母親に感謝の気持ちを伝える「母の日」の贈り物といえば、やっぱりカーネーション。定番といえば真っ赤なカーネーションだが、今は華やかなピンク色も人気なんだとか。今回は、実際にカーネーションを栽培しているタカハシプランテーションにお邪魔して、注目のカーネーションについて話をうかがった。
徹底した温度管理で品質のよいカーネーションを
千葉県千葉市の緑豊かなエリアにあるタカハシプランテーションは、「多くの方に花のある生活をお届けしたい」と日々、いろいろな花の生産をしている農園で、季節によりシクラメンや桂華、ポインセチアなどの生産をしているそう。案内してくれたのは、タカハシプランテーションの高橋崇訓さん。この時期はやはり、人気のカーネーションを、日々丁寧に育てているという。
カーネーションを育てるにあたって難しいポイントをたずねると、「一番、難しいのは温度管理ですね。特に、苗が根をはりはじめる頃の温度管理が一番気を使います」とのこと。実は、温暖なイメージのある千葉県だが、その中でもこのエリアは少し寒くなる場所だそうで、「しっかり根をはるように温度管理しないと、弱い株になってしまいますから」と、せっかくのお花を長く楽しんでもらえるよう、丈夫な株になるように尽力しているという。
注目の品種「ケアロハ」の見どころとお手入れ
カーネーションといえば赤、というイメージを持っている人は多いのではないだろうか。だが実はカーネーションの品種は非常に多く、近年では赤以外のカーネーションも人気が高いという。タカハシプランテーションでは、今年、目が覚めるような鮮やかなピンクが印象的な「ケアロハ」という品種のカーネーションに力を入れている。「このケアロハという品種は、茎がしっかりしていて大きく花が咲くのが特徴です。ここ数年はグラデーションカラーのカーネーションが人気だったんですが、ケアロハの登場でその流れが変わったんじゃないかと思うくらい、これまでになかったような鮮やかなピンク色がいいですね」。
確かに、ケアロハのピンク色は真っ赤なカーネーションに比べてやわらかで軽やかな印象でありながら、赤にも引けをとらない華やかさがある。だが、贈り物として気になるところは置き場所やお手入れの方法。高橋さんに尋ねると、カーネーションの鉢植えは、日の当たる風通しの良い場所に置くのがベストだと話す。「カーネーションは意外と水を欲しがる植物なので、お水はたっぷりと。土がジメジメしてしまうとダメですが、風通しのよい場所なら土がいつもしっとりしているようにあげるといいですね。鉢植えはどうしても土の栄養が不足するので、肥料も少し与えてあげると元気に育ちますよ」。
また鉢植えのカーネーションは花の季節を終えたらおしまい、というわけではないという。「上手にお世話をしてあげれば冬も越せますし、翌年に花を楽しめますよ。カーネーションはデリケートではありますが、意外と丈夫なんです」とのこと。大きな鉢に植え替えたり、地域によっては路地でも充分に育つというから驚きだ。
迷ったら、定番で新しい「ケアロハ」がおススメ!
実際にケアロハを育てているハウスに案内してもらうと、数え切れないほどの鉢がズラリと美しく並んでいて、まさに圧巻。ここからもう数センチ伸びて、大きな花を咲かせるという。高橋さんは日々、株の成長具合をチェックしながら水遣りや温度管理をし、時には育ちすぎたつぼみや気が早く咲いてしまった花を摘み取ることで成長をコントロール。ピークシーズンに合わせて、つぼみから開花という一番の見ごろをお届けのタイミング迎えるように調整しているという。
間もなくギフトとして送り出されるカーネーションを前に、高橋さんは「以前にお花を買ってくださった方のお話なんですが、親御さんにお花を贈った時に食卓の中央にそのお花を飾って家族で食事をして、とても盛り上がられたそうです。育てたお花が、そうやって家族のコミュニケーションのきっかけになってくれていたら、本当に嬉しいですね」と、花農家としての喜びを語ってくれた。
「カーネーションには愛にまつわる花言葉が多いので、気持ちを伝えるにはぴったり」と話す高橋さん。「ケアロハ」の花言葉も「愛を込めて」だ。
なお、タカハシプランテーションですくすくと育ったカーネーション「ケアロハ」は、全国のイオン店舗や、オンラインのイオンショップで5月3日(火)まで購入できる。「母の日」の贈り物を迷っているあなた、定番だけど新しい色合い「ケアロハ」のカーネーションを今年は選んでみてはいかがだろうか。
(マイナビニュース広告企画:提供 イオンリテール株式会社)
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