雨後の筍のごとく格安SIMサービスが誕生したのも今や昔。戦国時代を乗り越えた定番キャリアが出揃い、格安SIMは1つの選択肢として定着した感がある。セカンドSIMとして使っている方も多いと思うが、案外取り回しに苦労している方も多いのでは? そんな格安SIMの身の置き場にピッタリな超小型端末が登場。ニッチな使い方ができる「NichePhone-S 4G」だ。
名刺ケースにも入る薄さと軽さ!
IIJmioなどで販売されているこの「NichePhone-S 4G」は、いわゆる"ガラケー"ことフィーチャーフォン。スマートフォンと違ってインターネットは楽しめないし、カメラすらついていないという割り切った端末だ。大部分をテンキーが占めており、文字は約0.96インチのモノクロ有機ELに見やすく表示される。右側面には音量調節ボタンを備え、下部にはストラップホールも用意。
その代わり極めて小さく軽い。およそ幅50x高さ90x奥行9.5mm、重さ52gで、名刺ケースにも、パスケースにも入ってしまう薄さを実現。4.0インチディスプレイのスマートフォンと比べても圧倒的に小型で、ポケットにも余裕で収まるサイズ感。この小ささは大きな魅力だ。
ただし、充電にはちょっとクセがある。本体を小型化したぶん、充電に専用の充電用アダプターが必要となり、microUSBケーブルの他に持ち歩くものが1つ増えるのだ。その代わりこの充電用アダプター、近づけるとマグネットでピタッ!とくっつき、とても心地が良い。
バッテリー容量は1,000mAhと、昨今のスマホをイメージすると驚くほど少ない。それでも連続通話時間は約180分、連続待受時間は約110時間を確保している。インターネットを行うわけでもなく、通話に特化した端末なのでそれでも十分に感じる。
抜けてるところもあるけれど意外とデキる奴
こんなに小さな「NichePhone-S 4G」。機能は当然絞られているわけで、だからこそのニッチフォンなのだが、それはそれ。逆に絞られているからこその魅力があり、厳選されていると声を大にして言いたい。本機のできること、できないことをまとめていこう。
1)通話SIMなら電話として使える
「音声通話機能付きSIM(みおふぉん)」などを入れれば音声通話が可能。電話なんだから当然だろと思われるかもしれないが、ちゃんと携帯電話として電話番号で電話できるのは大きい。SIMサイズはnanoSIMで、通信方式としてLTE(4G)、3G、GSMに対応しているが、VoLTEには非対応。電話帳は直接入力のほか、SIMやPCからインポートできる。
また本機はフィーチャーフォンながらプレフィックス発信に対応しているため、みおふぉんダイアルを使っての発信が可能となっており、気軽にお得な通話料で電話をかけることができるのが大きな特徴。
2)SMSなら送受信OK(Eメールは使えない)
音声通話だけでなくSMSも送受信可能で、他の電話とメッセージのやり取りができる。ただし、Eメールが使えるわけではないのでご留意を。文字入力には「FSKAREN」が採用されており送信にも配慮されているものの、どちらかと言えば受信用と考えた方がよさそう。
3)カメラは非搭載、Webも見られない
カメラなんてハイカラなものは搭載していない。インターネットでWebページを見ることもできない。そもそも撮影したりWebページにつないだとしても表示できない。とてもニッチな用途だが、この特性を逆手に取れば、カメラ搭載機器持ち込み厳禁な場所にも持ち込めるかも?
4)モバイルルーターになる
4G Wi-Fiテザリング機能を搭載しているのでモバイルルーターになる。これは大きなポイント。専用キーを押すだけのワンタッチテザリング機能でPC・スマホ・タブレットに接続可能だ。対応規格はIEEE802.11b/g/n。この使い方をメインにする人は多いだろう。
5)ボイスメモができる
ボイスレコーダーを搭載しており、音声メモとして使える。数字の5キーを長押しすればすぐに起動できるので、とっさに録音したいシーンでも便利。普通の人はICレコーダーなんて持ち歩いてないし、スマホだと画面を見なければいけないので役立つことが多いかも。
6)音楽プレーヤーになる
PCから音声ファイルを転送すれば、音楽プレーヤーにもなる。ただしイヤフォンジャックを搭載しておらず、そのままだと本体スピーカーからジャンジャカと音が流れることに。Bluetooth4.0に対応しているので、携帯音楽プレーヤーにしたい方はBluetoothイヤフォンやヘッドセットなどのご用意を。なお音楽、録音、電話帳に使える記憶容量は、約1.8GB。
音声通話のみならず、モバイルルーターをはじめとして思いのほか機能豊富な「NichePhone-S 4G」。主な使い方としてはスマホと切り分けた通話専用端末、PCやタブレットをネットに接続するためのモバイルルーターだろうか。その他、ネットを使わせたくない子ども専用の端末、スマホが苦手な方のガラケー代わりとしての使い方もできるかもしれない。アイデア次第で色々なセカンド用途やニッチな利用方法が思い浮かびそうだ。
IIJmioのみおふぉんがベタだがベターな選択!
セカンドSIMの痒い所に手が届く使い勝手を実現している「NichePhone-S 4G」だが、スマホ並みのお値段なら二の足を踏んでしまうだろう。気になる価格は、一括払いで12,800円だ。これなら「ちょっと試してみようかな?」という人も気軽にスタートできるだろう。
またIIJmioの音声通話機能付きSIMとのセットなら月額2,150円(24回分割支払い)から。内訳は、音声機能付きSIM(みおふぉん)が1,600円、端末費用が550円の24回払いだ。ただしこの価格なら一括で購入してしまう方が多いかもしれない。
さらに、いまなら「NichePhone-S 4G」がさらにお得に購入できる「IIJmio SPECIAL SALE」が開催中。キャンペーン期間中に「音声通話器機能付きSIM」と同時にIIJmioサプライサービスにて「NichePhone-S 4G」を購入すると3,000円分のギフト券がプレゼントされる。ただでさえお得なのに、このチャンスを逃さない手はないだろう。
また2019年1月31日までの期間限定で音声通話機能付きのSIMを申し込むと初期費用1円、月額料金が3ヵ月間1,100円割引、データ通信量が3ヵ月間3GB増量となるキャンペーンを実施中となっており、ミニマムスタートプランを音声付きで利用すると6GBを月額500円で利用できるキャンペーンを実施中なので、特に音声付きでの利用がおススメとなる。
もちろんデータ専用SIMやSMS機能付きSIMも利用できるが、通話等に特化した作りの「NichePhone-S 4G」でその使い方はちょっともったいない。ガラケー+モバイルルーター+αな魅力は、ぜひ音声機能付きSIM(みおふぉん)で味わってほしい。
[PR]提供:IIJmio