北海道・美瑛を拠点に活動している風景写真家の中西敏貴氏。今回、多くのプロ写真家が愛用するキヤノンの一眼レフカメラ「EOS 5D Mark IV」を使って、新年にふさわしい作品を撮り下ろしてもらった。

絞り優先AE(F16 1/800秒) ISO200 WB:太陽光 焦点距離:35mm
使用機材:キヤノン EOS 5D Mark IV、キヤノン EF24-105mm F4L IS II USM

最初の1枚は、よく晴れた早朝に虹のかかった雪原を撮影したもの。本格的な寒さが訪れる前だったので、パウダースノーではなく、ザラメ状の雪が降り積もっている。雪原にかかる虹は珍しく、結晶の大きな雪粒の粋な仕事だと言われる。空も虹も美しく描き出せており、ダイナミックレンジの広いEOS 5D Mark IVならではの一枚だ。

美瑛の風景に魅せられて

1971年大阪生まれの中西氏。1990年頃、バイクで北海道を旅した際に雄大な自然に魅せられたのをきっかけに、その後も大阪から頻繁に通い続けた。「北海道、とくに美瑛が自分にはピッタリ」という中西氏は今から10年前、美瑛町に自宅を購入。その間、写真家としての実績を積みつつ、2012年に念願の移住を果たした。現在は、その地に住んでいなければ撮ることのできない風景を日々追い求めている。

「自分は器用ではないから、常に多くの引き出しを持てるように心がけています」とする中西氏はロケハンを入念に行う。撮りたい風景は事前のロケハンで80%~90%は決まるが、残りの10%は自然との偶然の出会いから生まれるとのこと。「撮影地に到着したら、三脚セットも含めて、10秒で最初の1枚が撮れるようにしています」と光を強く意識した風景作品に取り組んでいる。

絞り優先AE(F16 1/250秒) ISO400 WB:曇り 焦点距離:241mm
使用機材:キヤノン EOS 5D Mark IV、キヤノン EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

上は、マイナス20度という極寒のなか撮影した作品。凍り付いた空気中の水蒸気が日の出直後の太陽に照らされ、キラキラと輝く「ダイヤモンドダスト」となって出現。雪化粧したカラマツ林に魔法をかけるように降り注ぐその景色は、幻想的な世界の扉を開けたかのようだ。

絞り優先AE(F14 1/50秒) ISO200 WB:太陽光 焦点距離:153mm
使用機材:キヤノン EOS 5D Mark IV、キヤノン EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

次は、カラマツ林を高台から写し込んだ1枚。早朝の日差しに合わせて、刻々と変化していく林の様子を精緻に描き出している。EOS 5D Mark IVに搭載された有効画素数3,040万のフルサイズCMOSセンサーが、密集する木々の1本1本までを美しく再現してくれた。

風景写真も瞬間勝負、それに応えてくれるのが「EOS 5D Mark IV」

中西氏にEOS 5D Mark IVを愛用する理由をたずねたところ、まず素晴らしいと感じたのは「ダイナミックレンジの広さ」であり、色の再現性や鮮やかさ、トーン階調の豊かさも実感できるとの答えが返ってきた。

さらに、強化されたAF、従来機を継承しつつ進化した操作性など、「EOS 5D Mark IVは、その瞬間を確実に撮れる、欠点の見当たらない優等生」だと中西氏は評価する。

新しく追加されたピクチャースタイルである「ディテール重視」も風景写真とマッチしているとのこと。従来の「風景」だと時にはベタッとしてたところを、ナチュラルかつ高精細に表現してくれる点がありがたいと話してくれた。

中西氏の愛機

絞り優先AE(F16 1/30秒) ISO100 WB:太陽光 焦点距離:24mm
使用機材:キヤノン EOS 5D Mark IV、キヤノン EF24-70mm F4L IS USM

林から続くウサギの足跡が残った早朝の雪原。朝日が差し込み、雪の上に青く映された木の陰と澄み切った空のブルーが美しく再現されている。空のグラデーションも見事であり、EOS 5D Mark IVのトーン表現の豊かさを実感できる。

絞り優先AE(F13 1/50秒) ISO800 WB:オート 焦点距離:32mm
使用機材:キヤノン EOS 5D Mark IV、キヤノン EF24-105mm F4L IS II USM

最後を締めるのは、睡蓮が群生する池を水際から手持ちで撮影した作品。初冬の冷え込みで凍り付いた水面と色づきはじめた睡蓮の葉、そこに木の枝のように伸びた氷の模様が織りなす、自然の造形美が感動を与えてくれる。自然が描き出す美しい造形も中西氏が追い求めている作品テーマの一つだ。

(マイナビニュース広告企画:提供 キヤノンマーケティングジャパン株式会社)

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