最近はコンビニでもワインが手に入ることもあり、日常生活でワインを楽しむ人が増えている。仕事が終わったあとの楽しみや、友人を呼んでのランチやディナー。ちょっとした機会に飲むワインは、気分を豊かにしてくれるもの。そんな「ワインを楽しむ」ことをコンセプトに展開しているのが、ロジテックの新ブランド「AMUSER(アミュゼ)」だ。

今回、AMUSERの製品でひときわ目を惹くデザインの充電式電動ワインオープナー「LWA-OPE01」を試用。色はシャープなシルバーと、モダンなレッドの2種類で、希望小売価格は4,980円(税別)だ。

折しも今日(2014年11月20日)はボジョレー・ヌーボーの解禁日。ボジョレー・ヌーボーは、その年の葡萄のできばえを確かめるためのお祭り的なワインなので、まずは手軽に楽しむことが大切。AMUSERは、そんなワインの日にもピッタリのアイテムだ。

中央のシルバーとレッドの円筒形がワインオープナー「LWA-OPE01」、その左横がワインプリザーバー、シャンパンプリザーバー、ワインエアレーターだ。この4種類がAMUSERブランドの製品(2014年11月時点)

ワインの開栓はコツがいり、「開栓は苦手」という人は多い。特に、ワインオープナーを刺す角度を失敗すると、コルクを潰したり、最悪の場合はコルクをワインボトル内に押し入れてしまう。大切な記念日や高級ワインで、このような失敗は絶対に避けたいところ。その上、最近は「樹脂コルク」を使用するワインメーカーも増えている。ところが、この樹脂コルクは材質が固く、天然コルクよりも抜栓に力がいるという厄介な存在なのだ。

そんな面倒な開栓を、手軽に失敗なく実行できるのが、今回のLWA-OPE01。見た目はシンプルな筒状で、女性の手でも握りやすいサイズ。アルミ製のボディは高級感があり、自立するので食卓に立てておけば収納場所にも困らない優れものだ。

LWA-OPE01のサイズは直径45×長さ180mmと、全自動ワインオープナー製品としてはかなりコンパクト。重さも285gと軽い

使い方は簡単で、本体下部のフタを外して、ワインボトルにギュッと押し付けるだけ。ボタン操作は一切不要だ。コルクを抜いたあとは、自動的にスクリューからの排栓も行ってくれる。最初に本体から外したフタは、ホイルキャップのカッターとしても利用できる。

LWA-OPE01のフタの裏にはカッターを内蔵。ワインボトルに押し当てて(写真左上)、グルッと一周させると(写真右上)、ワインを保護するホイルキャップがキレイに切り取れる(写真左下)

むき出しになったコルクにLWA-OPE01を押し当てると、自動的に開栓が始まり、コルクの排出まで行う。本体の先は透明なので、コルクの位置を合わせるのも簡単だ

LWA-OPE01は内蔵の充電池で駆動するため、電池交換や、使い終わった電池を捨てる手間が必要ないのも魅力。フル充電の状態ならば、一般的なコルク栓は約40本、ゴム栓は約25本の開栓ができる。

本体上部にAC端子を差し込むと充電開始。充電中は上部にオレンジ色のLEDが点灯。充電が終わると消灯する