毎日、家事や育児に忙しいママ。最近は"ワーキングマザー"と呼ばれる、仕事と育児を両立している女性も増えてきています。筆者もその一人。現在は小学校高学年の息子を持ち、ワーキングマザー歴は10年以上になります。
そんな忙しいワーキングマザーが、日々を乗り越えるために必要なのは、いかに時間を節約するかということ。そのためには物や情報の管理が必須です。情報についてはスマートフォンやパソコンですが、物については物理的な管理が必要になります。身の回りのものをしっかり管理して、いかに生活を機能的にしていくかが重要です。
例えば、必要なものを探さずにすぐに取り出せること。物がどこに保管されているかを把握しているだけでも、"探す"という行為による余計な時間を省くことができるのです。
そしてそんな物の管理に有効なのが"ラベリング"。どこに何があるかを、ひと目でパッとわかるようにするだけでも「時短」、つまり大きな時間の節約になります。
また、ラベリングは同居している家族にとっても有効です。自分自身が整理したものについては覚えているかもしれませんが、それを「自分以外の家族にもわかるようにしておく」……これだけで、「あれはどこにあるの?」と聞かれて指示する必要もなく、お互いにとって時間の節約になるだけでなく、ストレスもなくなります。
そんなわけで筆者も積極的に実践しているのがラベリングです。今回は、カシオのラベル作成機「ネームランド KL-M50(以下、KL-M50)」を利用した、ラベリング術を紹介したいと思います。
カシオの「ネームランド KL-M50」 |
KL-M50は、カシオのラベルライター「ネームランド」の最新機種です。印刷品質はそのままで、従来モデル(KL-T50/M7)と比べで印字速度が2倍にアップしているので、効率的にラベルを作成できるのが魅力ですね。書体は、漢字3種類・かな8種類・英数12種類を内蔵。テープがバラバラにならず、シールのみに切り込みを入れて台紙からはがしやすくする「ハーフカット機能付きオートカッター」や、ファイルの背ラベルと表ラベルの作成に便利な「縦横同時印刷」なども嬉しい特長で、ビジネス用途から家庭まで幅広く利用できます。
KL-M50で使えるテープは、スタンダードテープ(42種類)のほかにも、さまざまな種類のテープが用意されていて、合計167種類あります。今回はその中でも、"変わり種"のテープを使用してみました。
まずは「キレイにはがせて下地がかくせる強粘着テープ」。テープをはがした際にノリが残りにくい特殊な粘着材を使用しているので、しっかりとした粘着力がありながらも、気軽に貼り付けることが可能です。また、文字や柄の上に貼っても下地が透けないようにする加工も施されているため、修正時の重ね貼りにも優れています。
なお、一度貼ったら剥がす必要のない用途には「強粘着テープ」も用意されていているので、使い分けるとよいですね。
次は「油のついている面にしっかりはれるテープ」です。貼り付ける物の表面に付着した油を吸収できる粘着材を採用し、表面が油で汚れやすいものにも貼り付けられます。油跳ねが多いキッチンで調味料のラベリングに最適なほか、レンジフードのフィルター交換時期などを記載しておくのにも大活躍です。
「配線マーカーテープ」は、はがれにくいだけでなく、曲面にもフィットする柔軟性を備えたテープ。その名のとおり、家電製品のケーブルにもキレイに巻き付けて貼ることができます。
最後に紹介する「マグネットテープ」は、裏面がマグネット加工された製品。印字をしたテープが、そのままマグネットとしてホワイトボードなどに貼り付けられます。
筆者宅ではホワイトボードと組み合わせて、子ども用に"リマインドボード"を自作。マグネットテープに印刷したTo Doリストの項目を、やり終えたらホワイトボード上で移動させる方法で、子どもが自分でやるべきこととやり残していることを明示し、親に促されなくても自ら進んでゲーム感覚で取り組めるように工夫しました。もちろん、大人用にも有効です |
以上、カシオのネームランドの変わり種テープを使って、家庭で実践している簡単なラベリング活用方法を紹介しました。ビジネス用途以外にもアイディア次第で家庭でも大活躍。また、単に整理分類用だけでなく、備忘録用のメモや子どものしつけ用にも活用できます。キレイに印刷されたラベルを気軽に作成できるネームランドで、日常生活を機能的で快適なものに改善してみてはいかがでしょうか。
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