2015年、2016年と2年連続の賞金女王に輝いたプロフゴルファーのイ・ボミプロが5日、子どもたちが参加するイベント「イ・ボミチャレンジ!未来のゴルファープログラム」に登場。東京近郊でゴルフスクールに通っている小学生以下のジュニアゴルファー12名に直接ワンポイントレッスンなどを行った。
本イベントは2016年シーズンよりイ・ボミプロのスポンサーを務め、収益不動産を核にした資産形成コンサルティング業などを展開する株式会社ボルテックスが主催したもの。イ・ボミプロとともに将来のトッププロを目指すジュニアゴルファーを応援することを目的に行われた。
同社では「“経営の新常識”を創り、日本の未来を切り拓く」ことを掲げており、今回のイベントも未来を切り拓くジュニアゴルファーを応援したいという想いから開催されているという。
イベントのプログラムでは、シミュレーションゴルフを使ったミニトーナメント戦と、直接イ・ボミプロからのアドバイスが受けられるニアピンコンテスト&ワンポイントレッスンを実施。イベントに先立ち、イ・ボミプロは「とても楽しみ!」と笑顔を見せ、「シミュレーションゴルフは遊びでも練習でも良くやります。大好き」と明かした。
トーナメントを見て回ったイ・ボミプロは、爽快な音をあげながら軽快に飛ばすスイングに歓声を上げるなど、子どもたちのプレーを楽しんだ。一方、ニアピンコンテストでは、真剣な表情でアドバイスを行い「早くスイングしすぎているので、もっと長くボールに当てるようなイメージで」「パワフルだけど、ひざを伸ばすタイミングが合っていない。もう少しひざを伸ばすのを遅くしてみて」と具体的に指摘し、子どももうなずきながら聞き入っていた。中には、指導に熱が入って子どもの手を取ってアドバイスする場面も。子どもたちと触れ合ったイ・ボミプロは「アドバイスの必要のない子もたくさんいて、申し訳なかったくらい(笑)。そのままいっぱい練習して」と、参加した小学生の実力に驚かされていた。
大会後、授賞式前にミニトークショーも実施され、今年のシーズンを振り返ったイ・ボミプロ。「去年と比べてしまうといい結果ではなかったですけども、そんな中でも優勝することが出来たのは良かったと思っています」と、2年連続の賞金嬢王から23位となってしまった今シーズンの苦い想いを踏まえつつポジティブにコメント。昔やっていた練習方法については「今のように映像技術も発達していなかったけれど、とにかく練習するのが好きだった。毎日500~1,000球は打っていた」と、凄まじい練習量をこなしていたことを明かした。現在はオフだが、「オフは韓国で友達と遊んだり、家族とおいしいものを食べたりしますが、休みのときでも、2時間は練習しています」と、たとえ休暇中でも必ず練習は欠かさないと話した。
子どもたちから寄せられた質問にもイ・ボミプロは快く回答。下半身を鍛えるには?という問いには「走ることが一番大事じゃないかな? 重いものを持つようなトレーニングよりも、走ることのほうが体全体に良いような気がします」とアドバイスした。また、印象に残っているホールは?という質問には「小樽カントリー。硬くて、速くて……。本当に難しいので……」とはにかみながら答えていた。
なお、ミニトーナメントの結果は、3位に西澤香那さん(12)、2位に富沢大くん(12)、優勝は小俣柚葉さん(11)となり、ニアピン賞には松田旭くん(10)が輝いた。好成績を残せた子どもたちには、イ・ボミプロのサイン入りゴルフグッズなどが贈られた。トーナメント優勝を果たした柚葉さんは夢を聞かれて「賞金女王です」と即答。将来のライバルにイ・ボミプロが驚嘆の声をあげて優勝を称えた。結果を残せたジュニアゴルファーも、課題が見つかったジュニアゴルファーもイ・ボミプロの言葉を胸に未来のプロを志したに違いない。この日の参加者の中から、プロゴルファーやオリンピック代表が生まれることを大いに期待したい。
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