急速に利用者が増えつつある格安SIM。その理由は、なんといっても大手通信キャリアと比べて月額料金が1/2～1/3になるコストパフォーマンスの高さだ。MM総研調べで国内MVNO総合満足度トップに輝いた「BIGLOBEモバイル」を例に、上手に使えば家計を大幅に節約できる格安SIMについて説明していきたい。

なお、以下で記載する金額はすべて税別である。

BIGLOBEが提供する格安SIMサービス「BIGLOBEモバイル」は、国内MVNOの中で総合満足度の高さが魅力だ

家計の負担となっている月々のモバイル通信料金

ファイナンシャル・プランニングにおいて、家計の見直しは固定費の削減からといわれている。モバイル端末が必須な現代において、モバイル通信料金の月当たりの家計に締める割合は非常に大きい。それもそのはず、大手の通信キャリアと契約している場合、毎月6,000円以上、多い場合はそれ以上のお金を支払っている人も多いからだ。

そこで注目したいのが、「格安SIM」と呼ばれる、MVNO(仮想移動体通信事業者)が提供している通信サービス。MVNOは、大手通信キャリアから回線などを借り受けることで、リーズナブルな料金で独自の通信サービスを提供している。大手通信キャリアが行ってきた通信施設の増強や、店頭での対応などを抑えることで、低料金を実現している。

インターネットプロパイダとして有名なBIGLOBEが提供する、BIGLOBEモバイルもそうした格安SIMサービスのひとつ。

BIGLOBEモバイルであれば、乗り換えも非常に簡単。例えばNTTドコモの端末を使っていれば、SIMロックを解除する必要もなく、SIMをBIGLOBEモバイルに差し替えて利用できる。もちろん、国内で特に人気のある「iPhone」(NTTドコモのiPhone、SIMフリーのiPhoneの場合)などの端末でもすぐに利用可能だ。

NTTドコモのユーザーであれば、SIMカードを差し替えればすぐに利用できる

国内で人気のスマートフォン「iPhone」シリーズにも、もちろん対応している(NTTドコモのiPhone、SIMフリーのiPhoneの場合)

月額料金は大手キャリアと比べて約1/2～1/3に!

それでは、「格安SIM」は大手キャリアと比べてどれだけ安いのだろうか。一人で利用すると考え、人気の高い「BIGLOBEモバイル」のプランと比べてみよう。

例えば、大手キャリアで通話が5分以内無料となるサービスを契約した場合を考えると、データ通信量プランを最低の2～3GBクラスに設定しても、毎月5,000～6,000円ほどの料金がかかってしまう。

しかしBIGLOBEモバイルならば、[音声通話SIM]の[通信容量プラン:3GB]が『1,600円』で契約できてしまう。通話に備え、「3分以内の国内通話かけ放題オプション」または「合計60分間の国内通話が定額になるオプション」を追加した場合でも、『2,250円』で済む計算だ。

BIGLOBEモバイル音声通話(データ+SMS+音声通話)
通信容量 月額基本料金 「3分以内の国内通話かけ放題オプション」または
「合計60分間の国内通話が定額になるオプション」		 月額合計
1GB 1,400円 650円 2,050円
3GB 1,600円 650円 2,250円
6GB 2,150円 650円 2,800円
12GB 3,400円 650円 4,050円
20GB 5,200円 650円 5,850円
30GB 7,450円 650円 8,100円
※別途、初期費用3,394円と毎月ユニバーサルサービス料、利用に応じてSMS送信料、超過する通話に通話料が必要です。

一方で、月々に利用できるデータ通信量や、無料通話時間の短さが気になる方もいるかもしれない。しかし、外出がそれほど多くない方なら、自宅や職場ではWi-Fiでデータ通信を行い、また音声通話にはメッセージングアプリなどをうまく利用することで、案外カンタンに克服できる。

もちろん、電話機能はいらないという人には、「データ通信のみ」、もしくは「データ通信SMS付きのSIM」も用意されている。電話はメッセージングアプリのみで運用しようと考えている人にはこちらもおススメだ。

BIGLOBEモバイル データ通信のみ
通信容量 月額基本料金
3GB 900円
6GB 1,450円
12GB 2,700円
20GB 4,500円
30GB 6,750円
BIGLOBEモバイル SMS機能付きデータSIM
通信容量 月額基本料金
3GB 1,020円
6GB 1,570円
12GB 2,820円
20GB 4,620円
30GB 6,870円
※別途、初期費用3,394円と毎月ユニバーサルサービス料、利用に応じてSMS送信料が必要です。