BS・110度CSによる「新4K8K衛星放送」が12月1日よりスタートした。4Kといえばフルハイビジョンの4倍もの画素数を誇る高画質な映像規格。8Kはそんな4Kのさらに4倍の画素数にもなる映像規格だ。端的に言えば映画やスポーツなどあらゆる映像をこれまでにない迫力で楽しめるということ。
特に4Kについては、以前は高価だったテレビの価格も今はかなり落ち着いてきており、普及も進んできている印象である。もうすでに持っている人も多いことだろう。
だが、実はいわゆる”4Kが見られるテレビ”には、4Kチューナーを内蔵した「4Kテレビ」と内蔵していない「4K対応テレビ」の2種類があり、後者の「4K対応テレビ」はそのままでは、4K放送を見られない可能性があるのだ!
それはいったいどういうことなのか。
4K対応テレビを自宅に設置している、ある家族のエピソードで解説していこう。
あなたが見ている映像、本当に4Kですか?
父:ケンジ(45) 母:ナミ(42) 娘:ミホ(15) |
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いや~やっぱり4K映像はきれいだな!
ホントね! フィギュアスケートも臨場感たっぷり!
4K?
なんだ、知らないのか? 12月1日からついに4K放送がスタートしたんだよ! ほら、うちのテレビも4K対応だろ。せっかくだから見てみようと思ってな!
ほら、あんたも見てみなさい。きれいよね~。
うーん、そうかなぁ……? 前とあまり変わらないような……。
~翌日、会社にて~
いや~やっぱり4Kはよかったなあ!
課長、どうしたんですか?
後輩:シュン(28) |
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おお、君か! 実は昨日、うちのテレビで4Kとやらを見てみたんだが、すごくきれいだったんだよ。
4Kですか、いいですよね! 僕も4K対応テレビ持ってます!
そ、そうなのか。さすがだな。
最近はテレビも大型化が進んでいますから、そうした大型テレビこそ画質が高い方がいいですもんね。
ん?
映像を構成する画素数が少ないと、せっかく大きなテレビでもひとつひとつの画素が大きくなって、あまり精細に感じられないってことです。つまり大きいテレビほど4Kだったりの高画質がより楽しめるってことです。
……(こいつ、仕事のときよりもガンガンしゃべるな)。で、でもちょっと気になることがあってな。せっかくの4K放送なのに、娘は「前と変わらない」なんて言うんだよ。
えっ?……課長、それ本当に4K映像ですか?
そりゃそうだろう。4Kテレビで4K放送を見ているんだから。
いえ、実は4K対応テレビがあるだけでは4K放送を見られない可能性があるんですよ。
そ、そんなことがあるのか!? 4Kテレビなのに?
はい。よかったら週末、課長のお宅にお邪魔して見てみましょうか。
家庭の視聴環境を見直す必要も
~週末、自宅にて~
こんにちは。課長にはいつもお世話になってます。
こんにちは。こちらこそお世話になってます。
ほらほら、挨拶はそれくらいにして、さっそくテレビを見てみてくれ。
わかりました。えーっと……。
どうだ? ちゃんと4Kだろ?
やっぱりそうか……課長、これは『4K対応テレビ』なんですよ。わかりやすく言うと、この状態では4K放送を見ることはできていません。課長が今見ているのは、今までの(フルハイビジョンの)BS放送ですね。
!!
ええー!
どういうこと!?
実は4Kが見られるテレビと一口にいっても違いがあるんです! それが、4Kチューナーを内蔵したいわゆる「4Kテレビ」と、課長がお持ちの4Kチューナーを内蔵していない「4K対応テレビ」です。
まさか……。
さらにですね、12月1日から始まった4K放送を見るためには、4K対応テレビだけでなく、4KチューナーとBS・CSアンテナも必要になるんです。課長のご自宅のテレビは「4K対応テレビ」ですので、4Kチューナーを内蔵していません。
えええー! じゃあ昨日あんなにきれいだと思っていたのは……。
“気のせい”です。
……。
……。
やっぱりー!
実は、課長のような誤認って珍しくなくて、4K対応テレビを持っている人のなかでも、持ってるだけで見られるって勘違いしている人も多いらしいですよ!
うーむ。じゃ、じゃあその4Kチューナーを取り付けて、BS・CSアンテナを設置すれば本物の4K映像が見られるんだな?
実はそれだけじゃないんです。今回始まった4K放送は、今までのBS・CSアンテナで受信できる”右旋”の電波に加え、新たに“左旋”という電波も使っています。ですので、すでにBS・CSアンテナを設置している人も、今回、”左旋”の電波による放送を視聴するためには左旋電波を受信できるBS・CSアンテナを設置する必要があります。
(ぽかーん)
それから、これまで使われていた“右旋”の電波よりも”左旋”の電波は高い周波数を使っているので、電子レンジなど強い電波を出す家電がテレビ配線のそばにあると映像が映りにくくなる可能性があるんです。
どうすればいいの?
宅内配線も見直す必要があるということです。
えー! 面倒くさい……。
宅内配線なんてやったことがないし、できる自信がまったくないぞ!
せっかく4K対応テレビがあるのに、4K放送を見るのがそんなに難しいなんて!
でも君は4K放送を見られているんだろう? ということはアンテナを立てて宅内配線もできたってことだよな。
いえ、実はそうじゃないんです。僕はもう一つの方法で4K放送を見られるようにしたんですよ。
なにっ! それを早く教えてくれよ。
J:COMのSTBで4K視聴を楽しもう!
すみません(笑)。その方法とはJ:COMの4K専用STB(セットトップボックス)経由でテレビ放送を見るというものです。4K放送の視聴方法をまとめると、4Kチューナー(または、チューナー内蔵の4Kテレビ)を用意して、既存(今まで)のアンテナで”右旋”電波を使う4K放送に限って見るまたは、”右旋”に加えて、”左旋”電波も受信できるアンテナを新たに設置して、両方の電波からの4K放送を見る、それ以外に、J:COMのようなケーブルテレビ経由で見るかの3パターンがあるってことですね。手間やコスト、見たい(放送)コンテンツ数で自分にあった方法を選択するといいですね。
あなたはそのなかでも、J:COMにしたってことね。
そうなんです。ケーブルテレビだとアンテナが不要ですし、J:COMは配線も専任の技術スタッフが対応するので安心です。4KチューナーもJ:COMに加入するとレンタルすることができますし、宅内配線もやってくれます。初期費用があまりかからない上に、面倒なことはぜんぶお任せできるんですよ。
そんな方法があったのか。これならデジタルに弱い我が家でも大丈夫だな!
しかも、J:COMなら「映画」「ドラマ」「旅」「スポーツ」「ネイチャー」など様々なジャンルの番組コンテンツが4Kの高画質で楽しめるんですよ!
まあ! なんてことでしょう。さっそくやりましょう!
~後日~
これが4Kか! たしかに前と比べて段違いにきれいだな。こんなに違うなんて……。
今までの映像もきれいだと思っていたけど、これはもう戻れないわね。
ホント最高~!(うっとり)
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4K対応のテレビを持っていれば何もしなくても4K放送が楽しめると思っている人は多いが、実はそうではないことがおわかりいただけただろう。4Kチューナーが内蔵されていなければ別に用意が必要だし、アンテナや宅内配線など一筋縄ではいかないのだ。
J:COMのSTBを使えば、そうした煩わしさから解放されて簡単に4K視聴環境を整えることができる。4Kが気になっている人にぜひおすすめしたい方法だ。
[PR]提供:J:COM