時代の変化と共に、経済的な理由やキャリアを高めたり、仕事で自分を成長させたいなど自己実現などの理由からと共働きを選択するママが増えています。そのため、「共働き」家庭での子育てにおける夫婦間の協力が、今後より一層求められるようになることでしょう。 そんな中、「どうすれば夫が育児に参加してくれるのか?」という悩みを持つママは多いはず。

そこでマイナビニュースでは、共働き読者100名に対してアンケートを実施。職場復帰や子育てについてなど、夫婦間に必要なことは何か聞いてみました。

共働き夫婦は時間がない!

はじめに、「共働きは大変だと思ったことはありますか?」と質問してみたところ、「はい」と回答した人は3割でした。どのようなときにそう感じているか、具体的な意見を紹介します。

・「普段は旦那に保育園の送りを頼んでいるが、出張で留守のときなど、一人で子どもの面倒をみなくてはならないとき」(34歳女性/商社・卸/事務系専門職)
・「夫は基本的に家事を手伝ってくれないこと」(35歳女性/情報・IT/技術職)
・「小さいうちは病気になると1日では治らなくて、体力回復のため数日休まなくてはならない。仕事の調整が大変」(36歳女性/ソフトウェア/技術職)
・「子どもが休みのときは、どちらかが休まなければならない」(32歳男性/電機/技術職)

やらなくてはならないことがたくさんあっても、1日は24時間しかありません。子育て、家事、そして仕事……。共働き夫婦には時間がいくらあっても足りないようです。

また、子どもが体調を崩したりすると、仕事に影響が出てしまうことも。

育休中から話し合っていた夫婦はたったの2割

いろいろと大変なことが多い、共働き夫婦の子育て。しかし、「育休中に共働き(復職)について話し合う機会はありましたか?」と聞いてみたところ、「あった」と回答した人は全体の2割しか見られません。事前に想定して育休中から話し合っていた夫婦は少ないことがわかりました。

育休中に話し合った経験を持つ人に詳しく聞くと、次のようなことを話し合っていたようです。

・「保育園の送り迎えについて」(34歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「お互いの休日の取り方や、家事の分担などについて」(30歳男性/学校・教育関連/専門職)
・「いつから復帰するか」(41歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)

女性が仕事に復帰するタイミングや、家事や育児の分担など、話し合いの内容はかなり具体的なことにまで及んでいたようです。このように夫と話ができれば、共働きすることの心構えができ、共働きもスムーズにスタートできるのではないでしょうか。

共働きに向けて、夫婦で話し合うべきことは?

最後に、「共働きをする上でもっとも重要なことは何だと思いますか?」と質問したところ、一番多かった回答は「パートナーとの役割分担(40%)」で、「パートナーとの会話(24%)」、「パートナーとのスケジュールの共有(19%)」と続きました。

具体的にはどのようなことが重要なのか、実体験から寄せられたコメントを紹介します。

・「分担して家事をこなさないと、一人では無理」(33歳女性/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「抱え込みすぎるとストレスになるから、ちょくちょく話し合って役割を変えている」(28歳女性/情報・IT/クリエイティブ職)
・「悩みや不安を話し合うことが必要」(26歳男性/電機/技術職)
・「(スケジュールを)きちんと知っておかないと頼めないし、モメる」(32歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)

保育園への送り迎えや家事などは、毎日続くことだけに役割分担をしっかりと考えておいた方が良さそうです。そのためには、情報の交換・スケジュールの共有も大切。できれば、共働きがスタートする前からじっくり話し合って、できるだけお互いにとって無理のないルールを決めておけると良いですね。

パートナーに協力してもらうためにはどうすればいいの?

共働きをするには、パートナーの協力が必要不可欠。数多くのワーキングママを指導してきたここるくの代表取締役・山下真実さんによれば、「パートナーとのコミュニケーションは、共働きで子育てする上での最重要ポイント」とのこと。 また、「ふたりのコミュニケーションが、子育てのほとんどの問題の根っこにあると言い切っても良いくらい」と言います。

「復帰した後の家事や育児の役割分担にまず意識が向きがちですが、そういったタスクベースの話ばかりだと会話すること自体がなんだか面倒くさくなってしまいます。決めるべきことは決めつつも、お互いの気持ちや考え方をシェアできる会話力を身につけたいですね」(山下さん)

9月13日(日)に開催される、マタニティ・ベビー用品メーカーのピジョンとマイナビのコラボ企画「働くプレママ応援セミナー『育休復帰と母乳育児』」では、山下さんが事前アンケートをもとに、パートナーとの分担やコミュニケーションについてより具体的に掘り下げてアドバイスしてくれます。

講師：
株式会社ここるく 代表取締役 山下真実
講演タイトル：続ける? 辞める? 復職どうするレクチャー
講演内容：これまで何人ものワーキングママを指導してきた山下先生から仕事を続けた場合・辞めた場合別、ママになってからのライフスタイル、また仕事と育児の両立のノウハウなどをお話して頂きます。

こういったセミナーへの参加は、出産前に今後の働き方について考える機会に、また夫婦で話し合う良いきっかけになるかもしれません。職場復帰や育児の悩みを抱えている人は、この機会を活用してみてはいかがでしょうか?

働くプレママ応援セミナー 育休復帰と母乳育児

日程：2015年9月13日(日)
●午前の回 10：30～12：45(3部構成 開場10：10～)
●午後の回 14：30～16：45(3部構成 開場14：10～)
※午前、午後の入れ替え制となります
会場：マイナビセミナールーム2F-S
東京都千代田区一ツ橋 パレスサイドビル2F

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(マイナビニュース広告企画：提供 ピジョン)

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