ファーウェイ・ジャパンが発表した「HUAWEI nova 2」は2つの意味で衝撃的なスマートフォンだ。ひとつはキャリアであるKDDI(au)が取り扱うこと。そしてもうひとつは、約2,000万画素という高画素を誇るサブカメラである。もちろんメインカメラもダブルレンズや個人に紐付いた美顔効果を設定できる「パーフェクトセルフィー」などが搭載されるなど申し分のない性能なのだが、それに負けず劣らずサブカメラを強化してきたというのは興味深い。
サブカメラといえばパッと思いつくのは自撮りだが、果たしてそこまでの高機能が必要なのだろうか。普段自撮りをしない筆者にはよくわからない。そこで、自撮りのプロフェッショナルともいえる人気インスタグラマーの三村有希さんに「HUAWEI nova 2」を触っていただき、感想を伺った。
■美女インスタグラマーが重視するスマホ選びのポイント
三村さんは1万人以上のフォロワーを抱える人気インスタグラマーだ。旅の写真や風景、女子会、インテリア、料理などバラエティに富んだ写真を掲載しているが、中でも多いのが自撮り写真。三村さんの人となりが伝わってくるだけでなく、女性のファンにとってはファッションやメイクの参考にもなるのだろう。
普段どんなカメラを使っているのか三村さんに聞いてみると、「デジカメも欲しいといえば欲しいけど、今はスマートフォンでしか撮らないです」とのこと。もちろん、自撮りに使うのはサブカメラだ。
現在使っているのは5.5インチサイズと女性の手には少し大きめのスマートフォンだが、これを選んだのも「カメラの性能が良くて、写真も見やすいから」だという。スマートフォンを選ぶ基準でもっとも重視するのはやはりカメラ機能なのだそうだ。
そんな三村さんに「HUAWEI nova 2」を触っていただいた。
第一印象としては「コンパクトで持ちやすい!」とのこと。カメラ機能と編集時の快適性を重視して5.5インチのスマートフォンを使ってはいるものの、大きすぎて持ちにくいという部分には不満があるそうで、「HUAWEI nova 2」の本体サイズはしっくり来るのだとか。
それでいて「HUAWEI nova 2」は狭額縁デザインのため、本体サイズに対してディスプレイサイズが5.0インチと比較的大きい。上品で大人っぽいカラーリングも相まって、三村さんの第一印象は上々のようだ。
続いてアプリを操作し始めた三村さん。真っ先にカメラアプリを起動すると、画面を見て驚きの声を上げる。
三村さん:「えっ……めっちゃきれい!」
「HUAWEI nova 2」のディスプレイは高精細なフルHD。色鮮やかで非常に美しいので、撮影後の加工編集作業も楽しくなりそうだ。
しかし、「HUAWEI nova 2」の真価はここからである。