全国のセブン-イレブンをはじめ、駅や商業施設など2万2000台以上もの設置台数を誇るセブン銀行ATM。お金の入出金や振り込みなどで、普段から利用している方も多いと思うが、実は個人向けだけでなく、法人向けにも売上金等の入金業務をサポートする「売上金入金サービス」を提供しているのをご存じだろうか。

全国のセブン銀行ATMから24時間365日入金が可能

セブン銀行ATM

売上金入金サービスは、紙幣の売上金をセブン銀行ATMから入金できる法人向けサービス。複数の店舗や営業所を持つ企業、スタッフが個人単位で顧客から代金を受け取るサービス業などでは、売上金を本部に集約する必要が出てくる。しかし、いざ入金するとなると「入金できる銀行が近くにない」「銀行の営業時間に間に合わない」「窓口やATMの待ち時間が長い」といった点がネックになることも。その点、売上金入金サービスを使えばセブン-イレブンなど各所にあるセブン銀行ATMから、24時間365日いつでも入金することが可能になる。

では、この売上金入金サービスは、どのようなビジネスに適しているのだろうか。この点について、セブン銀行 法人営業部長の伊藤 浩太郎氏は、「さまざまなお客さまにご利用いただいていますが、中でも営業時間が深夜までおよぶ飲食店や小売店、営業担当者が夜遅くまで外回りをして現金回収を行うメンテナンス業や引越関連業などの企業さまが多いといえます」と語る。実際に売上金入金サービスを利用している企業の声としては、「特に高い評価をいただいているのは、セブン-イレブン店舗を中心に原則24時間365日入金をすることができ、手数料も安価という点です。そして複数店舗や複数の営業担当者を抱える企業様にとっては、入金後即時に親口座へ自動集中される点も高い評価を頂いています」と、利便性の高さが支持されているようだ。

サービススタッフの時間を奪う銀行窓口での現金振込

それではここで、実際に売上金入金サービスを導入している企業の活用例を紹介しよう。 「くらし安心クラシアン」のフレーズでお馴染みのクラシアンは、24時間受付365日対応で、水まわりに関する緊急メンテナンスをコアビジネスとして、住宅設備機器の販売・施工やリフォームまで手がける企業だ。水のトラブル解決実績は日本全国で年間86万件を超えるなど、約25年にわたり人々の“暮らし”に“安心”を提供し続けている。

同社が提供する緊急メンテナンスでは現金のほか、各種クレジットカードやデビットカード決済、後日郵送によるコンビニ支払い、銀行振込など幅広い支払方法が選べるのも特徴のひとつ。しかしこの中で、現金を本部へ集める方法にいくつかの課題があったという。

クラシアン 管理部 債権管理課 課長 佐藤氏

従来の方法は、全国約70ヶ所の営業所単位で専用口座を設け、各エリアのサービススタッフが週1回決められた日に現金振込を行うというもの。当時抱えていた課題について、クラシアン 管理部 債権管理課 課長の佐藤氏は、「各サービススタッフはできるだけ決められた時間内に、銀行の窓口で現金振込を済ませるようにしていますが、早朝は銀行の窓口が営業時間外ですし、現場の合間に銀行へ寄る場合も、五十日(ごとおび)や月末などは待ち時間が長くなってしまいます。また、お客さまからご依頼が入るタイミングはその時々によって異なるので、入金待ちをしている間に、緊急のご依頼が入ることもあります。その結果、入金対応の遅れが生じることもありました。そんなことから、現場から改善を求める声が出ていました」と語る。

もちろん銀行には窓口だけでなくATMも設置されているが、ATMでは振込額に上限があるため入金を数回に分ける必要が出てくるうえ、その度に手数料が発生する。さらに、混雑時には何度も振込を行うというわけにもいかない。そしてもうひとつ、駐車場の問題もある。サービススタッフは機材の関係から車で移動しているが、銀行の駐車場は比較的キャパシティの小さいところが多く、月末などは待ち時間が発生。時間短縮のために付近のコインパーキングへ駐車すれば、今度は予定外の駐車料金がかかってしまうのである。

こうした課題解決に向けて同社が注目したのは、セブン銀行ATMが提供する「売上金入金サービス」だった。まずは約30名での部分的な試験導入を実施。9月からは全国のサービススタッフ約600名にセブン銀行の入金専用カードを支給し、正式運用をスタートした。

現場だけでなく本社側の業務効率も大幅にアップ

売上金入金サービスの導入後、同社の現金回収に関する課題は払拭された。まず現場レベルでは、セブン-イレブンなど各所にあるセブン銀行ATMから、いつでも入金が可能になったことで、サービススタッフの時間的な制約が解消された。また銀行での待ち時間のない入金が可能になり、それにともないATM利用時の手数料やコインパーキング料金などのコスト削減といった大きな成果を上げている。

クラシアン 管理部 債権管理課 主任 菊地氏

また、クラシアン 管理部 債権管理課 主任の菊地氏によると、「弊社の場合、現金振込を行う日程が決まっているので、中には祝日と重なる場合があります。従来は銀行窓口が営業していないため、前日までに振込を済ませておく必要がありましたが、売上金入金サービス導入後は祝日でもセブン銀行ATMから入金ができて大変便利です」とそのメリットを語る。

さらに、入金を確認する本社側で事務処理の手間と時間が大幅に削減できたこともポイントだったという。債権管理課では従来、口座の入金状況一覧で、サービススタッフの入金状況を確認し、エクセルに入力して管理していた為、時間を要していた。しかし、現在は「EBサービス」で入金明細をリアルタイム(1/1~1/3、GWを除く)に確認できるようになった。さらにCSV形式でダウンロード後、データをシステムへコピー&ペーストするだけなので、手間や時間の削減に加えて入力ミスの防止効果も得られたとのことだ。

このようにセブン銀行の売上金入金サービスは、現場から管理部門まで企業の現金回収に関するさまざまな課題を解決してくれる。売上金や回収現金の入金・管理方法に悩んでいる企業は、ぜひ参考にしていただきたい。

(マイナビニュース広告企画:提供 セブン銀行)

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