「もっと食べたいけど、体型やカロリーが気になる!」ということ、ありませんか?マイナビニュースの会員アンケートでは、女性約300人のうち75%が「食事の糖や脂肪を気にしている」と回答しています。

  • ダイエットに関するアンケート結果より※1

今回は食事の糖や脂肪が気になる方にピッタリな「お茶」があると聞き、ダイドードリンコ マーケティング部 ヘルスイノベーション商品開発グループの香川さんにお話をうかがいました。

  • マーケティング部 ヘルスイノベーション商品開発グループ リーダー 博士(薬学) 香川珠実さん

おいしくて機能的?「大人のカロリミット®」茶シリーズとは?

「食べたいキモチ」をサポートしてくれると話題なのが、ダイドーとファンケルが共同開発した「大人のカロリミット®」茶シリーズ。従来から人気の高い「はとむぎブレンド茶」、「玉露仕立て緑茶プラス」が新型ボトルを採用した新商品にリニューアル。さらに、新しい味わいとして「すっきり無糖紅茶」が加わり、それぞれ3月25日に新発売されました。

  • 3月25日にボトルとパッケージデザインもフルリニューアル

―「大人のカロリミット®」茶シリーズには、どのようなはたらきがあるんですか?

本品には小腸からの糖や脂肪の吸収を抑制する、難消化性デキストリンが含まれています。この難消化性デキストリンは、食後の血糖値や血中中性脂肪の上昇を抑える機能があることが報告されているんですよ。


  • イメージ図です

【出典】日本内分泌学会雑誌 68, 623-635 (1992)、日本栄養・食糧学会誌 46, 131-137 (1993)、糖尿病 35, 873-880 (1992)、栄養学雑誌 53, 361-368 (1995)、日本食物繊維研究会誌 3, 13-19 (1999)、薬理と治療 38, 899-906 (2010)

―なぜ、ファンケルさんとの共同開発に至ったのですか?

「大人のカロリミット®」茶シリーズは、2016年秋の「はとむぎブレンド茶」発売でスタートしました。当時から「糖や脂肪の吸収を抑える」という機能の商品は販売されており、世の中にとって初の機能性表示食品というわけではありません。しかし、美味しさと健康を両立したイメージを持つ商品はほとんどないと感じていました。


飲料メーカーの機能性表示食品は美味しそうだけど、健康面への効果をイメージしづらい。健康食品メーカーの機能性表示食品は健康に良さそうだけど、美味しいか不安。そんな悩みが市場にあるのではないかと、香川さんは考えました。

だからこそ「美味しい」と「健康」それぞれの分野が力を合わせたら、今までになかった商品がつくれるんじゃないかと、ひらめいたのです。


そこで着目したのが、サプリメント「大人のカロリミット®」で実績と信頼のあるファンケルさんでした。「こころとからだに、おいしいものを。」をスローガンとするダイドードリンコと、「正直品質。」を掲げるファンケル。目指すべき姿に共通点を持つ両社が手を組むことで、理想的な機能性表示食品を開発できると考えたのです。

共同開発の話をファンケルさんはどのように受けとめたのでしょう?ファンケル マーケティング本部 健康食品事業部 サプリメント開発第一グループの後藤彩子さんにお聞きしました。

  • マーケティング本部 健康食品事業部 サプリメント開発第一グループ 後藤彩子さん

―「大人のカロリミット®」茶シリーズの開発経緯について教えてください。

ファンケルは「機能性の高い商品開発力」「健康イメージの強いブランド」。ダイドードリンコさんは「飲料開発技術力」「流通および自動販売機の販路」を持っております。そこで各社の強みを生かし共同開発することにより、お互いのお客様に満足いただける価値を提供することができるのではないかと考え、共同開発をはじめました。


―ダイドードリンコとのコラボによって、どのようなメリットがありましたか?

「カロリミット®」は毎日の食事に寄り添うブランドですが、サプリメント形状であることにより、手に取りにくいというお客様もまだまだ多くいらっしゃいました。しかし、食事の際に飲まれる機会が多いお茶のタイプを共同開発したことで、サプリメントと接点のないお客様にも「カロリミット®」ブランドを知っていただく機会を増やすことができました


「大人のカロリミット®」茶シリーズが目指す、食事の美味しさと楽しさへのこだわり

「大人のカロリミット®」茶シリーズは、とにかく「美味しさ感」に力を入れたと香川さんは語ります。

―ダイドーといえばコーヒーのイメージがありますが、お茶を選んだ理由にはワケがあるのですか?

