ピジョンは9月13日、第1子妊娠中で、就業中又は産休中のプレママ(以下プレママ)を対象に「働くプレママ応援セミナー」を開催。ここるく代表の山下真実さん、よしかた産婦人科の善方裕美先生を招き、育児とキャリアの両立方法や、母乳育児についての知識を学んだ。また先輩ママを招いたパネルディスカッションも行い、出産後のアドバイスを贈った。
第1子出産後の6割が退職? 育休復帰は難しい?
第1部の講演に登場したのは、マイナビニュースで保活コラムを連載中の株式会社ここるく代表取締役の山下真実さん。事前にマイナビニュースで行った読者アンケートでは4割以上の方が育休復帰について「わからない」と回答したことに触れ、仕事を続けるのか、辞めるのかで揺れ動くプレママたちの実情を解説した。会場にいるプレママ達は熱心にメモを取りつつ、その話に聞き入っていた。
また同様にマイナビニュースで集計したアンケートで、復帰前に話し合いをした夫婦が全体のわずか2割という実情を紹介し、復帰前にパートナーと話し合う機会を持つことの大切さを伝え、相手の気持ちを大事にすることが重要だと集まったプレママ達にアドバイスを語った。また産後の働き方についても言及し、産前の段階で復職後のイメージをしっかり持つ重要性を伝えた。
特に産前と産後では、働くことへの気持ちが大きく変化するので、客観的に自分を見つめ直すためにも出産前にメモなどで自分の考えを形にしてまとめることが大事だとのこと。最後に、復職・退職によって子どもと過ごす時間、自分の時間、収入、キャリアなども変わるため、様々な選択項目があるので、できるだけ産前の段階で保活含めいろいろ検討した方がよいと話を締めくくった。
母乳育児をお勧めするホントの理由とは?
第2部では、よしかた産婦人科の副院長である善方裕美先生が母乳育児の大切さを紹介。特に母乳にはママの免疫物質が含まれ赤ちゃんに補給されることや、母乳はママと赤ちゃんの人間関係の土台にもなるなど、スペシャルな存在だという話はプレママ達の興味を強くひいていた。
赤ちゃんが母乳を飲もうとすると、ママの血中濃度が上昇し、愛情・共感ホルモンと呼ばれるオキシトシンが何度も分泌される。このオキシトシンは穏やかな心理状態にしてくれ、ストレスを減らしてくれるほか、子宮を収縮させる働きがあり、授乳で産後の子宮の回復も促進されるという事実も。
他にも「赤ちゃんが未熟児だと、母乳の成分もそれに合わせて対応するんですよ、お母さんの母乳もひとりひとり違うんです。母乳は赤ちゃんの要求を全て満たしてくれるのです」という話など様々な観点での母乳育児の良さが紹介され、参加したプレママ達には十分に伝わったようだった。
お仕事・おっぱいどうする会議開催!
第3部では先輩ママ2名と、山下さん、善方先生を交えた"お仕事・おっぱいどうする会議"の名称で、パネルディスカッションが開催された。先輩ママからは自身の体験を通した母乳育児や、仕事中のさく乳経験などを紹介。復職した際の周囲の同僚との仕事の進め方、職場に復帰した時に感じた気持ちのギャップなど多岐にわたった。その中で、善方先生からは出産後1ヶ月は母体が消耗しており、「筋肉や骨盤が通常の状態まで回復するには3ヶ月から半年かかるので、この時期に無理はしないて下さいね」「産後も腰が痛かったり、骨盤が痛かったりする方もいます」「出産により目の筋肉が衰えるので、細かい字が見えにくいこともあります」など職場復帰する際に気をつけるポイントを伝えた。
また復職に不可欠な保育園の存在についても、先輩ママは「本当の家族のように頼りになる存在で、保育園の先生が『この一番かわいい時期に、お子さんと一緒に歩める時間を頂けて本当に感謝しています』と言われたのはすごく心に残りました」と復職したから得た出会いを大切にしたいといい、司会の山下先生も「保育園に子どもを預けたとき、1,000人単位で子どもをみてきたベテランの先生に、何かあれば相談できたのは本当に心強かったですね」と話は広がり、会場にいるプレママ達も納得した様子だった。
イベント終了後は、ピジョンよりプレママを応援するお土産が参加者全員にプレゼントされ、参加したプレママ達は大満足のイベントだった。
左からミルクポンS(哺乳びん・乳首除菌料)顆粒タイプ・20本入り、Fe+Caクッキー マイルドメープル、粉末飲料カフェインレスカフェオレ&ミルクティー |
なおイベントの様子は、ピジョンHP内にある「ピジョンインフォ」でも掲載となる予定だ。
(マイナビニュース広告企画:提供 ピジョン)
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