VRやIoTといったコトバを最近、よく耳にすると感じている人は多いだろう。ただ、いまいちそれらが私たちの生活をどう変えるのかはわからない……そんな人におすすめしたいのが、秋葉原のショップ「パソコン工房 AKIBA START UP」である。このショップでは、VRやIoTなどの最新テクノロジーを駆使したIT関連製品が展示・販売されており、実際に見て、触れて、体感できるのだ。
今回、そんなパソコン工房 AKIBA START UPを、テクノロジーに興味津々の美女・シンガーソングライターのFurukawa Sarahさんと訪れた。
パソコン工房 AKIBA START UPにやってきました! |
「もう入り口から気になるモノがいっぱいあるっ!」
目をキラキラさせながらそんなふうに話すSarahさん。VRやIoTに興味はあるが、それほど詳しくはないという。パソコン工房 AKIBA START UPは、そんな人にこそおすすめしたい秋葉原の新名所だ。ここでは進化が著しい最新テクノロジーが気軽に体験できる。
真っ先にSarahさんが目をつけたのは、店舗の外に展示してあった宙に浮く不思議なスピーカーである。
「ちょっとこれ! すごくないですか!?」
もうすでに興奮気味のSarahさん。でも気持ちはわかる。これ、どうやって浮いてるんだろう。
「これはBluetoothスピーカー「LEVI SOUND」といって、強力なマグネットで浮いているんですよ」
そう教えてくれたのは、パソコン工房 AKIBA START UPの牧さん。
このLEVI SOUNDは見た目のインパクトに目がいきがちだが、実はスピーカーとしてもしっかりした性能を持っているという。友だちの部屋に入ってこれが音を鳴らしながらふわふわ浮かんでいたら……うん、かなり面白い。自宅でパーティーなどをする際にぴったりのアイテムだ。
「これもすごいですよ!」
Sarahさんが嬉しそうに声を上げる。見ると、そこにはSarahさんと同じくらいのサイズの……これはなんだ!?
牧さん:「こちらは遠隔操作で動き回るテレプレゼンスロボット『Double 2』です」
Double 2は2つの車輪とタブレットを搭載しており、スマートフォンで遠隔操作することができるロボットだ。ケーブルなどがあっても乗り越えることができるほど安定感がある。
カメラを通して双方の状況がわかるため、たとえばビデオ会議なら相手の顔を見ながら話すといったことが可能になる。プライベートでも遠く離れた家族との会話などにぴったりだろう。遠くにいながらにして、まるで現地にいるかのように動き回れる画期的なロボットなのだ。
続いて先ほどからSarahさんもずっと気になっていたという、奥のブースへ。
なんと、VRでフライトアクションが楽しめる体験ブース「ELSA ドームスクリーン」であった。コントローラーを握ると、そこはもう富士山上空。パイロットになった気分で航空機を操作し、自由に大空を飛び回る体験ができるのだ。HMDは要らず、特殊ミラーと曲面補正ソフトを利用して、VR体験を複数人で同時に共有できるのが最大の特徴である。
どんどんいこう。次にSarahさんが足を止めたのは……耳栓? これに何のテクノロジーが……。
「えっ!? ウソ!」
思わず目を丸くするSarahさん。どうしたのだろう。
「音が……消えたんです。話し声なんかはちゃんと聴こえるのに、街のざわめきだけがきれいに消えました!」
そう、一見すると普通の耳栓だが、こちらはアクティブノイズキャンセル耳栓「QuietOn」。通常の耳栓でブロックしきれない騒音を減少させる次世代の耳栓なのだ。飛行機のエンジン音や交通騒音、室内のエアコン音といった低周波騒音と呼ばれる音をかき消すため、人の声はそのまま聴こえるのである。
「何だかヘンな感じ……例えるならお正月で静かになった東京の町って雰囲気です」
なるほど、正月の東京か。人はいるからまったく無音ではないのだけど、騒音だけがなくなっているあの感覚を意図的に作り出せるということか。飛行機でエンジン音が気になって眠れないような人にはうってつけのアイテムである。
続いてはこちらのスティックタイプのガジェット「ili(イリー)」。牧さんによると「翻訳機」とのことだが、それってアプリなんかでも似たようなのがなかったっけ。
牧さん:「こちらの画期的なところは、オフラインで使えることなんです。旅行などではスマホをネットにつなげないこともありますし、そもそも年配の方はスマホを持っていないこともあります。イリーはオフラインで動作するので、そういう方でも迷うことなく使えるんですよ」
なるほど。言われてみれば海外旅行では必ずネットに接続できるわけではない。そんなときでもサッと取り出して使えるのは便利だ。
牧さん:「そもそも海外旅行に特化した製品で、旅行でよく使うフレーズが特に高精度に翻訳できるんです」
「あっ! 私の日本語もきちんと英語に翻訳できましたよ!」
思わず笑顔になるSarahさん。イリーを手にとり話しかけるだけで、本当に翻訳できたようだ。使い方も簡単だしコンパクトなので、海外旅行のお供にカバンに忍ばせておきたい。
続いてこちらは……?
スマホやタブレットで操作できる電車のオモチャ……なのだけど、その秘密が隠されているのは電車に使われている乾電池。
実は乾電池ケース型のIoTデバイスなのだ。その名も「MaBeee」。このケースに乾電池を入れることで様々な機能がスマホから使えるようになるというもの。ポイントは操作できるのがオモチャではなく乾電池であるということ。つまり、特定のオモチャではなく、乾電池が使えるあらゆるオモチャでスマホからの操作が可能になるというわけなのだ。
この他にもパソコン工房 AKIBA START UPではユニークな最新テクノロジーアイテムがずらり。
そして最後にSarahさんが見つけたのは、こちらの謎アイテム。
布団や衣服を圧縮袋に入れて、掃除機で空気を吸い取り、ぺちゃんこにするアレを超小型化した「VAGO(ヴァーゴ)」というマシンである。
VAGOのサイズはH7.0cm×W3.6cm、重さが86g。掃除機を旅行に持っていくことはできないが、手のひらサイズのVAGOであれば余裕である。また、接続はMicro USBケーブルで行うので、電源がない環境ではモバイルバッテリーを使えるのも優れたポイントだ。
VRやIoTを活用した様々なアイテムに触れることができた今回のパソコン工房 AKIBA START UP。体験したSarahさん的に一番グッときたのは?
「ノイズキャンセル耳栓の『QuietOn』と、翻訳機の『ili』はすごすぎて感動しました! 他のグッズにも驚かされましたね。テクノロジーってすごい!」
すぐそこまでやってきている未来をいち早く体験できる、パソコン工房 AKIBA START UP。読者の皆さんも、ぜひ最先端の技術を気軽に体験してみてはいかがだろうか。
※展示商品については、2017/10/10(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはパソコン工房 AKIBA START UPのWebサイトにてご確認ください。
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