くすきはいねさんは、コトバ&グラフィックデザイナー、アートディレクターとして活躍する女性だ。写真撮影やコラム執筆もこなし、イラストも描くという多才さで、多方面で活躍している。そのくすきさんに、ブラザーのA3インクジェット複合機「MFC-J6970CDW」と、無線LAN対応のドキュメントスキャナー「ADS-1500W」を試用してもらった。軽快に働く女性デザイナーから見た両機種の使い勝手や、そのメリットについて紹介しよう。

コトバ&グラフィックデザイナー くすきはいね
広告デザインやロゴ、カフェのプロデュースなど、
多方面にわたる「デザイン」を手掛ける。

妥協したくない「複合機」選びにストライク!

以前は事務所に所属するデザイナーとして活動していたくすきはいねさん。その頃はオフィスに設置されたコピー機を利用してプリント・スキャンをしていたが、約2年前に独立してからは手元に持っていなかったという。

「デザイナーとしてお恥ずかしい話ではあるのですが、希望にぴったりと合うプリンターが見つけられないため、購入せずに今日まで来てしまいました。できるだけスキャンやプリントをしないで済むようにしつつ、必要なときにはコンビニの複合機を利用していました」とくすきさん。

購入に至らなかった一番の理由は、オフィスが狭くて設置スペースが確保しづらいということ。さらに、独立したてで高額の機器を購入しづらいということや、設置してから使えるようにするまでの設定に自信がないことなども理由だった。

「何度か製品選びまではしたのですが、設置や設定がとても難しそうで。購入しても2カ月くらいは使えるようにならないだろうな、と漠然と思っていました。また安価に購入できるモデルは家庭向けなのか、デザイン的にも私の好みではなくて、もっとはっきりした色で直線的なオフィスに映えるデザインのものはないのかな、と思っていました」と語るくすきさんは、「MFC-J6970CDW」を見た時には理想的なプリンターに出会えたと感じたようだ。

コンパクトなA3インクジェット複合機「MFC-J6970CDW」

コンパクト・高速・簡単設定が大きな魅力

「何といっても小さいのがいいですね。狭いオフィスなのですが、このサイズならば無理なく設置できました。それに、白と黒をベースにした余計なラメが入っていたりしないデザインはとても私好みです。この上のところが平らなので、ちょっと紙を置いたりできるのも良いですね」とくすきさんはADFスキャナーの上の天板部分を示す。

「MFC-J6970CDW」のサイズはW553×D433×H310mmと、A3対応複合機としてはかなり小さい。その設置面積の小ささとともに、作業中のちょっとした行動の邪魔にならないところも気に入ったようだ。

設定に関しては、苦手意識を持った状態で開梱したのに拍子抜けするほど簡単に終わったという。「箱から出して1枚目をプリントするまで30分でした。操作もカラータッチパネルでメニューを選ぶだけで、本当に簡単。iPhoneからのプリントもすぐにできました。私でできたのですから、きっと誰にでもできると思いますよ」と使い始めが快適なことに驚いていた。

設定も操作も非常に簡単に行える

スマートフォン連携で撮影した写真などをPCいらずで直接プリント

もちろん、仕事の上でA3サイズのプリントや両面同時スキャン、FAXが行えるのは大きなメリットだ。A4カラーは約20枚/分、A4モノクロなら約22枚/分と非常に高速な出力能力をもち、A3サイズまでの自動両面プリントにも対応する。くすきさんがA4サイズの冊子を手がける場合には、見開きのA3サイズでプリントしての自己チェックやクライアント提出が必要となる。

「プリントもスキャンもすごく速いですよね。サイズもA3サイズまで対応しているのがありがたいです。スキャン機能も両面印刷された紙の資料しかない場合なども、さっとスキャンしてデータ化してしまえば作業も快適です。紙をめくりながら作業するよりずっと楽になります」とくすきさん。

