もうすぐ夏休み。だが、まだ子どもたちとの予定を立てていないパパも多いのでは? マイナビニュースでは、夏休みの過ごし方について、150人のパパにアンケートを実施した。
「今年の夏休み、子どもとどのように過ごすか決まっていますか」と聞くと、決まっていないが7割近く。仕事が忙しく、遊びの予定が立てづらい人が大半を占めていた。そして、忙しいパパたちは「子どもとのコミュニケーションの取り方について、悩んだことはありますか」という問いにも6割以上がはいと答えている。
ほかにもパパたちの悩みとして、こんな意見が寄せられた。
「外でいっしょに遊びに行きたいけど、仕事の疲れが取れないから家から出れないという葛藤がある」(大阪府在住・40代・IT関連技術職)
「休みの日でも、家のこととかあり、時間を作れない」(東京都・40代・IT関連技術職」
「外出先だと、帰る時間が気になってしまいますが、自宅の場合はその心配がないから良いと思います」(愛知県在住・50代・事務/企画/経営関連)
「家の中で、子どもとコミュニケーションを取りながら、手軽に遊べる」。忙しいパパたちには、そんなおもちゃが望まれているのではないだろうか。そこで、今回おすすめしたいのが、「レゴ」だ。
よし、息子と一緒にレゴを作るぞ!
自分が子どもの頃、夢中になって遊んだホビーといえば、断然「レゴ」。アラフォーとなり、1児の父親となった今、手にすることはすっかり無くなってしまった。だが、大小さまざまなレゴが織りなす無限の組み合わせに感動し、創造力を大いに刺激されたことは今でもはっきり覚えている。きっと同じような経験を持つ人も多いのではないだろうか。
そんなとある日曜日、小学一年生になった息子と一緒に「レゴシティ ポリスステーション」を作ることを決意した。自分が子どものころは大きなセットはなかなか手が出せなかったが、そこは思い切って「わが子のため!」と奮発することに。突然のプレゼントに驚く息子だったが、仕事が忙しくて普段なかなか一緒に遊べない父親としては、せめて日曜日くらいはたっぷり遊んであげたいのだ。
大きな箱を両手でしっかり抱え、満面のスマイルの息子。小学校に入学して世界が広がり、最近はだいぶ生意気になってこんな笑顔も見せなくなったが、大好きなレゴとなると話は別らしい。よし、さっそく始めようか!
進化したレゴに息子よりも興奮する父親
まずは箱を開け、説明書とレゴを確認する。大人になって、良くも悪くも段取りを決めてからでないと物事を始められなくなった父親と違い、迷うことなくガンガン袋を開けてスイスイ組み立て始める息子。どうやら彼は直感タイプらしく、ポリスカーやボリスバイク、ボリスヘリなどがアッという間に完成した。「大丈夫だよ」と息子。何が大丈夫なのかよく分からないが、頼もしい。