個人事業主のみなさんは、パソコンをどのように購入しているだろうか。多くは家電量販店やパソコン専門店で、とくにWebサイトで注文する方は多いはず。そんなオンラインパソコンショップの1つ「パソコン工房」に、「卸売り・仕入れのメンバーズサイト」が存在していることはご存じだろうか。その名の通り、卸売り・小売り業者を対象としたサイトだが、実は個人事業主でも登録でき、おトクな価格で購入ができるらしい。さっそく手順を追っていきたいと思う。

個人事業主でもOK? 「パソコン工房」の卸売り・仕入れサイト

ユニットコムのパソコン工房サイトは、老舗のパソコンショップとして有名だ。現在では高品質なBTOパソコン「iiyama PC」ブランドを主軸として、パソコン関連製品を総合的に取り扱っている。トップページには即納パソコンやゲームパソコン、クリエイターパソコン、自作パソコンパーツなどのタブが並んでいるが、その一番右側(※2017年10月現在)に、ひっそりと「卸売り・仕入れ」というタブを発見できる。これが、「卸売り・仕入れのメンバーズサイト」の申し込み口だ。

パソコン工房トップページにあるタブの右端に、ひっそりと存在している「卸売り・仕入れ」タブ

卸売り・仕入れのメンバーズサイトへ申請しよう

「卸売り・仕入れのメンバーズサイト」は、名前が示すように、本来はパソコンやパーツの卸売りや小売り用の仕入れを行う業者のためのサイト。初期費用ゼロでも開業でき、豊富な品ぞろえのアイテムを卸売り価格で購入できるメリットがある。なので、一般ユーザーは通常の方法ではログインできない。業者として申し込みを行い、ユニットコムの審査を通過すると、アカウントが「卸売り・仕入れメンバー」に変化し、そこで初めてメンバーズサイトに入れるようになる。

「卸売り・仕入れ」タブに入ると、申請から登録、注文までの流れが簡単に説明されている

登録を申請したい人は、まずパソコン工房の一般会員用アカウントを作成する必要がある。すでに作成済みであればそれを利用すればOKだ。まだ作成していないのであれば、まずはWebページ右上の「会員登録」から、アカウントを作成しよう。

卸売り・仕入れメンバーの申請を行うには、まず一般会員用アカウントを作成する必要がある

一般会員用アカウントでログインしたら、次に「卸売り・仕入れ」タブ内ページの最下段に移動し、"会員種別切替はこちらから"というボタンをクリックしよう。すると、「【パソコン工房 卸売り・仕入れのメンバーズサイト】新規会員及び掛売申し込み」のページに移動する。ここで事業形態や掛売決済といった項目を入力する。全ての入力が完了し、規約を確認したら、"規約に同意する"ボタンを押そう。ステータスが申し込み状態になる。

"会員種別切替はこちらから"というボタンを押し、メンバーズサイトを利用するための申請を行う

【パソコン工房 卸売り・仕入れのメンバーズサイト】新規会員及び掛売申し込みを行うと、ユニットコムでの審査が始まる

無事審査を通ることができれば、登録したメールアドレスに"【パソコン工房 卸売りサイト】入会手続き完了のご案内"が届く。これで、次回のログイン時から、「卸売り・仕入れメンバー」としてWebページに入ることが可能となる。

申請が行われていれば、お客様アンケート一覧・管理欄に申し込みが表示されるので、念のため確認しておこう

無事に審査を通過できれば、登録したメールアドレス宛てに入会手続き完了のお知らせメールが届く

メンバー承認が完了したらあとは今まで通り注文!

登録が完了したら、パソコン工房のWebページにログインし、買い物を行うだけだ。ログイン時に"卸売り・仕入れメンバーでログインしようしています。このまま……"という確認メッセージが流れるようになったら、切り替えが完了している。マイページには「WEBサイト内の全ての商品が卸売り価格にてご覧いただけます!」との表記がある。 各ページを確認して、おすすめ製品や価格が卸売り・仕入れのメンバーズサイトのものに変わっているか確認しよう。

卸売り・仕入れメンバーとして承認されると、ログイン時に今までと違う確認メッセージが流れるようになる

画面左上の"パソコン工房 GoodWill"ロゴの下に、"卸売り・仕入れのメンバーズサイト"と表示されるようになった

ここまでできたら、あとはいままで通り欲しい製品をカートに入れ、注文するだけ。一般会員向けに販売されている通常価格よりも安い値段で、製品を購入することが可能だ。

パソコンやパーツ、ソフトなどが通常よりもおトクな卸売価格で購入できるようになった

カメラマンやイラストレーターでも安く買えるかも?

卸売り・仕入れのメンバーズサイトは、基本的に無料で利用できる。つまり、登録しておくだけで通常より安い価格で製品を買えるわけだ。個人事業主としてだれでも登録を申請できるのは、初期費用ゼロで始められるという特徴があるからだろう。

ユニットコムが業者と判断する基準は定かではないが、ライター/エディターとして事業を行っている筆者はすぐに登録が行えた。実際にパソコン販売を行いたい方はもちろん、同じライターの方や、カメラマン・デザイナー・イラストレーターのような個人事業主の方であれば、試してみる価値はあるのではないだろうか。パソコンを少しでも安く購入できるチャンスだ。

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