広島県・JR五日市駅からバスで1時間ほどのところに本社・工場を構える「寿マナック」。昭和58年からこんにゃくの製造を主に手がける、「おいしい、たのしい、ヘルシー」を標榜する食品製造・販売企業だ。

「元々は広島の市街地に製造工場があったのですが、平成6年に現在の佐伯郡湯来町に工場を移転しました。こんにゃくは、製造時にかなりの水を使うので、やはり美味しい水が豊富でないと。湯来町はこんにゃく芋の産地で、こんにゃくづくりが盛んだっただけあって水が綺麗。私どもでは、今でも井戸を掘って湯来町の水を使っているんです」(寿マナック 営業開発課 平本さん)。

温泉産業の町でもある湯来町は、様々な方法で水と人が共存している環境である。そんな綺麗な水を求めて工場を移転したという「こだわり」の企業・寿マナックが、これまたこだわりを持って作っているゼリーがあるという。話を聞いた。

ゼロでもオフでもない「スロー」?

ゼリーの名前は、「寒天入りJELLYみかん(スローカロリー)」。元々は10年ほど前、こんにゃくの売上が落ちる夏場向けの商品としてゼリーの開発をはじめたという。味はみかん・マンゴー・ぶどう・マスカット・コーヒーの5種類で、ぶどうとみかんが人気。「コラーゲンも配合しており、女性をはじめ幅広い年代に評価いただいています」(平本さん)。

寒天入りJELLYみかん(スローカロリー)

しかし、「ゼロカロリー」や「カロリーオフ」という言葉は最近よく聞くが、「スローカロリー」は聞きなれない。

「仰るように、ゼロカロリーを売りにした製品は他社でもよく見かけるところです。しかし、同じような商品を出したところで、自社の強みを活かすことや、他社との差別化が難しいと判断しました」。

そんな時に寿マナックが出会ったのがパラチノースだった。吸収が緩やかなことが最大の特徴である。

「昔は、ゼリーを食べるのは主にお子さんでした。ゼロカロリーという概念が生まれてからは、女性などダイエットに興味がある人たちも食べるようになりましたよね。そして、このパラチノース・スローカロリーという概念は、さらにゼリーを食べる年齢層を広げていく可能性を秘めていると思います。理由は、『健康』という訴求ポイントを増やしてくれたからです。お年寄りなどにも召し上がっていただく機会が増えていくと思いますね。特にパラチノースは、腹持ちという点で他社に対しても差別化ができていると感じています」。

もともとこんにゃくも、腹持ちがよいことが特長。ということは、ゼリーでこんにゃくと同じメリットを実現できたことになる。

「ある意味、お墨付きを貰ったようなもの」

しかしこの聞きなれない糖質「パラチノース」を導入するにあたり、苦労した点はなかったのだろうか。

「パラチノースは従来のお砂糖と甘みの質が同じなので、食べていても違和感がありませんし、使い勝手が良いですね。若干、お砂糖よりもすっきりしていますが、ゼリーは夏場に多く出る商品ですので、逆に良いのかな、と思っています」。

パラチノース配合製品について、今後の展開はいかがだろうか。

お話を聞いた 寿マナック 営業本部 営業開発課 平本良太さん

「素朴に水菓子なんかを作るのも面白いと思いますが、今考えているのは病院食や介護食ですね。入院されている方はお年寄りが多いですから、甘味は大変喜ばれるんです。このゼリーは、学会でも紹介された実績があるんですよ。ある意味お墨付きを貰っているようなものですね (笑)」。

パラチノースを開発した三井製糖が提唱する「スローカロリープロジェクト」という概念も認知が広まっており、追い風を感じるという。「東京で量販店に商品のプレゼンをするときにも、『あ、使っているんだね』と興味を持って頂けることが増えてきました。この追い風は、ゼリーの売れ行きに大きく影響すると思いますね」

「寒天入りJELLYみかん(スローカロリー)」はウェブショップなどでも購入可能だ。興味を持ったあなた、ぜひ購入してみてはいかがだろうか。

(マイナビニュース広告企画 提供:三井製糖)

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