皆さんはAppleWatchを使いこなしているだろうか。

筆者は発売日に買ってみたものの、2カ月以上たった今でもあまり使いこなせている自信がない。たしかに便利だと感じる瞬間はあるが、基本的には単なる通知マシンであり、その通知もそんなに急ぐものはないので、iPhoneで見ればいい、となってしまうのだ。あ、テニスのときにスコアを記録できたのはちょっと便利だったかな……でもまぁ、それくらいである。

そんな折、耳寄りな情報が入ってきた。何でも、株が取引きできるAppleWatch対応アプリが登場したというのだ。株取引……実は最近、興味が湧いてきたところだったので、今回使ってみることにした。

AppleWatchで取引できる唯一の株取引アプリ

IG取引アプリ iPhone画面

紹介してもらったアプリは「IG Trading」。IG証券からリリースされているアプリだ。IG証券は英国に拠点を置く総合金融サービス企業IGの日本拠点で、個別株のトレードなら日本株と米国株はもちろんヨーロッパや一部アジア企業の株も1株から気軽に投資できる。その他にも新興国通貨を含む約90種類の通貨ペアや金や原油といった商品を含む約8,000種類もの銘柄をCFDという金融商品を通じて提供しているのが強みとのこと。

証券会社のアプリは多数あるが、AppleWatchでの取引に対応しているのは、国内ではまだこの「IG Trading」だけらしい(2015年7月30日時点)。さっそくiPhoneに同アプリをダウンロードして使ってみた。

デモ口座を開設して、いよいよ取引開始!

今回は、デモ口座を開設して試してみることにしたのだが、名前とメールアドレスを入力するだけですぐに開設することができた。このカンタンさは魅力だ。そして、次はいよいよApple Watchでアプリを使ってみることにする。

AppleWatchとiPhoneはBluetoothで接続、一度ペアリングしてしまえば、iPhoneに入れたアプリは自動的にAppleWatchにも入る。そのため、このアプリをAppleWatchで使用するために何か特別な作業をすることは一切ない。起動して、最初に個別株口座を選択すると、メニューが表示される。あとは、あらかじめiPhoneやPCの取引プラットフォームから登録した国内外の企業をリストから選ぶだけ。操作はとてもシンプルだ。AppleWatchというと、iPhoneのアプリの通知確認くらいしかできないイメージだったが、「IG Trading」ではポジションの保有、変更、清算や経済イベント情報のチェックなど、AppleWatch側でできることは想像以上に多い。

デジタルクラウンをクルっと回してアプリを起動するだけ

手元で売買できるスマート取引を体験!

「IG Trading」では、様々な操作が手元でできるが、やはりその極めつけはAppleWatch上で注文が行なえることだろう。仮に相場をチェックできても、取引するためにiPhoneを使わないといけないのであればウェアラブルの意味がない。手元でサッと操作して売買できるスピード感が「IG Trading」とAppleWatchの組み合わせならではの強みだ。これは、トレーダーにとっては嬉しいところだろう。

Apple Watch: 口座選択、各種メニュー、注文画面(日経平均)

Apple Watch: 口座情報の確認とマーケット情報画面(ダウ平均と香港ハンセン)

AppleWatchに通知してくれるアラート機能が便利

もうひとつ、便利そうだと思ったのが、アラート機能。同アプリを用いた取引では「指値を下回ったら買い、上回ったら売り」など、iPhone側で設定しておくことができるのだが、実際に数字が動いたとき、AppleWatchに通知してくれるのだ。スマートフォンをチェックできないタイミングでも、値動きが瞬時に分かるのは、会議や移動が多いなど頻繁にiPhoneをチェックできない人にはとても便利だろう。

Apple Watch: アラート表示例 ネスレとポルシェ

今回、試したAppleWatchと「IG Trading」アプリのコンビネーション。このふたつがあれば、スマートな取引が可能になるだけでなく、機会損失のリスクも大幅に減らすことができるだろう。

(マイナビニュース広告企画:提供 IG証券)

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