「アベンジャーズ」プロジェクトのひとつである映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のMovieNEXがいよいよ発売される。同作の見どころは、なんといってもスティーブ・ロジャース演じるキャプテン・アメリカのアクションシーンだ。今回は、プロレスをはじめとした格闘技全般をこよなく愛し、自身も映画監督として活躍する松田義正に同作を見てもらい、どこがどう凄いのか、アツく語ってもらった。
格闘シーンに注目して!
男に生まれたからには誰しも『強さ』に憧れるもの……。
ここだけの話、今回のキャプテン・アメリカ、かなりヤバいです。前作よりもさらにビッグなタイトルになって戻ってきました。凝って作られているアクションシーンは、マーベルファンはもとより、アクション映画ファンや格闘技ファンまでをも唸らせるクオリティで、正直ストーリーなんて関係なしに(そりゃまずいか)、一度観てほしい作品に仕上がっているんです。
なんとキャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスは、本作のために本格的な総合格闘技のトレーニングを積み、ファイトシーンでは、パルクールをはじめ、ブラジリアン柔術、空手、ボクシングのテクニックを駆使しているとのこと。
そして、格闘技ファンの自分が声を大にして言いたいのは、この映画ではアノ男とキャプテン・アメリカの格闘シーンが見れるというところですよ。
アノ男とは……
世界最高峰の総合格闘技イベント『UFC(Ultimate Fighting Championship)』でパウンド・フォー・パウンド(仮に各階級の体重差が無かったとした場合の最強のチャンピオン)と呼ばれ、王座を9度連続防衛した、総合格闘技界のスーパースター。
もう皆さんお分かりですよね。
そう、ジョルジュ・サンピエール(通称GSP)が出演しているのです!!
格闘技ファンなら「この映画、キャプテン・アメリカとGSPがガチで闘うらしいよ」なんて言えば、余計な宣伝は無用。それだけでMovieNEXを購入するレベルです(言いすぎ!?)。出番は少ないものの、キック一発でキャプテン・アメリカをふっ飛ばしてしまったり、盾なしじゃ戦えないのかなんて挑発しちゃったり、そしてGSPお得意のタックルや空手ベースの後ろ回し蹴りなどを披露するなど、キッチリ存在感を残していますよ。
存在感で言えば、髪型も……。いつもUFC参戦時にはスキンヘッドなので、一瞬GSPとは気づきませんでした。
また、もうひとつ注目の格闘シーンをあげるとすれば、エレベーターの中で行う格闘シーンではないでしょうか。緊迫感もあって最高だったなぁ。
いつ襲ってくるかと、場の状況を冷静に見極めるキャプテン・アメリカ。
タイミングを見計らって一気に襲ってくる男達。
そして激闘。
「くぅ、超カッコイイ!」と思わず声を上げてしまうほど、高度なアクションを見ることができることを私が保証しましょう。狭い空間でのアクションは、本当に難しいと思うんですよね。打撃も最小限の動きで対応しなければいけないので、ここのシーンでは日本の武術的な発想が必要だったと思います。
ちなみにクリス・エヴァンスはこのシーンのために器械体操のトレーニングまで積んだらしいですよ。努力家ですね。
クリス・エヴァンスのとある一週間
月曜:ボクシング
火曜:パルクール
水曜:空手
木曜:ブラジリアン柔術
金曜:器械体操
土曜:休養
日曜:休養
とかなんですかね。一週間のスケジュールをぜひ知りたい(笑)。
ヒーローモノは、基本孤立無援状態が一番燃える
さて、格闘技ファンのいけないところは、アクションシーンばかり熱く語り尽くしたくなるところ。ここでサラッとストーリーについても触れておきましょう。
本作は、キャプテン・アメリカがシールドの一員として、国際平和のために日々奮闘しているというところから物語がはじまります。ある日、シールドの長官ニック・フューリーの命が何者かに狙われ、キャプテン・アメリカまでもが裏切り者扱いを受ける事に。そして『誰も信じるな』と言い残して倒れるニック・フューリー。
今まで仲間だったシールドから命を狙われる事になり、さらに孤立無援となったキャプテン・アメリカの前に“ウィンター・ソルジャー”と呼ばれる最強の暗殺者まで登場。なんと彼は第二次世界大戦中に死んだキャプテン・アメリカの親友の姿に似ていた……。
このウィンター・ソルジャー役を演じたセバスチャン・スタンも、撮影に向け、厳しいファイト・トレーニングと武器トレーニングを積んだのだという。同役でナイフを用いたアクションも披露しており、S・スタンはナチュラルな動作を身につけようと、一日中、プラスティック製ナイフを持って動きの練習をしながら歩き回っていたほどだったとのこと。
ちなみに、ヒーローモノは、基本孤立無援状態が一番燃えるもの。ただ、孤立無援とは言っても、キャプテン・アメリカには、スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウや、本作から登場する空駆ける仲間、ファルコン(アンソニー・マッキー)といった強い味方もいるので、そこにも注目してみて下さい。
あ、そうそう。ここだけの話、現在『アベンジャーズ』の続編となる『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の制作も進んでいるらしいんですよ!
凄い極秘情報だと思いません!!?
……
みんな知ってました……?
と、とにかくこの作品には、エンドロールには『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に繋がる映像も収録されているので、来年公開予定の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』を心待ちにしている人にとっても必見の映画ということなんです。是非、この機会に家でじっくりお酒でも飲みながらマーベルの世界に浸ってみてはいかがでしょうか。
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
アベンジャーズ抹殺の危機「全世界2000万人暗殺計画」阻止の為、最強の暗殺者ウィンター・ソルジャーとの正義をかけた戦いを描くアクション・サスペンス大作。2012年に公開された『アベンジャーズ』、そして2015年に公開が決定した『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に向けて、マーベル・スタジオの総力を結集したプロジェクトが始動。同作は『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』に続く、“アベンジャーズ・プロジェクト”の最新作となる。
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー MovieNEX」は9月3日より4,000円(税別)にて販売中。MovieNEX購入者限定サイト「MovieNEXワールド」では、「特別映像:格闘シーンの裏側」などを視聴することも可能だ。なお、数量限定で「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャーMovieNEXプラス3Dスチールブック」(税別7,000円)、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャーMovieNEXプラス3D」(税別6,000円)も同時に販売中。
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