皆さんは"英語"と聞くとどんな感情を抱くだろうか。反射的に苦手意識を持っている人も少なくないはず。しかし、最近では英語を社内の公用語にし、入社資格に英語力を求める企業も増え、その重要性は高まってきている。「英語が話せないのはしょうがない」とはもう言っていられないのが実のところだ。

……とはいえ「よしやるぞ!」と意気込んでも、仕事は忙しくて時間は取れないし、なかなか続かないというのも事実。

そんな中、日常に英会話を取り入れるという新しい発想のデジタル英会話学習機「Lesson Pod」が2月24日、カシオ計算機より発売された。この近未来の学習機を試用する機会を得たので、その様子をお届けしよう。

デジタル英会話学習機「Lesson Pod」とは?

Lesson Podは、自宅にいながらひとりで英会話レッスンができる学習機。自宅内で「英語を話す」習慣を身に付けることを目的に開発され、形状は思わずほっこりしてしまいそうな可愛いドーム型の手のひらサイズ。

「コーチング」「インタラクティブ」が重視されており、自らが主体的に学び進めてゆくラーニング学習と違い、好きな時に、好きなだけ英会話のスキルを高められるのが特徴だ。

どんな部屋にも馴染むインテリアのような学習機Lesson Pod。コミュニケーションは目の色と音声で行われる

内蔵の英語学習コンテンツには、下記6種類がある。

  • 「反復レッスン」基本フレーズを繰り返し発声練習
  • 「発音レッスン」口の形や舌の位置などを判定しアドバイス
  • 「文法レッスン」英会話の基礎となる、実践に役立つ英語文法の学習
  • 「実用会話ライブラリー」さまざまなシーンで役立つ会話の練習
  • 「英語クイズ」英語の豆知識をクイズ形式で楽しめる
  • 「発音聞き分けゲーム」日本人が苦手な音の聞き分け練習

そのうちの「発音レッスン」「文法レッスン」「実用会話ライブラリー」は、カシオ計算機オリジナルのテキスト冊子が同梱されており、目と耳の両方から学習ができるようになっている。

1レッスンはわずか10分程度で完了するので、忙しい時でも集中して取り組めるほか、感動したのは防水であること!

シンプルなデザインなので、どこにおいても馴染む

お風呂のときや、料理をしているときにも使用できるので、時間を有効活用できる

リビングや寝室だけでなく、バスタブに浸かってリラックスしながら英会話が楽しめるのは画期的だ。

充電池の持続時間は約15レッスン分。1日3レッスンを行っても約4日もつ計算だ。

Lesson Podの電源は内蔵充電池だが、付属のACアダプターで充電しながらでも使用可能。本体サイズはW86×D86×H111mm、重量は約310gと置き場所や持ち運びに困ることはなさそうだ

実際に使ってみると正直、最初は子供っぽいし、おもちゃみたいだなと気恥ずかしかったのだが、結構しつこく話しかけてくる(笑)ので、とっさの挨拶が自然と口から出てくるようになった。

スイッチを入れるなり「Hello!」「Good morning!」「Welcome back」などと話しかけてくる。人感センサーが搭載されているため、帰宅時や通りすぎたときにもLesson Podから話しかけてくる仕組みなのが嬉しい。

実際にレッスンしてみた

というわけで、実際に使ってみた。Lesson Podの頭部には、タッチセンサーが内蔵されているので、待機状態で頭に触れると「反復・発音など始めたいレッスンを教えてください」と呼びかけてくる。例えば「はつおん」と日本語で答えると「発音レッスンですね」と確認を求めてくるので、頭をタッチすれば「発音レッスン」が起動する。

個人的にオススメだと思ったのが、「実用会話ライブラリー」「発音レッスン」

実用会話ライブラリーのテキスト内容と発音レッスンのテキスト内容。テキストと照らし合わせながら取り組めるので、わかりやすい

「実用会話ライブラリー」は天気・空港・レストラン・カフェ・ホテル・病院・銀行など、シーンごとに使える実用会話例文がたくさん収納されている。例えば、旅行や商談の前に想定練習を短時間で集中的に行えるのも便利だし、自分のレベルに合わせて、音読のスピードをゆっくりしたり速くしたり設定を変更できるので、はじめはゆっくりから少しずつスピードを上げていくことで耳がだんだんと馴染んでいく。LEDの目が光って話しかけてくるLesson Podを相手にレッスンしていると、なんだか実際に会話しているような気分になってくるのが面白い。

実際に「実用会話ライブラリー」を学習している様子を、動画にてお届けしよう。


また、「発音レッスン」は、その「音」の口や舌の動かし方が図とテキストで丁寧に解説されている。テキストを参考にしながらLesson Podの後に続いて発音をすれば、その音声を判定してくれる。

正しく発音できていない場合は、改善ポイントを音声で教えてくれる。アドバイスをもとに練習を重ねてゆくことで、舌の位置と口の動きが覚えられるように考えられており、これなら日本人の苦手な「R」と「L」の発音なども身につく気がしてくる。

「練習はしてみるものの、正解かどうかわからない」という悩みからサヨナラできるし、人前では恥ずかしい発音練習や、英会話教室では周りに気を使ってしまって何度も聞き返せない音など、自分のペースで納得のいくまで何度でも繰り返し練習できるのがとても便利だと感じた。

Lesson Podはちゃんと発音を聞いているので、うっかりサボって発音しないと「Are you OK?」「You are very quiet! Hello~! I can’t hear you!」などと励まされてしまうのでしっかり取り組もう

さらに、スマホアプリとして用意している「Lesson Pod+」を使えば、各レッスンの進捗状況を表示アプリで確認できたり、Wi-Fiを介してスマートフォンをLesson Podリモコンとして使うこともできるので、合わせて使うと効果的だ。

「英語を話す」というのはなにより「習慣」が大切になってくるというのが、今回を通じて実感できたが、時間がない人でもちょっとしたスキマ時間を利用して生活の中に取り込めるのがLesson Podの大きな特徴ではないだろうか。

現在「Lesson Pod発売記念キャンペーン」として、2017年5月31日まで、追加コンテンツ「毎日ひとこと会話集 vol.1」が無料で提供されているので、見逃さずにダウンロードしてほしい。ビジネスはもちろん、街中で外国人から道を聞かれるなどのふいの英語にも怯まない英語力が、自宅で身につけられるような内容になっている。

追加コンテンツは今後も計画中とのことなので、そのあたりも楽しみにしたい。

(マイナビニュース広告企画 提供 : カシオ計算機)

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