情報システム部門で働いていての失敗談や後悔していることを教えてください

  • PCが起動しなくなったので原因を探していたが、他部署の人が叩いたら直った(輸送機器)
  • 印刷機能に不具合のあるパソコンを大量導入してしまった(出版/印刷/マスコミ)
  • 指を負傷した状態で入力し、ミスばかりのデータが会社内に配られた(機械/精密機械)
  • 同僚がウイルスを撒き散らした (SI)
  • 情報が流出した(コンピューター関連機器)

叩いて直ったのは本当に偶然だと思うので、決して真似しないでもらいたい。普通は叩いたらもっと壊れる。

ウイルスや情報漏洩は、一歩間違うと企業の存続に関わるものなので、本当に気をつけたい部分だ。

一方で、「失敗をしても業務が完了しないといけないので失敗にならない。後悔するぐらいなら対策を考える(出版/印刷/マスコミ)」というポジティブ全開なコメントや、「情シス担当を引きうけたことが失敗(官公庁)」という身も蓋もないコメントもあった。

ちなみに、今回寄せられた失敗談の中で最も多かったものは以下である。

データをすべて消した。プログラムともどもHDD内をきれいさっぱり! (商社/小売)

はっきり言って他の追従を許さない圧倒的な数だった。皆さん、バックアップは忘れずに。

これまで2回に渡り、情報システム部門に関するレポートして、アンケートの集計結果やコメントをいくつか紹介してきたが、情報システム部門の抱える苦労をご理解いただけただろうか?

今回のアンケートでは、身に迫る切実なものから、憤懣やるかたない気持ちのこもったものまで、様々なコメントが寄せられた。

そこで疑問に思う。情報システム部門にいる人々は、自分の仕事をどう思っているのだろうか? 実は、うんざりしていて、もう続けたくないと思っているのではないだろうか?

そこで今回のアンケートでは、最後の質問として以下の様な項目を設けてみた。

生まれ変わっても情報システム部門で働きたいと思いますか?

なんと、「はい」が約70%も占めている。恨み節のようなコメントが並んだ今回のアンケートからは想像もできない結果だ。なんだかんだ言いつつも、皆この仕事が好きなのだろう。

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アンケート出典：マイナビニュースユーザー調査 / 有効回答数：354名 / 調査期間：2013年7月26日～8月11日

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