミュニケーションツールとしてのポテンシャルを持った中身の濃いパソコンである。
一人の時間も大切にしたい人には……
とはいえ、各々の部屋に持っていって作業をしたい場合もあるだろう。家族にだってプライベートは必要だ。そんな人におすすめなのが、FMV「LIFEBOOK MH75/D2」だ。
13.3型の2in1コンバーチブルノートPCで、モビリティに優れるのが特長だ。ディスプレイを折り返すことでタブレットとして利用できるのも嬉しいポイントだろう。さらに連続駆動時間も約13.8時間と十二分。家の中で持ち歩いてもしっかり活躍してくれるはずだ。もちろんスペックにも妥協はない。CPUにインテル® Core™ i5-8200Y プロセッサーを搭載するほか、ディスプレイも1920×1080ドットのIGZO液晶で美麗。
ディスプレイ部分を回転させることで、クラムシェルモードのほか、角度を自在に調整できレシピ動画を見ながら調理をする際などにも便利なテントモード、折りたたんでタブレットとして利用できるタブレットモードなど用途に合わせた使い方が可能だ。
家族で共有するパソコンでありつつも、一人ひとりの使用シーンに合わせたスタイルで楽しみたい人はぜひ選択肢に入れていただきたい。
詳細は下記をチェックしよう
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