ユーザー好みにカスタムしたPCを提供するBTOショップである「ストーム」。低価格なエントリーモデルから、専門性の高いハイスペックモデルまで、幅広いベースモデルが用意されており、さらにユーザーのこだわりと予算に合わせて自由にカスタマイズできるというのが大きな魅力だ。この連載では、その豊富なラインアップの中から、旬なお勧めモデルをテーマごとに紹介しよう。

ハイエンドPCの2機種目としては、第1回で紹介した「Storm Excalibur」からさらに性能を上積みし、ハイエンドPCとしての基本性能を突き詰めた「Storm Excalibur Max」(販売価格279,930円)を取り上げる。

メンテナンス製の高いケースと高性能クーラーを採用

筐体内部のエアフローに優れ、メンテナンス製も高いXL-ATX対応のフルタワーケース「NZXT PHANTOM 630-WT」を採用したハイエンドPC「Storm Excalibur」の、上位機種にあたるのが「Storm Excalibur Max」だ。同じケースを採用しており、内部構成のみの違いとなっている。

「Storm Excalibur」とのわかりやすい違いは、まずCPUの冷却に低ノイズかつ高い冷却性能を誇る空冷クーラー「XIGMATEK Dark Knight SD1283A Night Hawk Edition」を標準で採用していることだ。水冷クーラーに比べると音が気になる空冷クーラーだが、ノイズを吸収する防振ゴムを装備。しっかり冷やしながらも騒音は少ない環境を実現している。

「Storm Excalibur Max」。写真はマットブラックで、ほかにホワイトとガンメタルもある

高い冷却性能を誇る空冷クーラー「XIGMATEK Dark Knight SD1283A Night Hawk Edition」を標準搭載

X79チップセット+Core i7-3970Xの最強環境

最大の魅力は、インテルのコンシューマー向け製品として最上位のチップセットとCPUを組み合わせていることだ。

搭載しているマザーボード「ASUS P9X79」で採用しているチップセット「Intel X79 Express」は、「パフォーマンスチップセット」と呼ばれるハイクラスチップセットの中でも、最上位のものだ。そしてCPUも6コアのIntel Core i7-3970X Extreme Edition(動作周波数3.50GHz、ターボ・ブースト機能利用時4.00GHz)という、コンシューマー向け最上位のものを搭載している。

メモリは購入時のカスタマイズメニューでは32GB(標準搭載)までだが、マザーボードの仕様上は64GBまで増設できる。ストレージは128GBのSSDが標準搭載となっているが、こちらもSSD+HDD構成など、ニーズに合わせた増設や容量拡大が自由自在だ。

メモリやストレージといった部分に関しては購入後にユーザー自身が手を加えることも簡単だが、チップセットとCPUまで変えるとなると大事になる。その点「Storm Excalibur Max」なら、将来的な拡張を視野に入れている人も、現状の最上位構成を手に入れられるので安心だ。

■標準スペック
型番 Storm Excalibur Max
CPU Intel Core i7-3970X Extreme Edition
チップセット Intel X79 Express
メモリ 32GB
ストレージ 256GB SSD
グラフィックス GeForce GTX 680
光学ドライブ ブルーレイディスクドライブ
ネットワーク ギガビット対応LAN
サイズ W245×D600×H627mm
OS
価格 279,930円

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