5月20日、21日の2日間に渡り富士スピードウェイで開催されたハーレーダビッドソン ジャパン主催の「BLUE SKY HEAVEN 2017」。全国からハーレー乗りが集まる、ミュージック&キャンプ・フェスティバルだ。そのイベントにおいて、キヤノンマーケティングジャパンは、ミラーレスカメラ「EOS M6」の無料貸し出しや、写真家・増井貴光氏によるスペシャルセミナー、そして無料の撮影体験会を行った。EOS M6はハーレーをどのように写し出すのか見ていこう。
ハーレー乗りにとっても最適な「EOS M6」
グランドスタンド近くに開設されたメイン会場には、最新のハーレーが展示されたコーナーや音楽ステージ、約70のショップテントが軒を連ねていた。その一角にキヤノンは、ブースを構える。
「EOS M6」は4月20日に発売された最新のミラーレスカメラ。クラシカルな雰囲気を残しつつも操作性にこだわったダイヤルやボタンデザインなどは、ビジュアルも性能も重視するハーレーファンにとってピッタリな一台と言える。そのEOS M6と高倍率ズームレンズ「EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM」のセットが無料でレンタルできるうえ、写真家によるセミナーも開催されるとあって、続々と希望者が訪れた。
30台用意された貸し出し用の「EOS M6」と「EF-M18-150」のセット。受付開始直後から盛況だった |
ブースには、EOS 5D Mark IVやEOS 7D Mark II、EOS 9000Dなども展示されていた |
セミナー後には、体験会で撮影した写真によるフォトコンテストも開催。優秀作品は「H.O.G. MAGAZINE」に掲載されるうえ、副賞でEOS M6・EF-M15-45 IS STMレンズ EVFキットがもらえる |
初心者も流し撮りに成功
写真家・増井貴光氏によるスペシャルセミナーと撮影体験会では、EOS M6の長所を生かした撮影テクニックが丁寧にレクチャーされた。EOS M6は約2,420万画素すべてが位相差AFセンサーとなる「デュアルピクセルCMOS AF」を搭載している。この先進のAF技術を活用すれば、初心者もサーキットを走行するハーレーの流し撮りができるというわけだ。
増井氏は、参加者にカメラの設定を、撮影モードをシャッタースピード優先AEの「Tv」に、AFモードを動く被写体にピントを合わせ続ける「サーボAF」に、AFエリアの指定を「スムーズゾーンAF」に、シャッターモードをAF追従で7コマ/秒の連写に設定するよう解説。筆者も参加者と一緒に、夢中でEOS M6のシャッターを切り続け、デュアルピクセルCMOS AFの有効性とAFアルゴリズムの進化をあらためて体感することができた。
また、ピットで整備中のマシンや展示されていた最新モデルなど、停車中のハーレーを撮る際にもEOS M6は扱いやすい。増井氏はチルト式の液晶モニターによりローアングル撮影もしやすいことから、一味違う写真が撮れることも伝えていた。
今回のセミナーにはピットやパドックの見学も含まれており、講義後はサーキット内へ移動。参加者は、間近に見るレーサーマシンや、サーキットを猛スピードで駆け抜けるハーレーにEOS M6のレンズを向け、その性能を確かめていた。
参加者に混じり筆者もチャレンジ。猛スピードで向かってくる被写体もピタリと捉えることができた。 |
光輝くパーツを印象的に切り取ったカット。太陽の反射を絞ることによって星のように表現してみた。 |
仙台から来たという関克彦さんは、12年前に思い立って二輪の免許を取得。乗るからにはハーレーと決めていたそうで、現在は「FLHTK ウルトラ リミテッド」のオーナーだ。今回のスペシャルセミナーには、スマホよりキレイな写真が撮れるので参加したとのこと。EOS M6については、シンプルで操作しやすく、コンパクトな点も非常によかったと話してくれた。
写真家・増井氏による「EOS M6」の作例
増井氏はEOS M6について「画質もいいし、とてもコンパクト」とし、大きめのウエストバッグに入るのでいつでも持ち歩ける点がお気に入りとのこと。ハーレーで世界各地を回る際には、前モデルのEOS M3を持ち歩いていたそうで、今後はEOS M6を愛用したいと笑顔で話してくれた。
最後に増井氏による、「EOS M6」での作例を紹介しよう
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