さらに高く評価されたのは、コスト面だ。A4で1枚あたりのインクコストはカラーで約6.3円(税抜)、モノクロ約1.4円(税抜)と非常に低コストなのだが、さらに「インク節約モード」が用意されているのだ。印刷物の見やすさはそのままでインク消費量を大幅に抑えるこの機能が、デザイナーにとっては非常に重要だという。

「やはりプリントしてチェックを繰り返した方が作品のクオリティは上がるのですが、コストがあまりかかると苦しくなります。自己チェック用のものを気軽に出力できる節約モードはありがたいです。ブラザー独自の機能だと聞いているのですが、これはもっと強力にアピールしていいのにな、と思いました」

手軽にプリントできれば作業効率もクオリティもアップ

インクを節約しつつ見づらくしない「インク節約モード」は作業用に最適

手元でさっと使えるドキュメントスキャナー「ADS-1500W」

くすきさんは、「MFC-J6970CDW」と同時試用を開始した無線LAN対応のドキュメントスキャナー「ADS-1500W」についても高く評価している。「MFC-J6970CDW」にもスキャン機能は搭載されているが、それとは全く異なる使い方ができたという。

コンパクトなドキュメントスキャナー「ADS-1500W」

「プリンターの方は、小さいといっても作業用デスクの上に置くというわけにはいかないですよね。忙しいときには、ほんの数歩の移動が面倒なときもあります。その点、ADS-1500Wは机の上に置いておけますから、必要な時に座ったままさっと使えるのがいいですね。設定も無線LANに接続するだけなので、とても簡単です」と語る。

本体サイズはW285×D103×H84mmと非常に小さく、デスクの隅に設置できるのはもちろん、引き出しや棚に収納することもできてしまう。デスク周りをすっきりさせておきながら、手元ですぐに作業できる利便性も確保できるのが「ADS-1500W」の特徴だ。

デスクにおいてさっと使えるコンパクトさが魅力

実際のオフィスでの利用としては、名刺や年賀状といった細々したもののスキャンに活躍した。捨ててしまうのは惜しいけれど、そのままとっておくと膨大な量になってしまうもののデジタル化にチャレンジした形だ。さらに案件が完全に終了するまで保存する必要のある、クライアントとのやりとりが記録された赤字つきの用紙などもデータ化した。

「普段からよく合う方の名刺はファイルに入っているのですが、あまり濃い付き合いにならないような方の名刺は貯めていただけでした。これをスキャンしてテキスト読み取りもしたので、ほしい情報を探す際にかなり便利になりましたし、オフィスもかたづきました」とくすきさん。

最大20枚までをセットして連続スキャンが可能で、読み取り速度はA4カラー両面で18枚/分とコンパクトなボディなのに高速であることや、名刺やハガキはセットする時にガイドを合わせておけばスムーズに読み取ってくれることなどがうまく働き、非常に効率的な作業ができたという。「これからはイベント等でご挨拶した方に追ってご連絡を差し上げる、というようなこともスムーズにできそうです」と満足そうにくすきさんは語った。

大量の名刺や年賀状もスムーズにデータ化

コンパクト&クラウド連携機能で外出先でも大活躍!

「ADS-1500W」は本体重量が約1.6kgと軽い。女性でも片手で持ち運べる重さであるため、くすきさんはバッグに入れて打ち合わせ先などに積極的に持って行ったという。打ち合わせの現場で「ADS-1500W」を広げ、その場ですぐにいろいろなものをスキャンしてデータ化してしまうというわけだ。

「ちょうど今、企業広報用の漫画をつくる仕事をしているのですが、描いてくださる方が海外在住なんです。でも、文字で説明するより絵で描いた方がきちんと意図が伝わるので、今までは私がメモ的に描いたものをiPhoneで撮影して送ったりしていました。それが「ADS-1500W」のおかげで、即座にスキャンしてデータ化できる上に、Dropboxに直接アップロードする機能もあります。関係者で共有しているアカウントにアップロードされるように設定したので、とても効率的な打ち合わせができました」とくすきさんは語る。

