富士通のノートPC「LIFEBOOK WS1/T」は、ただ手軽に持ち運べるだけでなく、作業がしやすい13.3型ディスプレイや使い勝手のいいキーボードを搭載した人気モデル。同機種は、長時間対応バッテリなど、モバイルに役立つ機能を満載した「LIFEBOOK SH90/T」のカスタムメイドモデルとなる。今回はそんな「LIFEBOOK WS1/T」を試用したので、その詳細を紹介しよう。

「LIFEBOOK SH90/T」のカスタムメイドモデル「LIFEBOOK WS1/T」

すっきりとスマートなボディデザイン

富士通の「LIFEBOOK SHシリーズ」は、コンパクトながら多機能なモバイルノートPC。そのコンセプトは「トライアスリート」だ。これはさまざまな種目をこなすトライアスロンの選手のことで、それくらいいろいろなシーンに対応できるモデルであることを意味している。そんな同シリーズのうち、家電量販店などで販売されているカタログモデルが「LIFEBOOK SH90/T」。そして、その「LIFEBOOK SH90/T」のカスタムメイドモデルが「LIFEBOOK WS1/T」だ。カスタムメイドモデルは、ユーザーが構成の一部を自由に変更できるのが特徴で、富士通の直販サイト「富士通WEB MART」でのみ販売されている。

試用機のボディは、スパークリングブラックという名称のマットなブラックカラー。トップカバーの端の三角形のエリアには、光沢のパーツがはめ込まれておりアクセントとなっている。トップカバーは平らで縁のあたりも湾曲していないせいか、すっきりとスマートに見えるデザインだ。

本体サイズはW319×D215×H13.6~19.8mm。極端に薄いわけではないが、ちょうど持ちやすいサイズといえるだろう。本体重量は構成によって変わるが、最小で1.26kg、最大で1.60kgとなっている。

マットブラックに一部だけ光沢パーツを組み込んだ美しいトップカバー

ヒンジ側の最厚部でも19.8mm

モバイル・マルチベイと追加バッテリで自由度は大

上記のように本体重量が大きく変化するのは、カスタムメイドモデルとして選択できる構成が多彩なことに加え、「モバイル・マルチベイ構造」により、利用時にもユーザーが構成を変化させられるからだ。

「モバイル・マルチベイ構造」とは、本体の光学ドライブ部分がスロット式になっており、ユーザーが手軽に差し替えできる構造のこと。試用機にはDVDスーパーマルチドライブとブルーレイディスクドライブが付属していたが、標準では何も入れずにふたをするだけの「モバイル・マルチベイ用カバー」とDVDスーパーマルチドライブが付属する。

光学ドライブ部分は、簡単に取り外して変更できる「モバイル・マルチベイ構造」を採用

カスタムメイドモデルでは「ベイオプション」として「増設用内蔵バッテリユニット」と「増設用内蔵ハードディスクユニット」も購入可能。つまり、必要に応じて光学ドライブを着脱することで、より軽く持ち歩くことができるというわけだ。

また、バッテリオプションとして標準の4セルバッテリパックだけでなく、大容量の6セルバッテリパックも用意。一部のモデルは大容量バッテリパックを利用すると底面側が出っ張ったりするが、同機種では見映えに影響なくすっきりと収まってくれる。

4セルバッテリパックと6セルバッテリパックの見た目に違いはない

底面側のふたを開けて簡単にバッテリパックの交換ができる。複数購入して自分で交換して使うことも可能だ

豊富なインタフェースで多彩なシーンに対応

キーボードはアイソレーションタイプのものを搭載している。キーピッチは約19mm(横)で、キーストロークは約1.2mmと十分だ。タッチパッドはボタン独立型で使いやすい。

また、タッチパッドの隅にNFCのマークがあり、ここにNFCリーダーが埋め込まれている。スマートフォンと連携させて使いたい人には便利だ。パームレストには指紋リーダーも搭載されており、セキュリティを強化しつつ、簡単にパスワード認証できるのがうれしい。

アイソレーションタイプのキーボードにNFCリーダーも搭載したタッチパッドが配置されている

パームレストには指紋リーダーもある

試用機にはタッチ機能がなく、光沢のないノングレアディスプレイを搭載していた。解像度は1920×1080ドットのフルHDだ。これはカスタマイズにより2560×1440ドットの高解像度パネルに変更可能。さらにタッチ機能を搭載することもできる。

