足にある静脈に血が溜まり血管が膨らむ病気「下肢静脈瘤」。生活情報番組『ためしてガッテン』(NHK)でも2016年1月に取り上げれるなど、女性に多く、年配だけでなく、実は若い人でも気を付けなければならない。「ピップエレキバン」など、医薬品・衛生用品の製造・販売を展開するピップがこのほど、20~40代の日常的にむくみを感じている女性を対象に行った調査(※)によると、足のむくみを自覚している人の約6人に1人が"隠れ下肢静脈瘤"であることがわかった。
下肢静脈瘤の症例 |
下肢静脈瘤というと、一般に血管が浮き出てこぶ状になった症状が知られているが、血管が浮き出ず見た目ではあまりわからないタイプのものもある。
今回の調査では、以下の下肢静脈瘤の典型的な4つの症状のうちふたつ当てはまると隠れ下肢静脈瘤の疑いがあると診断した。
(1)足のむくみに左右差がある
(2)膝下から足首までの肌、特にくるぶし周辺の肌が黒ずんでいる(うちみ、角質を除く)
(3)足にしつこいかゆみまたは湿疹が出ることがある(水虫除く)
(4)足がつることがある
その結果、40代女性の14.4%と30代女性の14.9%を上回り、20代女性の16.4%が隠れ下肢静脈瘤と疑われる症状を自覚していた。
下肢静脈瘤は、足の血管の静脈の弁が機能しなくなり、本来は心臓に戻るはずの血液が逆流して血管内に滞留してしまうというのが主な原因。筋肉量が少なく、筋肉による血流のポンプ作用が働きにくい、ホルモンの影響で生理中に血管が広がり、体内に水分がたまりやすくなるなどの理由で、若い女性でもなりやすい病気だ。
一方、見た目にはわかりにくい隠れ下肢静脈瘤の三大症状は、"しつこいかゆみ"、"つっぱり"、"足首のむくみ"。今回の調査を共同で行った都庁前血管外科・循環器内科・院長の長江恒幸先生によると「実際、クリニックに来る患者さんで一番多いのは、皮膚科医からの紹介です。患者さんの多くは、脚にかゆみを感じ、症状が進むと湿疹ができ、色素沈着を起こすなどの皮膚症状が起こります。そのため皮膚科を受診しますが、症状が改善されず、下肢静脈機能の低下が疑われ来院されます。静脈の血圧上昇によって足首のむくみも訴えますが、表層に静脈症状(血管の浮き)が見られないため放置され、下肢静脈機能の低下とはなかなか気づかない人が多いです。血管が目立つという自覚がある方は、隠れではなく、初期の下肢静脈瘤の疑いもあります」と警告する。
こうした症状への予防法は静脈血やリンパ液の流れを改善すること。血液やリンパの流れを促すマッサージやエクササイズを行うといった日常生活でできる方法のほかに、"着圧ソックス"の着用も手軽にできて有効だという。長江先生は患者に対し、着圧ソックスを継続的に履くことを勧めているとのこと。
中でもピップが展開するレッグケアブランド"SLIMWALK (スリムウォーク)"の「スリムウォーク メディカルリンパソックス」は、同ブランドで初の一般医療機器商品。足首最大33hPa、ふくらはぎ最大23hPaとスリムウォークシリーズでも最大の着圧値で、血行を促進し、足のむくみやリンパの流れを改善する。 また、足裏に凹凸突起を施した"ほぐしウェーブ設計"により足裏のマッサージ効果も得られる。このほか、寝ている間にはくだけでむくみを改善できる、足首最大24hPa、ふくらはぎ最大 18hPa、太もも最大12hPaの夜用もある。
なお、同社の担当者は「ピップのレッグケアブランド「スリムウォーク」から発売している、おうち用の「メディカルリンパソックス ショートタイプ」とおやすみ用の「メディカルリンパ夜用ソックス ロングタイプ」は、むくみの2大要因である「リンパの流れ」と「血行」に着目して設計しています。シーンに合わせた着圧値で、リンパの流れと血行を促進するので、長江先生が隠れ下肢静脈瘤の予防に使用をおすすめしている、むくみの改善に効果的な医療機器の着圧ソックスです」とコメントしている。
(※)
■調査地域:東京都・愛知県・大阪府
■調査期間: 2015 年6月6~8日
■調査.法:インターネット調査
■調査対象:20~40代の日常的にむくみを感じている女性 計12,848名
(マイナビニュース広告企画:提供 ピップ株式会社)
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