カプコンより2016年2月17日に発売されたばかりの「ストリートファイターⅤ」(PC版)の格闘ゲーム大会「ストⅤガチバトル~プロを打ちのめせ!Powered by LEVEL∞」が、このほど東京アニメ・声優専門学校にて行なわれた。

左から、イベントゲストの倉持由香、ゲストプレイヤーとして参加したチョコブランカ(Choco blanka)、ももち(Momochi)。今回の大会でMCを務めた総師範KSK

格闘ゲーム大会「ストⅤガチバトル」開幕

今回の大会は、株式会社ユニットコムのゲーミングブランド「LEVEL∞」のブランドプロモーションとして実施されたもの。実況・解説として総師範KSKが、ゲストプレイヤーにももち、チョコブランカが、イベントゲストとしては倉持由香が登場した。この日は、一般参加応募でありながら、結果的には世界大会に参加するようなトッププレイヤーらが参戦。64名がトーナメント方式で対戦し、上位8名がネット配信上でガチ対決した。上位3名は、総師範KSK、ももち、チョコブランカと対戦し、プロを打ちのめすというミッションに挑む。

特設ブースでトーナメントの行方を見守った。(写真左から)実況の総師範KSK、プロゲーマーのももち、チョコブランカ、イベントゲストの倉持由香

発売されてからまだ10日ほどにもかかわらず、集まった参加者らは華麗な手さばきで熱戦が繰り広げられ、ハイレベルなバトルを展開。白熱する対戦に総師範KSKの実況にも熱が入り、倉持ら対戦を見守る面々は大技が決まると思わず歓声をあげた。また、ネット配信でも多くの人々が同大会を見守る中、激しい闘いを勝ち上がったのは、だいん氏(3位)、板橋ザンギエフ氏(2位)、だしお氏(1位)の3名。1位に輝いただしお氏には「LEVEL∞コンパクトゲーミングPC」が、2位の板橋ザンギエフ氏には「Razerアーケードコントローラー Atrox」、3位のだいん氏には「StreamWallet 1万円分」が贈られた。

1位には「LEVEL∞」のゲーミングPC、2位にはアーケードコントローラー、3位には「StreamWallet 1万円分」が贈られた

トーナメント上位ランカーがプロに挑戦

しかし、これだけで終わらないのが今回の大会。総師範KSK 対 だいん氏、チョコブランカ 対 板橋ザンギエフ氏、ももち 対 だしお氏という、プロに挑戦するスペシャルマッチが引き続いて行なわれた。

最初に行なわれたのは総師範KSK 対 だいん氏のバトル。総師範KSKはレインボー・ミカ、だいん氏はダルシムを選択した。総師範KSKは途中のラウンドを取られるなど危うげな場面もあったが、最終ラウンドではダルシムを右端に追い詰めて渾身の一発を食らわせK.O.。総師範の名に恥じない戦いを見せた。

続いては、チョコブランカ 対 板橋ザンギエフ氏が対戦した。実は数年前に対戦したことがあるというこの2人。ベガを選んだチョコブランカにバーディーを選んだ板橋ザンギエフは善戦し、最終ラウンドはお互いほぼ互角に体力を削りあう。ラストのギリギリのところでチョコブランカのベガが地面に叩きつけられ、板橋ザンギエフが勝利を収めた。

ももち 対 だしお氏の対戦では、挑戦者であるだしお氏がももちの使うキャラクターを選べるというハンデが提案された。しかし、だしお氏は「持ちキャラで戦って欲しい」と発言し、ももちはケン、だしお氏は本作の新キャラクターであるララを選択し、対戦することに。ももちは隙の無い動きでだしお氏を翻弄。いくつもの技を目くるめく繰り出し、十分に余力を残しての勝利を収めて強さを見せつけた。

上位3名が世界を相手に戦うプロゲーマーらに挑戦した

また、これらの対戦のほかにも、エキシビジョンマッチなど、いくつかの対戦も行なわれた。倉持由香が会場のお客さんとのバトルで自慢のヒップを彷彿とさせるレインボー・ミカのヒップバスターを繰り出そうと「お尻を1発は当てたい!」と宣言するも苦戦したり、「昨日も一緒にプレイしていました」と語ったももち&チョコブランカ夫婦のアットホームな対戦を繰り広げたりと、さまざまな組み合わせの対戦に会場は大いに盛り上がった。

倉持は自慢のヒップで活躍したかったものの苦戦、ももち&チョコブランカ夫妻のバトルをはじめさまざまなマッチが実施された

会場にはオフラインで実際に対戦できる実機がいくつか用意され、訪れた観客がプレイに熱中する場面もあった。総師範KSKは「よく見る面々のほか、新しい方の参加もあった。第2、第3のももちを目指す人が現れて欲しい」とコメント。チョコブランカは「今日、オフラインでプレイしている人などを会場で見て、こんな風にもっともっと盛り上がってくれたら」と話し、ももちも「すごくハイレベルになっている」と実感を話した。倉持も「皆さん上手でしたよね! 私ももっとお尻を当てられるように……(笑)」と話し、会場を沸かせた。

オフラインでプレイできる実機も用意され、会場は大いに盛り上がった

なお、「ストリートファイターⅤ」はPlayStation4版とPC版で発売。これまでハードごとに別々だったコミュニティが統一されて、より多くの対戦を実現できるようになっている。また、新バトルシステム「Vゲージ」をはじめ新要素がふんだんに取り入れられ、前作の延長線上にある続編というよりも、さらにブラッシュアップして飛躍を遂げた格闘ゲームとなっている。カプコンUSAが主催するシリーズ最大級のイベント「CAPCOM CAP」の2016年の競技種目が新たに本作となることも発表され、今後の展開に注目が集まっている。

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