標準では反射がなく目が疲れづらいノングレアディスプレイを搭載

インタフェースは、本体右側面にモバイル・マルチベイを挟んで2つのUSB 3.0ポートがあり、ヘッドフォン/マイクコンボジャックも並んでいる。左側面には電源コネクタ、有線LANポート、RGBポート、HDMIポート、USB 3.0ポートを装備。メディアカードリーダーは本体手前側だ。

本体右側面にモバイル・マルチベイを挟んで2つのUSB 3.0ポート、ヘッドフォン/マイクコンボジャックが並ぶ

本体左側面には電源コネクタ、有線LANポート、RGBポート、HDMIポート、USB 3.0ポートを配置

手前側にはメディアカードリーダーがある

ディスプレイ上部にはWebカメラが埋め込まれている

2種類の外部ディスプレイ出力に加え、有線LANポートもあることが、多彩な環境で活躍できることを物語っている。USB 3.0ポートが離れた場所に3つあるというのも、周辺機器と連携させやすく好印象だ。

長時間駆動&高性能で外出中もバリバリ働いてくれる!

試用機の構成は、CPUにインテルCore i7-5500Uを搭載し、12GBのメモリと256GBのSSDを組み合わせたものだった。いずれもカスタマイズで変更可能だが、起動速度の速さやきびきび感を優先したハイエンド構成といえるだろう。

Windowsの快適さを測る評価プログラム「WinSAT」の実行結果を、「Windowsエクスペリエンス インデックス」に合わせて紹介すると、以下のようになる。

Windowsエクスペリエンス インデックス(WinSAT)

プロセッサ 7.4
メモリ 7.4
グラフィックス 5.5
ゲーム用グラフィックス 5.6
プライマリハードディスク 8.15

全体的な能力を見る「PCMARK8」と、3D処理性能を測る「3DMARK」の結果は以下のようになった。

PCMARK8

3DMARK

いずれもグラフィックス性能が低めだが、これはCPU統合のインテル HD グラフィックス5500を採用したモデルとしては標準的な結果だ。全体的には、高度なグラフィックス処理を要求する最新の3Dゲームを遊ぶのは厳しいが、学校やオフィスを中心とした一般的な使い方なら十分過ぎる高性能といえる。実際に使ってみた感触としても、サクサクと快適に利用できた。

バッテリ駆動時間はJEITA 2.0基準の場合、試用機のようにCore i7、フルHDパネルを搭載し、4セルバッテリパックなら約9.4時間、6セルバッテリパックなら約14.5時間利用できる。さらに同条件でモバイル・マルチベイに増設用バッテリを搭載した場合、4セルバッテリとの組み合わせで約14.5時間、6セルバッテリとなら約19.9時間も利用可能だ。

「富士通WEB MART」ならお得&便利に購入できる!!

「LIFEBOOK WS1/T」は「富士通WEB MART」で構成を選択して購入できるのが大きな魅力で、用意されている選択肢も非常に多い。予算と使い方に合わせて、自分にぴったりの構成にできるのがうれしいポイント。また、お得なクーポン(詳細はこちら)も用意されているため、最小構成でクーポンを利用すると13万円台から購入可能だ。

※価格は本記事執筆時点のものです。最新情報は「富士通WEB MART」でご確認ください。

ほかにもMicrosoft Office(Personal PremiumとHome and Business Premiumを用意)をプリインストールで購入したり、保証の拡張や期間延長といったサービスの購入も行える。さらに購入後の設定を代行してくれる出張サービス「PC家庭教師」を利用するのもいいだろう。

ユーザーが自分にとって必要とするものを、的確に選択して無駄なく購入できるのが「富士通WEB MART」の特徴だ。ぜひ上手に利用してほしい。

今回検証を行った試用機「LIFEBOOK WS1/T」の主な構成

型番 LIFEBOOK WS1/T
CPU インテルCore i7-5500U(2.4GHz)
メモリ 12GB
ストレージ 256GB SSD
グラフィックス インテル HD グラフィックス5500
ディスプレイ 13.3型ワイド(1920×1080)
光学ドライブ ブルーレイディスクドライブ
通信機能 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T、IEEE 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth ver.4.0
インタフェース USB 3.0ポート×3、HDMIポート×1、RGBポート×1
カードスロット ダイレクト・メモリースロット
本体サイズ/重量 W319×D215×H13.6~19.8mm/約1.26kg~
OS Windows 8.1 Update 64ビット版

関連サイト

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