厳しいノルマ、理不尽なクレーム、複雑な人間関係…。働くビジネスマンにとって、職場は“ストレスの巣窟”といえるかもしれません。しかしながら、デバイスの普及やビジネスアプリの充実、働き方改革の推進などにより、労働環境は少しずつ改善に向かっているのも事実。それなのに、ビジネスマンのストレスが軽減されているようには思えないのはなぜでしょうか?
今回は、そんなストレスの疑問を解決すべく、ディグラム・ラボ株式会社 代表取締役の木原誠太郎さんにインタビューを敢行。木原さんは、膨大なアンケートデータベースを基に、統計学と心理学の視点から人の性格を分析する「ディグラム診断」の生みの親。現代ビジネスマンのストレス傾向や、そこから見えるリフレッシュ方法についてお話をうかがいました!
ストレスで体調を崩したことも!「ディグラム診断」誕生のきっかけとは?
―― 本日はよろしくお願いいたします!はじめに「ディグラム診断」について教えてください。
「ディグラム診断」は、心理学と統計学を元に開発した「データに基づく性格診断」です。性格分析のための心理テスト「エゴグラム」をベースとし、そこにディグラム・ラボと提携したアンケートパネルのべ37万人分の「心の動き」や「行動傾向」、「趣味趣向」などに関するアンケートデータを加えたものが「ディグラム」です。
―― 木原さんはサラリーマンとして勤務したご経験もお持ちですが、なぜ「ディグラム診断」を生み出すに至ったのですか?
大学を卒業後、大手リサーチ会社に就職してマーケティングリサーチに携わったのがきっかけですね。その後、大手SNS会社に入社し、セールスなどのマーケティングを担当しながら診断コンテンツを制作・提供していたのですが、これのウケが非常に良くて。「日本人は『性格診断』が好きなんだなぁ」と思うのと同時に「それなら、もっと精度を上げないとマズいんじゃないの!?」という考えに至り心理学の勉強を始めたんです。それから2013年に「ディグラム診断」をスタートさせました。
―― 「もっと精度を上げないとマズい」と危機感を募らせたエピソードからは木原さんの誠実さが伝わります。
良く言えば「正義感が強い」のかもしれませんが、悪く言えば「意固地」みたいなとこがありまして、特に若い頃は「融通が利かない」ところも多々ありました(笑)。ひとつのことに集中しだすと周りが見えなくなってしまうので、当時の上司や部下にはご迷惑をおかけしたかもしれません。それに、一時期、フリーランスとして活動していた時期もあったのですが、働き詰めで体調を崩してしまったことがあります。まさにストレスが原因で、当時はそれを上手くコントロールすることができませんでした。「ディグラム診断」には、私のように体調を崩したり、病気になったりしないよう、自分を知ってストレスと上手に付き合ってほしいという思いもあります。
時代でストレスは変わる?「萎縮」「モヤモヤ」現代のビジネスマンは慢性的ストレスが常態化?
―― 「ディグラム診断」がスタートした2013年と比べると、現在は働き方改革が推進され、技術も進化しています。ビジネスマンのストレスは徐々に軽減されているのでしょうか?
前提として、人は生きている以上、ストレスを感じるものです。よって、ストレスフリーの瞬間があったとしても、ストレス自体がゼロになることはないと思います。ただ、時代の変化に伴い、人々がどんなことにストレスを感じるのかは変わりますし、自分のことをわかってあげることもとても重要です。
―― 現代のビジネスマンのストレス傾向はどのようなものですか?
