数あるバイトの中で、肉体労働の定番中の定番といえば「引越しのバイト」でしょう。「体力的にきつくてしんどい」「男性が多く体育会系ノリ」といったイメージを持たれがちですが、意外や意外!引越しのバイトの世界では女性も多数活躍しているそうです。
今回マイナビニュースでは、その「仕事の魅力」や「職場の雰囲気」などを調べるべく、アート引越センターオフィスにお伺い!3名のバイトスタッフに、本当のところをぶっちゃけてもらった様子をお届けします。
引越しのバイトは、やっぱりきつい?きっかけと1日の仕事の流れは?
―― 今日はよろしくお願いします!早速ですが、みなさんが引越しのバイトを選ばれた理由を教えてください。
消防士を目指していまして、身体づくりのために引越しのバイトを選びました。
僕は、通学の定期区間内で探していて(笑)。ゴールデンウィークに短期集中で稼ぎたくて、日払いに惹かれて始めました。
アート引越センターで働く女性の友だちから『楽しいよ!』って教えてもらったことがきっかけです。女性スタッフも多いと聞いていたので、安心して応募できました。
―― 1日の仕事の流れはどんな感じなのでしょうか?
朝7時に支店に出社して、ラジオ体操から1日が始まります。その後、朝礼をしてチームごとにお客様のお宅へ。仕事が終わるのは平均して夜の7時くらいですね。
―― 引越しのバイトには「きつい」「しんどい」という印象がありますが、実際にはどうなんでしょうか?
しんどいですよ(笑)。でも、僕としては想定内というか、良い具合に身体を鍛えることができています。
始めたばかりの頃は段ボールひとつ持てなかったのですが、徐々に力が付いてきました。ユニフォームもSからサイズアップしましたし、フィットネスジムにでも通っているみたい(笑)。めっちゃしんどいのは間違いないですけどね。
ただ、荷物の持ち方にもコツがあって、例えば、表面が滑りやすいものには紐をかけたり、梱包のときに取っ手を作ったりすれば、力が入るようになって持ち運びやすくなります。そのあたりは先輩がフォローしてくれますよ。
引越しバイトのリアル!職場の雰囲気や仕事のやりがいは?
―― 体力的にきつい仕事にもかかわらず、どこか楽しそうな様子が伝わってきます。どうしてなのでしょう?
スタッフ同士の仲が良くて、居心地が良いんです。僕は昨年のゴールデンウィークだけ働いて辞めるつもりでしたが、そのまま居座っちゃっています(笑)。
同じチームのメンバーとは丸1日苦楽を共にしますから、すごく仲良くなれるんですよね。休日にもバーベキューやフットサルをしたりして、よく一緒に遊びますよ。
出社すると、社員さんからも元気いっぱいに『おはよう!』って言ってもらえて、朝から『今日もがんばろう!』と楽しい気分になります。
―― コミュニケーションが活発なんですね!
僕は7年目になりますが、アットホームな雰囲気は以前から変わっていません。
特に勤務初日はとても緊張しましたが、先輩たちがすごく話しかけてくれて馴染みやすかったです。
先輩たちからは叱られることもありますが、その分、上手にできたときなどにはいっぱい褒めてもらえます。
無理に意識してコミュニケーションを取ろうとしているのではなく、そのときの気持ちをそのまま伝えようとする素直な人が多い職場なんだと思います。
―― 職場の雰囲気の他に、どんなところに仕事のやりがいや魅力を感じますか?
引越し作業完了後にお客さまにお渡しするアンケートはがきに、自分の名前を書いていただいたときです。『ありがとうございました』と感謝のお気持ちが綴られていると、疲れが吹き飛ぶほど大きなやりがいを感じますね。
私自身も、お客さま第一を実践している先輩を尊敬していることもあって、お客さまから評価いただいたときはとてもうれしいです。
アート引越センターのスタッフに聞く!引越しバイトのメリットとは?
―― 引越しのバイトを通して得たものはありますか?
筋肉です(笑)。それから、社会人としての“常識”が身につきました。この仕事では、お客さま宅に伺い直にお客さまと接しますし、ご近隣の方にもご挨拶をします。姿勢や振る舞い方、話し方など、昔の自分と比べるとまるで別人のようです(笑)。
引越し作業を経験して驚いたのは、ただ荷物を運ぶだけではなくて、お客さま宅や荷物を傷つけないように養生するなど、細かい作業もあることでした。勤務し始めた当初、養生テープを雑に貼ってしまったことがあり、先輩から『(杉本が)お客さまだったら、どう思うか?』と指摘され、はっとしました。相手の立場に立って物事を考えられるようになったと思います。
―― 最後に、引越しバイトのおすすめポイントを教えてください!
特に、僕と同じ、学生さんにはおすすめのバイトです。『平日は学校で勉強に集中して、土日はバイトをする』といったような、メリハリのある生活を送ることができますから。例えば、夜勤のバイトをすると、どうしても翌日の授業に響いたりしますが、勉強に支障をきたすことなく、むしろ健康的な生活リズムを作れます。
やはり人間的に成長できることでしょうか。これまでいろんなバイトを経験しましたが、仕事への取り組み方が変わったというか、責任感が芽生えました。先輩たちからも「松尾が覚醒した」なんて言われます(笑)
第一に「日払い」ですね。仕事が終われば、その日のうちにお給料がもらえるのは助かります。それから、何と言っても働いた後の充実感は格別。しんどい仕事だからこそ味わえる引越しバイトの醍醐味です。
アート引越センターのバイトには部活動のような“青春っぽさ”があった!
どんな仕事にも苦労はつきものです。でも、そこに携わる人がいるのは、外からは見えない働く魅力や醍醐味、やりがいがあるから。
座談会中に飛び出した「アート引越センターのバイトは部活みたいなもの」といった言葉が印象的でした。仲間たちとワイワイしながらも、共通の目標に向かって本気で汗を流す。その経験が人を成長させるのは、確かに部活動に通じるものがあるのかもしれません。
「きつい」「しんどい」引越しバイト。そこには部活動のような“青春っぽさ”がありました。
[PR]提供:アート引越センター(アートコーポレーション)