「忙しい」というセリフは言いたくないのだが、仕事や家庭行事で最近、趣味の映画をゆっくり鑑賞できていない。レンタルショップにも行くのだが、せっかく借りてきても、見る時間が作れずそのまま返したり(もったいな~い!)、あげくの果てには、返却時間にも間に合わず延滞料を取られてしまったりと、なんだかうまくサイクルができていない。
地上波キー局で放送している映画番組も見るが、作品に集中したいのでCMが入るのもイヤだし、第一、局の都合でカットされてしまった作品など見たくない……ということで「映画が充実している」と評判のWOWOWに入ってみた。3月は417本の映画が放送されているそうだ。
しかし、本当に自分が見たいと思った映画は放送されているのだろうか? 試しに3月29日から31日の3日間、自分がチェックした映画本数がどれだけなのかを計ってみた。もちろん、一日中テレビに張り付いているわけにいかないので、基本的には視聴&録画した作品でカウントする。さて、自分を満足させてくれる映画は、WOWOWで放送されているのだろうか。
眺めているだけでも面白いプログラムガイド
入会後、しばらくしてプログラムガイドなる1カ月の番組が記載された情報誌が送られてきた。ちなみに3月は日本映画をピックアップしているらしい。見たいと思いつつ見逃していた『テルマエ・ロマエ』も放送されている! さっそく、29日から31日の番組表をチェックした。
とても見たい映画 5本
『レッドクリフPart1』『レッドクリフPart2』『僕等がいた前篇』『テルマエ・ロマエ』『塔の上のラプンツェル』
そのうち見たい、もう一度見たいと思っていた映画 7本
『カクテル』『1911』『源氏物語 千年の謎』『ピラニア』『日本列島 いきものたちの物語』『マーガレット・サッチャー 鉄の女』『フットルース』
映画ではないが見たかったライブ 1本
『FUNKY MONKEY BABYS プレミアムライブ』
3日という短い日程ではあるが、チェックした番組本数はなんと13本に。放送時間は、夜中から早朝まで様々な時間に組み込まれているので、録画は必須だ。
では、自分が楽しめる時間はというと、平日、会社から帰宅するのは21時。映画ばかりも見ていられないのだが、就寝するまでの2時間を映画1本にあてて、土日は2本程度みることにしても13本のストックがあれば、2週間は楽しめる。もちろん、レンタルと違って返却制限はないので、自分の好きな時間に鑑賞できるので気分もラク。
ちなみにWOWOWの料金は一カ月2415円(加入月は無料)。新作含めてレンタル代を考えると、この金額では収まらないだろう。WOWOWに入っていれば、よほど見たい映画がない限り、レンタルショップに行くことはなくなるかもしれない。
実際に視聴して感じたのは、地上波で放送されている映画番組と違い、CMがないこととノーカットであることが、映画ファンにとっては非常にありがたい。おまけに字幕なので、俳優たちの生声が聞ける(WOWOWプライムでは吹き替え映画も多数放送している)。まあ、WOWOWにとっては当たり前のことなのであろうが、WOWOW初心者の自分はいたく感動した!
他にどんな放送があるのかと番組表を確認したところ、一定のサイクルで同じタイトルが放送されているようだ。チェックし忘れて、見逃してしまった作品も次号放送の可能性があるようだ。すでに『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』を見逃していたが、これは4月16日に放送予定。今度はしっかり予約に入れておこう。
iPhone/iPad、Android端末にも対応「WOWOWメンバーズオンデマンド」
とはいえ、せっかくWOWOWに加入したのだから、もっとスマートに番組情報を把握し楽しむ方法はないのだろうか、と考えていたところ、Webの登録でマイページを設定できるようだ。Web上で見たい番組をチェックしておけば、放送日時や視聴者たちのコメントも楽しむことができる。またおすすめの映画情報などメールマガジンも読むことができる。これは、試写会チケットなどもあるらしく要チェック情報だ。
また、会員のみのサービスではあるが、「WOWOWメンバーズオンデマンド」も便利だ(未加入であっても「無料」カテゴリのコンテンツを視聴することができる)。1契約につき3台まで登録が可能で、うちではiPad、パソコン、iPhoneに登録している。今なら5月31日まで『ミッション:インポッシブル』が視聴できる。これは、自宅で見なくても、通勤時間で少しずつ楽しむことにしよう。
あと、私がハマっているのが、15分でありながら内容盛りだくさんの「映画工房」という番組。斎藤工、板谷由夏、中井圭という映画好きの三人が、WOWOW注目の映画を教えてくれる番組だ。自分がこれまで興味がなかったジャンルの映画も、面白く紹介してくれるので、ちょっと見てみようかなという気持ちになる。ちなみにこれは、無料放送なので誰でも見ることが可能だ。
『映画工房』
WOWOWなら、忙しさと両立しながら話題の映画が楽しめる。返却日や延滞料を気にすることはない。感性をくすぐってくれる映画に出会いたいなら、WOWOWがおすすめ。これからも、日々の生活に忙しいと言い訳することなく、知的好奇心を高めていきたいと思う。
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