IoTゲートウェイに最適なマイクロサーバー「OpenBlocks」
ぷらっとホーム 営業部 営業3課 IoTサービス事業推進 課長の後藤敏也氏は、「なぜIoTの世界でOpenBlocksは支持されるのか」と題した講演を行った。
後藤氏はIoTサービスには、各種センサーや制御機器とインターネットの橋渡しを行うデバイスとしてIoTゲートウェイが必要になると前置きし、IoTゲートウェイに求められる機能として、「センサーや機器類とのインタフェース」「インターネットへのインタフェース」「プロトコルの変換機能、」「データ処理に必要十分なパフォーマンス」の4つを挙げる。これに加えて、「クラウドアプリケーションなどサービスを構築する部門が、すぐにモノ(Things)のデータを取り込めること。」がもっとも重要と強調する。
さらに、IoTゲートウェイに適した製品として、同社の小型・堅牢・低消費電力なマイクロサーバー「OpenBlocks」シリーズを紹介。ハードウエアスペックだけでなく、IoTソフトウエアの利便性についてもアピールした。
多彩な活用法が期待できる全天球撮影カメラ「RICOH THETA S」
リコー 新規事業・プラットフォーム開発センター VR事業室 スペシャリストの朝夷隆晴氏は「全天球撮影の効果と可能性の拡がりについて」と題し、全天球撮影カメラ「RICOH THETA S」を紹介した。
RICOH THETA Sは、小型軽量のスティック型ボディに2つの魚眼レンズを搭載し、360度撮影が可能なカメラで、静止画だけでなく動画の撮影にも対応。撮影データをスマートフォンやタブレットへ簡単に転送できるほか、基本アプリや編集アプリ「THETA+」「THETA+ Video」などソフトウエアも充実している。
朝夷氏は、RICOH THETA SのIoT機器としての活用事例として、サムスン製ヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」からリモート撮影ができるRICOH THETA S向けアプリや 法人向けクラウドサービス「THETA 360.biz」などを紹介した。
IoTを身近に感じられる知育ロボット「Romo」
セールス・オンデマンド 第二事業本部 マネージャーの小暮武男氏は、iPhone/iPod touchと連携させることで、さまざまな動きを表現できる知育ロボット「Romo(ロモ)」をテーマに講演した。
小暮氏は、ニフティ IoTデザインセンターがRomoを使って行ったデモンストレーションを紹介。内容は、コントローラーとなるスマートフォンから、ニフティクラウド経由でRomoを操作するというもの。
WebRTC(Web Real-Time Communication)でRomoからの動画をストリーミング再生し、Mobile backendとMQTTでRomoの移動や画像撮影を実施。mBaaSに対する撮影した画像の保存、画像保存時のプッシュ通知などを行うことができるという。
残念ながら1月31日でRomoの一般販売は終了しているが、IoTを身近に感じるには最適な例といえるだろう。
IoTのハブとしても活躍する人型ロボット「Pepper」
ソフトバンクロボティクス 事業推進本部 事業開発部 コンシューマ&デベロッパー事業課の河田卓志氏は、人型ロボット「Pepper」とIoTの関係性について解説した。
Pepperは、20のモーターと27のセンサー、インターネットの常時接続機能などを備えた、プログラミング可能なロボット。APIが公開されたインターネット接続対応機器との連携が可能なため、IoT機器としてだけでなく、IoTハブとしても活用できるという。
また河田氏は、無償公開されているソフトウェア開発キット(SDK)の使いやすさにも言及。 複数の開発言語に対応する点や豊富に用意されたAPI群、プログラミングの知識がなくても直感的に使えるGUIなどを アピールした。このほか、実際に簡単なプログラムを組み、Pepperを動かすデモンストレーションも行った。
デモンストレーションも見られた各社のブース展示
同イベントではこのほか、今回LT・ミニセミナーで登壇した企業にオムロンを加えた、計8社が展示を行っていた。各社のブースでは、製品紹介やデモンストレーションなどが行われ、興味深く話を聞く参加者たちの姿が見られた。
ニフティは、「園児の関係性見える化サービス」を紹介。同サービスは、タブレット菓子サイズのセンサーを幼稚園児に持たせることで、園内で過ごす子どもたち同士や先生との関わり、遊具・設備の利用状況などが確認できるというもの |
ユビキタスは、自動発注システムを例にしたdalchymiaの活用例を展示していた |
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