糖や脂肪の吸収を抑える機能なので、食事の際に飲んでもらうことを想定しています。「食後には必ずコーヒー」という人も多いですが、まずは「食事と一緒に飲む」ことが多いお茶での展開に至りました。


ダイドードリンコは豆のブレンドにこだわったコーヒーをはじめ、飲料の素材や味にこだわっています。「大人のカロリミット®」茶シリーズも茶葉の量や配合を「数値」と、食事と合わせた試飲で得た「感覚」をベースに、繊細な試行錯誤を重ねて現在の味にたどりつきました。


―どんな食事にも合わせられると伺っていますが、本当にそんなことが可能なのでしょうか?

もちろん!シリーズ全品で「食事と一緒に飲んで美味しい味わい」に仕上げることに加えて、3種類の味を選んでもらえることがポイントです。中華や洋食に合う「はとむぎブレンド茶」、和食にぴったりの「玉露仕立て緑茶プラス」に加え、今回のリニューアルではサンドウィッチやパン、ドーナツなどの軽食に合う「すっきり無糖紅茶」をラインアップに迎えました。


「持ちごこち」にまでこだわった新しいボトルデザイン

※持ったときの心地よさを表す造語

  • 左が従来品、右が3月25日にリニューアルしたもの

―新しいパッケージは透明感があり、より美味しそうです。ボトルの形状も丸みを帯びて優しい感じがしますね。

実は「はとむぎブレンド茶」と「玉露仕立て緑茶プラス」の味と機能は今までと同じなんです。今回はスッキリと飲みやすい味がより伝わるように、パッケージやボトルの形状をフルリニューアルしました。前のラインアップと比べると、違いを分かってもらえると思います。


  • 美味しさを伝えるため、パッケージの透明感にも力を入れたとのこと

―ボトルも既製品ではなく、今回のために新しいものを開発されたとか?

左右非対称なのがポイントなんです。ろくろで回したお茶碗などは人の手の形に添っているので、良く見ると不揃いですよね?その手作りのような温かみをだすためにこのデザインを採用しました。実際に手に取ってみてください。


―低反発でしっとり手に馴染みますね!柔らかくて…ずっと触っていたいです(大興奮)!

  • 持ちごこちへのリアクションに喜ぶ香川さん

握りやすく、癒しを感じるペットボトルを追求した「大人のカロリミット®」茶シリーズ。味や機能だけでなく、手に持っている時も心地よさや喜びを提供できないかと考えぬいた結果、このような質感になったそうです。

―とにかく絶妙な持ちごこちですね。

持ちごこちの良さは、ボトルを手に取った人の脳波を計測して実証済みです。この新しい「大人のカロリミット®」茶シリーズは味や機能だけでなく、飲んでいる間の「心地よさ」まで追求しました。


社内には「サンプルをずっと握っている社員もいる」と、笑顔で語る香川さん。仕事のやりがいが「自分が関わった商品をお客さまが手に取る場面に遭遇すること」なので、市場の反応も気になる様子でした。

もう手放せない?「大人のカロリミット®」茶シリーズの優しさ

「本当はもっと食べたい」というキモチをサポートする機能。和洋中から軽食まで、どんな食事にも合わせられる美味しさ。脳波測定で実証された持ちごこち。取材の中で「大人のカロリミット®」茶シリーズが持つ「優しさ」が見えてきました。

―本当にこころとからだに優しい特徴ばかりですね。

健康寿命が伸びてきた昨今、セルフメディケーションへの意識はますます高まっています。ダイドードリンコは引き続き「こころとからだに、おいしいものを。」のスローガンをベースに、どんなシーンでも手に取って楽しめる商品を充実させていくので、期待してください。


***

女性を応援することを目的に開発された「大人のカロリミット®」茶シリーズですが、実は男性からも好評の様子。香川さんは今後、男性にも寄り添える味やデザインの飲料開発にも力を入れたいと仰っていました。

香川珠実
九州大学農学部地球森林科学コースにて、菌類の生態と培養について学ぶ。2003年 ダイドードリンコ入社 マーケティング部に配属。より専門的な知見の獲得を目指し、北海道医療大学にて羅布麻の機能性食品としての有効性と、その開発研究においての博士号(薬学)を取得。2017年1月よりヘルスイノベーション商品開発グループ※2配属となり、研究を通じた専門性を強みに、特定保健用食品や機能性表示食品の商品開発に携わっている。


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※1【ダイエットに関するアンケート】
調査時期:2019年3月5日
調査対象:マイナビニュース会員(女性限定)
調査数:302人
調査方法:インターネットログイン式アンケート

※2 機能性表示食品など、健康軸で差別化された商品の商企画立案と商品開発や、消費者庁などへの申請業務などを担当する部署

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