2016年に発売されたカワダの「ナノビーズ」。2015年に20周年を迎えたカワダの「パーラービーズ」と同じく、並べたビーズをアイロンでくっつけて、かんたんにモチーフを作って楽しめるビーズホビーだ(「パーラービーズ」記事はこちら)。 そんな「パーラービーズ」の大人向け商品として、2016年に発売されたのが「ナノビーズ」だ。今、子どもだけでなく、大人の間でも密かなブームとなっているアイロンビーズ。その魅力とは。
はじめに、「ナノビーズ」と「パーラービーズ」は一体なにが違うのか……? そう、「ナノ」の言葉が表すように、ビーズの大きさがまったく違うのだ。「ナノビーズ」は「パーラービーズ」の1/4サイズとなっている。サイズが小さくなったということは「パーラービーズ」よりも細かいドットで表現でき、より精細で表現力の高いアートを作成することができる。
カワダといえば、4×4mmという世界最小級のミニサイズブロック「ナノブロック」シリーズも展開しているが、なぜ、カワダはなんでもかんでも小さくしてしまうのか!? そんな疑問を解消するべく、「ナノビーズ」開発を担当したカワダオリジナル事業本部開発課の坪井さんと杉本さんに、「ナノビーズ」発売に至った経緯を語ってもらった。
――もともと「パーラービーズ」は子ども向け商品ですよね。大人向けの「ナノビーズ」を発売した経緯について教えてください。
坪井 パーラービーズは、5歳からの子ども向け商品なのですが、実は今、大人の間でもアイロンビーズがブームになっているんです! ここ数年、ハンドメイドの素材としてアイロンビーズを使用する方が多くいらっしゃいます。また、SNSやweb上でも、ファミコンをはじめとしたレトロゲームのドット絵ファンの方々が作ったアイロンビーズアートの投稿が目立っています。弊社には『ナノブロック』という世界最小級のブロックもありますが、こちらも大人の方に大人気の商品。この大人のアイロンビーズブームとナノブロックの成功に着目して、ナノビーズの開発がスタートしました。
――「ナノブロック」、「パーラービーズ」、「ナノビーズ」の違いを説明するとしたら?
杉本 おなじセキセイインコのモチーフを「ナノブロック」、「パーラービーズ」、「ナノビーズ」でそれぞれ作られたものを比較すると、その特徴がよくわかります。ナノブロックは小さく、それでいて立体的でリアルに表現できる。「パーラービーズ」はデフォルメされたようなかわいらしい仕上がりになっています。一方「ナノビーズ」は絵を描くように、繊細に表現ができるんです。小さくて、平面なので、身の回りのものに付けてアレンジするのにもぴったりなんですよね。
坪井 ちなみにこの「ナノビーズ」のセキセイインコはナノビーズの”キットシリーズ”で作れる作品です。
――「ナノビーズ」は、作例のシートとビーズを並べるための透明プレートやアイロンペーパーをセットにしたキットシリーズを14種類用意していますね。
坪井 はい。キットシリーズは、ビーズとプレートとイメージシートがオールインワンになったセットなので初心者の方でもかんたんに作ることができるのでおすすめです! モチーフは、ついつい懐かしくなるようなゲームキャラクターものから、セキセイインコのようなオリジナルデザインのものまで、大人がほしくなるようなラインナップをそろえました。きっと”つくってみたい! ”と思うようなデザインを見つけていただけると思います。
杉本 事前の調査で、レトロゲームのドット絵とパーラービーズの相性がとても良いことがわかっていたので、キャラクターではまずは人気の『スーパーマリオ』と『ポケットモンスター』を選びました。
坪井 とってもミニサイズのビーズなので、ビーズがよりつまみやすいように専用ピンセットもあわせて作りました!
