ベビーカー選びのポイントをコンビ担当者に直撃! - 産まれたての頭を守る”エッグショック”って何?

最近では、赤ちゃんを連れたママさんがおしゃれなベビーカーでお出かけしているのを見かけることも多くなった。

昔に比べてベビーカーのラインナップも豊富になっていて、プレママさんにとっては何を選べばいいのか悩んでしまうことも多いのでは?

そこで、4月にパシフィコ横浜で開催されたマタニティ&ベビーフェスタにて、ベビー用品の総合メーカー・コンビの担当者に、ベビーカー選びのポイントを教えてもらった。

ベビーカー選びは“赤ちゃん目線”で

今回は、ママ代表として、10カ月の赤ちゃんのママ・長谷川さんともうすぐ妊娠9カ月になるプレママ・加藤さんらも取材に同行。

まず、ふたりのママに、ベビーカー選びのポイントを聞くと、
プレママの加藤さんは「やっぱり値段が気になりますね」と価格面が気になるご様子。
一方、すでにベビーカーユーザーである長谷川さんは、「(価格よりも)小回りが利くとか、持ち運ぶ際の軽さが大事」と実用面での気になる点を挙げていた。

このように、ベビーカーはママの使いやすさが重視されている場合が多い。
だが、ここで注目してほしいのが、乗っている"赤ちゃんの快適さ"。ベビーカーの使いやすさを優先したがために、"赤ちゃんが不快に思っている"状態で良いはずがない。

ベビーカーが赤ちゃんにとってより快適な乗り物となるように、“赤ちゃん目線”で選ぶことが大切だ。

実際、世の中には意外と段差やデコボコ道が多く、その段差が大人が思っているよりも赤ちゃんにとって大きなストレスになっているという。
会場内に設置されたデコボコ道でベビーカーを押してみたプレママ・加藤さんは「こういうガタガタ道って、けっこうありますよね」と、改めて日常の中にある赤ちゃんへのストレスに気がついた様子。

長谷川さんも「赤ちゃんの頭って、本当にびっくりするほど柔らかいんです。段差での衝撃はなるべく無いほうがいい」と、赤ちゃんへの衝撃をなるべくやわらげたいと感じているという。

そんな「赤ちゃんを衝撃･振動から守る」仕組みがコンビのベビーカーに搭載されている超･衝撃吸収素材“エッグショック”。

同社の実施した実験では、エッグショックの衝撃吸収力は、従来、ベビーカーに用いられていたウレタンシートに比べて約3倍優れていることが明らかになっている。

実際に、エッグショックに触ってみるとやわらかなスポンジのような感覚で、大人の私たちもここで寝たいとうらやむほどの気持ちよさだ。

現場では、コンビの担当者が3mの高さから生卵を落とすパフォーマンスも行なわれており、それを見た、ふたりはびっくり。 何度やっても卵が割れることはなかった。

長谷川さんは「心の中では1個くらい割れたりするかも……って思っていましたが、割れなくて驚きました」とその衝撃吸収力に驚いていた。

コンビ担当者にママ＆プレママの本音で質問!

実際にベビーカーに触れてみて、湧き上がってきたいくつかの疑問。ここは直接聞くしかないと、ママさんたちの疑問・質問をコンビのベビーカー担当の方に質問してきました。

――ベビーカーって、やっぱり金額が高い方が高性能で良いものなんでしょうか?

確かに、金額が高い方が多くの機能が付いていることもありますが、価格が高く、 高性能だからという理由で選んでしまうと、想像よりもベビーカーが重たいなど、ライフスタイルに合わなかったりすることもあるので注意が必要です。

ベビーカー選びは価格だけではなく、ママ・パパの使いやすさに加え、乗っている赤ちゃんの快適性もしっかりと考えて、ライフスタイルを想像しながら選ぶことがおすすめですよ。

――赤ちゃんにとって、デコボコ道ってどれくらい影響があるんですか?

コンビの検証試験では、ベビーカー走行時の振動は赤ちゃんにとってストレスだということがわかりました。

ベビーカー走行時のストレスは安静時に比べて約1.6倍、さらにエッグショックがないベビーカー走行時のストレスは「オムツが汚れたとき」と同等だとわかり、コンビのベビーカーは振動対策を常に意識して開発をしています。

――エッグショックってどれくらい有効なんですか?

エッグショックをベビーカーに用いると、赤ちゃんへの振動は約3割低減し、振動によるストレスは約4割も低減することがわかっています。

特にコンビでは、デリケートな産まれたての頭をしっかりと守りたいと考え、 頭の部分には重点的にエッグショックを使用しています。

コンビはベビーカーのラインナップによってシート全面、座面、頭部などにエッグショックを搭載し、赤ちゃんの快適な乗り心地を提案している。また、エッグショックは通気性にもすぐれ、取り外して洗えるので、清潔さを保てることもうれしいポイントだ。

実際に、ベビーカー選びの新しい注目ポイントを体感したふたり。

加藤さんは「卵が割れない実験のインパクトがすごかった!　今まで、持ち運びのしやすさとか値段しか気にしていなかったけど、実際に赤ちゃんをもつと振動ってとても気になるものですね」と、ベビーカー選びに新たな視点が加わったと感想を述べた。

また長谷川さんも「卵の実験を見て、道の段差などの衝撃をこんなにも吸収してくれていると分かりました。本当は心の中で1回くらいは割れるんじゃ……と思っていましたが1度も割れなかったです。ますます信頼度があがりましたね」と、エッグショックのベビーカーに確かな安心感をもった様子だった。

ベビーカーを選ぶとき、使いやすさやサイズ、見た目など、使うときのことをまず考えがち。お世話のしやすさはもちろん大切なことだが、「赤ちゃんの快適さ」や「ストレスの軽減」を意識したベビーカーをセレクトすることが、何より赤ちゃんにとって一番よいことなのではないだろうか。

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