皆さんは「リンクコーデ」という言葉をご存知だろうか。「コーディネート」を「リンク」させる、つまり恋人や親子、姉妹などで服装をそろえるということだ。こう書くと、いわゆるペアルックをおしゃれに言い換えただけではと思われそうだが、リンクコーデとペアルックはちょっと違う。ペアルックというと傍目からでもひと目でおそろいとわかるファッションというイメージが強いが、リンクコーデはアクセサリをそろえたり、ブランドをそろえたりといった具合に、さりげなくファッションの一部をリンクさせることなのである。
リンクコーデを知っている、やったことがある人は約3割
以前からファッション感度の高い人たちの間では使われていた単語だが、マイナビニュース会員300人を対象にアンケートをとってみたところ、「リンクコーデ」という言葉を知っていたのは35%に留まった。
言葉としての知名度はまだそれほど高くないが、実際にやったことがある人はどれくらいいるのだろうか。
言葉の意味を解説したうえで、アンケートをとったところ、31.5%が「やったことがある」と回答した。
まだまだ知らない人も多いリンクコーデ。だからこそ、人とは違うものを求めるファッション好きにおすすめしたい。
そろえる箇所は何でもいいが、ポイントはさりげなさ。アウターのような主張の強いアイテムであれば、完全に同じ服のサイズ違いにするのではなく、ブランドをそろえるだけにするとか、生地を合わせてみるとか、一捻りするといいだろう。
逆にアクセサリのような小物であれば、同ブランドのペアアイテムでそろえることで“わかる人にはわかる”感を出せるだろう。
中でも簡単にトライできて、さりげない“リンク”を演出できるのは腕時計だ。
今回おすすめしたいのは、カシオの人気ウオッチブランド、「G-SHOCK」と「BABY-G」から展開されているペアウオッチ。クリスマスの定番ペアモデル「G PRESENTS LOVER'S COLLECTION」と、ペアでもペアじゃなくてもOKな「G-SHOCK G-STEEL × BABY-G G-MS」、「PRECIOUS HEART SELECTION」だ。
それぞれの特徴を次ページで解説していきたい。