2019年2月28日~3月3日にかけてパシフィコ横浜で行われた、アジア最大のカメラ関連の展示会「CP+ 2019」。

会期中は7万人のカメラ愛好家たちが集まり、今年も大いに盛り上がりを見せた。その中でマウスコンピューターは最新PCパーツを詰め込んだ「DAIV-DGZ530U2-M2SH5」を会場のタッチ&トライコーナーにて展示し、人々の注目を集めた。

そのCP+で展示されていたマシンが秋葉原にある「秋葉原ダイレクトショップ」の特設コーナーに再び登場。CP+に行けなかった人、もう一度じっくり触ってみたい人にとって朗報と言える。ここでは実際に店舗に行き、タッチ&トライした感想をお届けしよう。

■マウスコンピューターの「秋葉原ダイレクトショップ」とは……
秋葉原駅から徒歩2分の好立地にある同社の実店舗。2階建ての店内にはデスクトップPCからノートPCまで製品がズラリと並び、さまざまなスペックのPCに触れることができる。欲しいものが見つかったらこちらで注文(BTO)してもいいし、在庫があるものは購入してそのまま持ち帰ることも可能。

店舗には動画編集や画像編集に興味を持つ人が多く訪れるそうで、スペックの違いや価格差についてよく質問されるとのことだ。知識豊富なスタッフが応対してくれるので、納得して購入できるのも実店舗ならではのメリットだ。

1階は、デスクトップパソコンはもちろん、さまざまな大きさのノートPCやタブレットPCが取りそろえられており、  2階はよりパフォーマンスを必要とするユーザーに適したコンセプトモデルが中心で、ゲーマーに最適な「G-Tune」と、CP+の会場でも話題となったクリエイターのためのPC「DAIV」の最新ノートが置かれている。>>>詳しくはこちら

  • ノートPCからデスクトップPCまで、同社の豊富なラインナップがズラリと並ぶ店内

  • 手前にある「m-Book K」シリーズは専用のグラフィックス機能を内蔵したパワフルなノートPCで、写真や動画編集が目的の方に人気のある製品とのことだ

  • 今回対応してくれたスタッフの川原氏。趣味で写真を撮っており、PCと写真の豊富な知識を活かしてアドバイスをしてくれる頼れる存在

  • 階段を上がった2階の特設コーナーではRAW現像を体験できるほか、CP+で展示されていた「DAIV」やゲーマー用の「G-Tune」が置かれている

●高性能DAIVとSILKYPIXで快適なRAW現像を体験

CP+にて展示されていた「DAIV-DGZ530U2-M2SH5」は、CPUがCore i9-9900Kで、グラフィックスはGeForce RTX 2080(8GB)、メモリは32GBを搭載し、ストレージにはNVMe対応の512GBのSSDと3TBのHDDを搭載したモンスターマシン。

CP+では、最新のPCでRAW現像を体験してもらいたいという考えから、ユーザー自身が撮影したRAW画像を持ち込んで現像することができた。実際に体験した人からは「買い替える際の参考になった」「最新のPCの性能を体感できた」という声をいただいたそうだ。

こちらの特設コーナーにおいてもRAW現像を体験することができ、取材当日は富士フイルムの中判ミラーレスデジタルカメラ 「FUJIFILM GFX 50S」(5140万画素)、ソニーのフルサイズ ミラーレスカメラ「α7R II」(4240万画素)の画像を合わせて50枚ほど用意し、RAW現像を試してみた。

ちなみに、FUJIFILM GFX 50SはRAW1枚当たり110MB前後で、α7R IIは40MB前後だ。(※50枚の総データ量は1.42GB)

  • 2階の中央に置かれたRAW現像体験コーナー。USBメモリに保存したRAWデータを持ち込んで試すことができる

  • クリエイター向けの高性能PCである「DAIV」シリーズ。タッチ&トライできる「DAIV-DGZ530U2-M2SH5」は、CPUがCore i9-9900Kで、グラフィックスもGeForce RTX 2080と、最新のハイエンドパーツで構成されている

用意されているRAW現像ソフトは市川ソフトラボラトリーの「SILKYPIX Developer Studio Pro9」で、700機種以上のRAWデータに対応した純国産の高品質ソフトとして定評がある。早速、RAWデータを取り込んで使ってみると、最新PCの性能のよさに驚く。

CPUも強力であるが、とくにNVMe対応のSSDがそのスピードをいかんなく発揮しており、サムネイルの表示や写真の拡大、切り替えがとてもスムーズに行える。RAW現像では、数十枚、数百枚を作業することも珍しいことではないので、軽快な動作は非常に助かる。

そして、RAW現像。非力なCPUだととても時間のかかる作業であり、“高解像度な最新のカメラに買い替えたら時間がかかりすぎるので、寝ている間にやってもらう”という笑えない話もあるくらいだ。

こちらのPCではそんな心配もなく、50枚の巨大なRAW画像も7分16秒でスピーディーに現像できた。比較用にCore i5-8400のPCでも試してみたが、こちらは11分34秒で4分18秒の差となり、約1.6倍の速度差を体験できたことも付け加えておこう。DAIVのハイエンド製品の性能の高さを再認識したのはいうまでもない。

■RAW現像テスト※50枚のRAW画像(1枚当たり、40~110MB)で検証
DAIV-DGZ530U2-M2SH5
【スペック】CPU:Core i9-9900K、
グラフィックス:GeForce RTX 2080(8GB)、
メモリ:32GB、ストレージ:NVMe対応 512GB SSD、3TB HDD
7分16秒
比較用マシン
【スペック】CPU:Core i5-8400、
グラフィックス:Intel UHD グラフィックス 630、
メモリ:8GB、ストレージ:240GB SSD、1TB HDD
11分34秒

このように最新スペックの製品とRAW現像ソフトに触れることができ、さらに自分の使っているデジタルカメラで撮影したRAWデータが持ち込めて試せるのはとても参考になるはずだ。

さらに3月31日までに店頭に訪れた人には来訪者限定として【Web購入限定】「SILKYPIX DSP 9」割引クーポンが配布されているので、この機会にRAW現像を始めてみるのもいいだろう。※こちらは終了しております

  • 市川ソフトラボラトリーの「SILKYPIX Developer Studio Pro9」はハイエンド向けのRAW現像ソフト。高画質として定評のあるSILKYPIXシリーズは、カメラに同梱されているRAW現像ソフトにも採用されている

  • 5000万画素のRAWファイルでもサクサクと軽快に動作する圧巻のパフォーマンス。こちらは是非とも体験してもらいたい

  • 3月31日までの期間限定で「SILKYPIX DSP 9」の割引クーポンがもらえる※こちらは終了しております

  • こちらではQNAPの最新製品である10GbE対応のNASも設置されており、速度を体験することもできる。手前の製品が1TB SSD×4台のRAID5構成、奥の製品が2TB HDD×4台のRAID5構成

  • 発売されたばかりの「DAIV-NG5510」シリーズをはじめ、発売前の参考展示として、高品質な4K液晶を搭載した「DAIV-NG7700」シリーズや高性能グラフィックスを搭載した「DAIV-NG5800」シリーズなども置かれている。そのほか、さまざまな性能の専用グラフィックス機能が内蔵されたG-TuneのノートPCも、数多く展示されている

[PR]提供:マウスコンピューター