「萎縮」「モヤモヤ」といったキーワードが挙げられます。まずは「萎縮」。SNSが発達・普及するなど、社会に発信できるチャンネルや手段は増えているのにもかかわらず、他人からどう思われるかを気にして“空気を読んで”ブレーキをかけてしまう。「やれるのに、できない」というジレンマが大きなストレスになっているのではないでしょうか。「炎上」リスクが個人レベルにまで浸透して「萎縮」してしまっているように見受けられます。身近な例でいえば、同僚から食事に誘われた際、本当は家に帰ってゆっくりしたいのに「あ、はい」と言ってしまうことって、日本人には多いと思うんです(笑)。これも相手に悪く思われたくないからですよね。
次に、自分でも何だかよくわからない漠然とした「モヤモヤ」ストレスを抱えているのも最近の特徴です。もともと一般的に日本人は「優しくて周囲の人に合わせる」傾向があると言われますが、最近より「空気を読めないと」というプレッシャーも増えたように思います。「上司に怒られてムカついた」などの急性的なストレスはリフレッシュやリラックスなどで解消されることもありますが、正体不明の「モヤモヤ」した慢性的なストレスは自分でも気づかないために厄介で危険。これが常態化すると、自ら考えることを放棄し「私なんて」「僕なんて」と人生を諦めてしまいます。自己肯定感を失うと毎日が楽しくなくなりますし、知らず知らずのうちにストレスを溜めこんで健康を損なう恐れも否定できません。
――ストレスを解消する方法はあるのでしょうか?
第一に「モヤモヤを認めること」ですね。そのうえで、自分は何に対してストレスや不安を感じているのか、ひとつひとつ分解し理解していくことです。ストレスの正体を把握し、整理していきます。このとき、「私はこれにストレスを感じていることがわかった」と頭の中で区切りを付けることがポイントです。
また、生活の中で、ドリンクを飲みながらなど、意識的に時間をとって休憩をとる習慣を取り入れると、より思考が明確に整理されて有効です。
他には、五感を活用するのも良いでしょう。おいしいものを食べたり、飲んだり、休日だとアロマを焚いたり。私はたまの休日に山に出かけて焚火をします。手で枝をくべ、ゆらぐ炎を眺めながら、香りを味わう。アウトドアが好きな方にはおすすめですよ。
仕事の合間に手軽にリフレッシュ!頭と気分を切り替えて!
技術が進化し、どんなに便利な時代になっても、ビジネスマンがストレスから解放されることは難しいとのこと。だとすると、日々のストレスと向き合い、上手にストレス軽減していくことが重要です。
そこでオススメしたいのが「キリン サプリ レモン」。現代人の健康習慣をサポートしてくれる機能性表示食品で、テアニン200mg※1とクエン酸2.7g※2が配合されています。テアニンには一時期なストレスを、クエン酸には日常生活や運動後の疲労感をそれぞれ軽減する効果があり、仕事の合間のリフレッシュ飲料として日常に取り入れてもらうなど上手に活用することで、「リズムある軽やかな毎日」を応援する飲み物です。
木原さんもオススメする「キリン サプリ レモン」
酸っぱすぎず、デスクワークの合間など日常的に飲みやすいのが良いですね。先ほど「慢性的なストレスを解消するには、その正体をひとつひとつ分解して理解していくことが大切」とお話ししましたが、仕事前にその日取り組むタスクをイメージして「頭の中で整理する意識的な時間」のお供としても適していると思います。仕事の休憩中や「モヤモヤ」を感じた際のリフレッシュとして、気分転換で飲むのも良いでしょう。
ストレスを軽減させるには、自分を知ってコントロールすることがカギを握る
どんな世の中になっても、さまざまな要因で一定のストレスは付きまとってくるもの。ストレスに向き合っていくには、正しいセルフマネジメントが鍵を握ります。今回ご紹介したストレス解消法にプラスして、「キリン サプリ レモン」を毎日の習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか?
※1 テアニンのストレスを軽減する仕組み(メカニズム)は、ストレスを増強させる物質のグルタミン酸の働きを弱め、ストレスを抑制する物質のGABAを増やすと報告されています。
※2 クエン酸の疲労感を軽減する仕組み(メカニズム)は、肝臓のグリコーゲンの生成を助けるという報告があり、疲労感を軽減すると考えられています。
「キリン サプリ レモン」
機能性表示食品
届出表示:
本品にはテアニン(L-テアニン)が含まれます。テアニンは心理的負荷のかかる事務作業により発生する一時的なストレスを軽減することが報告されています。本品にはクエン酸が含まれます。クエン酸は継続摂取により日常生活や運動後の疲労感を軽減することが報告されています。
本品は国の許可を受けたものではありません。
本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
[PR]提供:キリンビバレッジ