――現在、ナノビーズの単色ビーズは34色で展開しています。ラインナップは、赤・青・黄・緑・白・黒といった原色の他、パステル系の色など中間色が多いことも特徴です。色の選択にあたってはどのようなこだわりがあったのでしょうか。
杉本 色に関しては、まず「パーラービーズ」で売れ筋の色からセレクトしました。それから、グラデーションで表現したいという要望もあったので中間色を多く選びました。ちなみに、実は"クランベリー"は『ナノビーズ』だけの色なんですよ。
――ビーズのパーツが小さな「ナノビーズ」は、「パーラービーズ」に比べて薄いものが作れるというのも特長の一つですね。
坪井 薄いのでデコレーションするのにも向いています。文房具やスマホケース、キャップや、今の季節ならニット帽にワンポイントでつけたりする使い方もおすすめです。とくに、フラッグス(国旗)やバタフライ/スマイルのデザインは、ワッペンのように使いやすいことからモチーフに選ばれました。
ちなみに、「ナノビーズ」では作ったビーズアートをアクセサリーにするためのビーズポケット、マグネットシート、ボールチェーンをセットにした「アクセサリーセット」の他に、「シャイニーシート」という独自の商品も用意している。作品の上にシートを載せてアイロンを当てると光沢を加えられるというアイテムで、アクセサリーに向いているナノビーズならではといったユニークな企画の商品だ。
杉本 「ナノビーズ」はより繊細に、そしてコンパクトに作ることができるので、アクセサリーにしたり、身の回りの物をデコレーションしたりするのに本当におすすめなんです。文房具やプランターピックにしてもいいですよね!
坪井 オリジナルのインテリアアイテムに活用されていらっしゃる方も多くいらっしゃいますよ。「ナノビーズ」用の透明プレートはサイズが約7センチ四方。でも、複数つなげればもっと大きなものを作ることもできます。「ナノビーズ」なら細かな部分まで表現したドット絵を作ることができるので、ビーズアートの作品を額に入れて飾ったりするのもステキですよ。
杉本 これからのシーズン、大切な人にプレゼントする機会が増えますよね。プレゼントと一緒に心のこもったオリジナルのギフトタグなどをナノビーズで作ってみるのはいかがでしょうか?
坪井 同じプレゼントでも手作りのオリジナルタグを添えたラッピングだと、もらったほうもより心がこもった感じがしますよね。例えば、相手のイニシャルタグを付けてあげると、その後キーホルダーなんかに活用してもらえるので、より相手の心に残るプレゼントになると思います。ぜひ、ナノビーズを使って、一味違う、より特別なプレゼントにしていただけたら嬉しいです。
杉本 そんなギフトラッピングにも最適なイニシャルタグを作れるワークショップがロフトで開催されます!! 一緒に楽しくギフトタグを手作りしちゃいましょう!
ナノビーズ体験イベントの開催日時と場所は以下のとおり。
[Loftラボ]ワークショップ 「ナノビーズでイニシャルタグをつくろう♪」
■内容:カラフルなナノビーズから好きな色や下絵を選んでギフトタグやキーホルダーとしてもお使いいただけるオリジナルのイニシャルタグが作れるワークショップです
■所要時間:約40分※随時参加可能
■費用:ナノビーズ関連商品1点ご購入で、お一人様1回ご参加いただけます
■参加人数:1日 先着50名様
■参加条件:対象年齢 12歳以上
(小学生以下は保護者同伴ならOK)
※実施時間や予約については店舗によって異なります。 詳細は各店舗へお問い合わせください。
●仙台ロフト 4Fロフトラボ
日程:1月28日・29日
実施時間:13時~17時
TEL:022-224-6210
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●渋谷ロフト 6Fアート&カルチャーフロア内 ロフトラボ
日程:2月4日・5日
実施時間:13時~18時
TEL:03-3462-3861
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●千里バンパクロフト内 ロフトラボ
日程:2月4日・5日
実施時間:14時~18時
TEL:06-4864-6210
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●鹿児島ロフト内 ロフトラボ
日程:2月4日・5日
実施時間:13時~17時
TEL:099-239-6210
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●海老名ロフト内 ロフトラボ
日程:2月4日・18日
実施時間:13時~17時
TEL:046-206-6210
店舗情報はこちら
●町田ロフト 5Fロフトラボ
日程:2月5日・19日
実施時間:未定
TEL:042-726-6210
店舗情報はこちら
"大人がハマる"と噂の「ナノビーズ」。「パーラービーズ」や「ナノブロック」ファンはもちろんだが、ものづくりや緻密な作業が好きな人であれば、100%楽しめるはず。気になる人はまずワークショップに参加してその楽しさを体験しよう!
撮影:西田航(WATAROCK)
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