全世界を通じて技術のトレンドが変わりやすいIT業界。そのため、ITエンジニアとして一線で活躍するためには、常にスキルアップしていくことが重要だ。そこで、マイナビニュースでは、ITエンジニア(137名)を対象に、仕事に対する意識調査を行った。そこで明らかになったITエンジニアのスキルアップに必要なコトとは?

ITエンジニア137名の本音は?

「職種を教えてください」

まず、今回のアンケートに答えてくれた人の職種で一番多かったのは「システム開発(WEB・オープン・モバイル・汎用機など)」で回答者の約5割をしめた。その次に「プロジェクトリーダー・プロジェクトマネージャー」(19.7%)、「インフラ設計・構築(ネットワーク・サーバー設計・構築)」(11.7%)と続いた。このようなアンケート参加者に、「エンジニアとして働く上で、スキルアップは大切なことだと思いますか?」と質問したところ、約97%の人が「大切なこと」と回答しており、エンジニアは常にスキルアップが必要とされる仕事であることが明らかになった。

しかし一方で、「今の会社でITエンジニアとしてのスキルアップは望めますか?」という問いかけについては半数が「いいえ」と答え、スキルアップを望んでいるものの、今の職場ではそれが難しいと考えている人も多いという現状が浮かび上がった。

「今の会社でITエンジニアとしてのスキルアップは望めますか?」

具体的に、どのようなスキルアップを望んでいるかを聞くと

■新しい言語の習得、業務推進の方法の時流を確認する(34歳男性/ソフトウェア・情報処理/事務・企画・経営関連)

■要件定義など上流工程のスキルを身につけたい(42歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)

■ネットワーク知識取得(32歳女性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)

■システム設計を行うための最新技術の動向の把握(36歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)

■インフラ系のシステムエンジニアとして必要なサーバ・ネットワーク関連の技術(32歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)

■プロジェクトリーダーとして経験を積むこと(36歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)

といった意見がみられた。「新しい言語の習得」「ネットワーク知識取得」「サーバ・ネットワーク関連の技術」など、新しい技術や最新の知識を身に付けたいと考えている人が多いようだ。そのほかには、「プロジェクトリーダーとしての経験」や「交渉力・統率力」「コミュニケーション能力」など、実務の経験などで身につくスキルを回答している人も見受けられた。

さらに「スキルアップするために、どのような仕事に携わりたいと思いますか?」という質問については、約5割の人が「様々なタイプの案件を数多く携わりたい」「先端技術を駆使できるプロジェクト」と回答。そのほかにも「上位管理職としてプロジェクトに携わることができる仕事」(28.5%)、「上流工程や請負受託などの案件」(27.7%)も重要視していることが分かった。しかし、「今の会社でITエンジニアとしてのスキルアップは望めますか?」という問いで、半数が「いいえ」と回答していることから、こうした案件に携わりたくても、なかなか思うようにならないのが実情のようだ。

「ITエンジニアとしてスキルアップするために、どのような仕事に携わりたいと思いますか?」(複数回答)

次に、「ITエンジニアとしてスキルアップをするために心掛けていることを教えてください」という質問に複数回答で答えてもらったところ、「担当する案件数を増やす」(46.0%)が最も多く、次いで「参考書を読みまくる」(41.6%)、「会社の研修制度を利用する」(35.0%)、「先輩社員に話を聞く」(29.9%)という結果に。このことから、多くの人は実務でスキルアップしつつ、参考書や研修などで知識を吸収することも必要だと考えていることが分かった。「担当する案件数を増やす」「会社の研修制度を利用する」に関しては、エンジニア本人がそうしたくても会社任せなところがあり、こうしたところでも「今の会社でスキルアップが望めるか」という問題に直面している人も少なくないだろう。

最後に「スキルアップしたことを実感できたエピソードを教えてください」という質問を自由回答で行なったところ、「今まで任された仕事の質とスピードが向上したことで、新しい仕事を任せてもらえた」(23歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)、「できることが増え、プロジェクトリーダーとして携わる案件が増えてきた」(35歳女性/ソフトウェア・情報処理/事務・企画・経営関連)、「短納期で顧客の満足度を得られる仕事ができるようになってきた」(56歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)、といったエピソードが寄せられている。

ITエンジニアにとって理想の職場とは

今回のアンケートから、ITエンジニアの理想的な働き方がどのようなものなのかをまとめると、常にスキルアップが望める職場であり、希望するスキルは「上流工程のスキルを身につけること」「プロジェクトリーダーとして経験を積むこと」など。そのようなスキルを身につけるためには、「担当する案件数を増やす」「会社の研修制度を利用する」ことが大切だと考えていることが分かった。

そんなITエンジニアの求める理想的な働き方ができる企業がある。それがエンジニア人財サービスを行っている株式会社VSNだ。同社では、このアンケートから分かったITエンジニアが働き際に重要視していることについて非常にマッチした形で仕事をすることができる。

VSNは、IT、メカトロニクス、エレクトロニクス、バイオ・ケミストリーの4分野において、正社員として採用したエンジニアをクライアント企業へ派遣しているエンジニア人財サービス。国内の8拠点に約3,000人の正社員エンジニアが在籍しており、主なクライアントは、情報・通信業や電気機器メーカー、専門・技術サービス業などとなっている。

株式会社「VSN」のキャリア採用ページ

同社は、クライアントの本質的問題解決に取り組む「バリューチェーン・イノベーター」というサービスを提供している。これは、エンジニア派遣による技術提供だけにとどまらず、クライアントも気付いていない事業課題を主体的に発見・共に解決することで企業価値に深く貢献するというVSN独自のサービスだ。2011年に生まれた同サービスはこれまでに550件以上の提案実績を残しており、数億円レベルの売上向上につながった提案や、同社の提案がクライアントの全社目標に設定された例など、本質的問題にアプローチする様々な改革提案により高い評価を得ている。

さらに、このサービスを加速させるため、課題解決において優れた知識・技術を持つ社員を認定する制度を設けており、トレーニングメニューとして問題発見・解決研修、経営戦略研修、ファシリテーション研修、プロジェクト・マネジメント研修、プレゼンテーション研修、リーダーシップ研修などを行なっている。

ほかにも、東京都品川にある同社保有の天王洲トレーニングセンターでは、研修以外にも有志社員による勉強会などが行われており、自己研鑚したいエンジニアのために土日も解放。オンライン研修プログラムも導入しており、在宅でのスキルアップも可能となっている。

実際に、同社の担当者に今回のアンケート結果を紹介したところ「当社では、これまでの経験より一段ステップアップできるような業務に従事していただいています。例えば、それまで運用を行っていたインフラエンジニアなら構築まで携われるプロジェクトにという工程のアップや、メンバーとしての経験が豊富な方はプロジェクトリーダーにというマネジメント上のステップアップなど、様々な観点でエンジニアとしての成長が見込めるようなプロジェクトでご活躍いただけるよう、配属しています」と同社で働くことのメリットを紹介した。

現在、VSNではITエンジニアを募集しており、こうした「バリューチェーン・イノベーター」としての活動や、充実したトレーニング・研修などに興味がある人は、一度VSNのサイトでどのような働き方ができるのか、チェックしてみてほしい。

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調査日:2017年6月13日~6月27日
調査対象:ITエンジニア
調査数:137人
調査方法:インターネットログイン式アンケート

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