4月から新生活が始まるという人にとって、そろそろ考えないといけないのが引っ越しの準備だ。特に小さい子どもがいる家庭の場合、子どもの相手にも時間がとられるから、なおさら大変だろう。準備だけでない。引っ越し後には荷解き、収納、片付けだけでなく、転入届を出したり、免許証の書き換えも重要だ。引っ越し後にやるべきことは山のようにある。であれば、引っ越しまでにできることはなるべく済ませておきたいものである。
そこで今回は、小さな子どもを抱えるファミリーが引っ越す場合、先にやっておくと楽になることを紹介していこう。
行政、インフラまわりは早めに手続きを!
まずは基本的なところで、役所での転出手続きだ。市区町村が変わる場合は必須作業で、さらに国保などの手続きも行う必要があるだろう。子どもが学校に通っている場合は、早めに学校へ転校届を出そう。また、各自治体によって引っ越し前に手続きできるかが変わってくる可能性もあるので、事前に確認しておくことがおすすめである。
インフラの契約についても先に済ませておきたい。電気、水道、ガスは言うまでもなく、インターネット回線なども手配しておかないと、新しい家でしばらくネットができないということもありうる。使っている場合は固定電話の変更手続きも忘れずに。郵便物の転送手続きも先にやっておかないと困ることの一つだ。
カードや銀行など住所を登録しているサービスも決まり次第変更を
クレジットカードや銀行口座の変更手続きなどは新住所が確定した段階で行っておきたい。細かいことだが、通販サイトなども新住所をあらかじめ入力しておけば、引っ越し後はそちらを指定するだけなので便利だ。なお行政と同様に、カード会社も引っ越し前の変更が出来ないところがあるかもしれないので、詳しくは各カード会社に確認することがおすすめである。
不要品の処分はタイミングに気をつけて!
引っ越しで不用品を処分する家庭は多いだろう。市町村によってゴミ出しの曜日は異なるため、引っ越した曜日によってはいらないものをしばらく捨てられないということも考えられる。捨てると決めたものは引っ越し前に捨てておこう。荷物は少ない方が引っ越し料金も安くなる。
ただ、ギリギリまで必要になるものもあるので、捨てるタイミングは気をつけないといけない。
家具や家電は、慣れた街で買い揃えておく!
引っ越しの際に、家具や家電を買い替えるという家庭も多いだろう。引っ越し後、なるべくスムーズに普段の生活に戻るためには、必要なものが全部そろった状態で新生活をスタートさせたいところだ。
ただ、引っ越してから店を探そうとしても土地勘がないため、インテリアショップや量販店がどこにあるのかよくわからない……という事態に陥りがちだ。子どもの面倒を見ながらとなれば、なおさら大変である。
そこでおすすめなのは、あらかじめ引っ越し前に近くの店で家具や家電を購入しておくこと。それを新居に配送する手配をしておけば、引っ越して、すぐに普段通りの生活ができるというわけだ。家具や家電などの大きな物は、慣れた町で買い物を済ませておくのが望ましい。
全国どこにでも配送してくれて、近くに店舗が見つかりやすいインテリアショップといえばニトリだ。引っ越し前に最寄りのニトリで購入すれば、引っ越し先の新居の近くにあるニトリから配送してもらえるのは、全国に店舗展開しているニトリならでは。
ちなみにニトリに確認したところ、2月~3月は配送が混み合うので、できるだけ早めの予約がおすすめとのことだ。
引っ越し後は荷解き、片付けはもちろん、転入届やご近所への挨拶、周辺環境の把握などやるべきことが山のようにある。それらを子どもの面倒を見ながらこなすのは非常に労力を使うため、できるだけ早く自宅を普段の状態にしておきたいもの。
住所変更や行政・インフラまわりの対応で忘れがちではあるが、引っ越し前の家具購入は引っ越し後の手間を大幅に軽減してくれるので、ぜひ先に済ませておこう。
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