外出先でもさっと使えるコンパクトさとクラウド連携が便利

Dropboxに直接アップロード

「ADS-1500W」は本体背面にUSBポートを備えており、そこにUSBメモリを挿入してスキャンデータを保存することもできる。またDropboxだけでなく、EvernoteやGoogle ドライブなど各種クラウドサービスに直接アップロードできる設定もあるため、PCのない環境でもさっとスキャンしてデータを必要な場所に置くことができるのだ。

必要なところだけを抜き出してスキャンする機能が便利!

機械に弱いという自覚をもっているためか、くすきさんは「難しそうなことはしなかった」という。しかし、基本的な機能をしっかりと使いこなすことで十分な満足度を得られているようだ。高速なスキャン、ネットワーク連携機能等とは別に、非常に便利な機能として挙げられたのが「手書きトリミングスキャン」だ。

この機能は、1枚の用紙の中でスキャンする必要がある部分だけを赤ペンで囲うと、その部分だけを抜き出した形でスキャンデータを作ってくれるというものだ。スキャンして即座に見せたい相手がいるが、見せたくない余計な部分が入ってしまう、というようなときに活躍したという。

「打ち合わせ中って、紙の隅にいろいろ書いたりしますよね。それをそのまま見せるというのも失礼なのですが、今までは見せる範囲をコントロールすることができませんでした。でも赤で囲むだけで、しっかり見て欲しい部分はスキャンして、ムダなところは見せないで済む。これはとても便利でした」とくすきさん。細やかなニーズにも対応してくれるということが大きく評価された。

家庭でもイベントでも活用のヒントはたくさん

仕事の中で「ADS-1500W」をフル活用したくすきさんだが、活用の場はもっといろいろなところにあるという。その1つがイベント会場での利用だ。

「ちょうど打ち合わせ帰りにイベント運営をしている友人と会ったのですが、ADS-1500Wに興味があるということで飲み屋さんのテーブルに広げて見せました。コンパクトさと多様な便利機能にとても関心していて、名刺を入れてくれたら何かが起るとか、そういう形でイベントに活用できそうだね、と盛り上がりました。たまたまイベント運営をする人なのでそういうことになりましたが、いろいろな場で活用できると私も思っています」と語る。

もちろん、家庭でも利用できるだろう。家庭での具体的な利用シーンとして、くすきさんが挙げたのは実のお母さんの生活だった。

「家の冷蔵庫に雑誌などから切り抜いたレシピがたくさん貼ってあるんですよ。それが時間が経って汚れて、端の方が丸まってしまって、見づらくなっているんです。今はレシピをiPadで見ることが多いのだから、その切り抜きもスキャンしてiPadで見たらいいじゃない、と思いました。ADS-1500Wならリビングはもちろん、キッチンの隅に置いておいてさっと使うことだってできますしね」

大満足の2台で今後の仕事もグレードアップ!

短い試用期間に、A3インクジェット複合機「MFC-J6970CDW」と、無線LAN対応のドキュメントスキャナー「ADS-1500W」の2台を使いつくしたというくすきさん。今後もぜひ両製品を使い続けたいとしている。

「これまでのコンビニ利用だと、コスト的にも1枚あたりにかなりの額がかかっていましたし、いちいち外出しなければならないのが面倒でスキャンやプリントの枚数を絞ってしまっていました。でも、それじゃダメだとは感じていたんです。手元でスキャンやプリントができるようになれば、効率的な作業やオフィスの整理ができるのはもちろん、制作物のクオリティも上げられると思います」とくすきさんは語る。

非常に満足度が高く、実際にかなり活躍してくれるマシンだと評価された「MFC-J6970CDW」と「ADS-1500W」がくすきさんのオフィスに正式導入される日も近いかもしれない。

(マイナビニュース広告企画)

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