アレルギー持ちにはシビアな掃除機の機能

ハウスダスト、ダニ由来の通年性アレルギー性鼻炎に、長年悩まされている私。家の中を清潔に保つということには、元来、無精者でしたが、朝晩の突発的なくしゃみや鼻づまりが慢性化してからは、最低週3回は掃除機をかけるように心がけています。これまで使用していた機材は、ホースを引っ張って床移動させる一般的なキャニスター型の掃除機。7~8年前に購入したもので、そろそろモーター寿命なのか吸引力も落ち気味。そして、なによりも本体内の汚れからか、排気臭が気になっていたので買い換えを検討。

そんなときに気になったのが、あのダイソン。紙パックやフィルターを必要としない、独自のRoot Cyclone™(ルートサイクロン)テクノロジーで、何年たっても衰えない吸引力や、生活臭を感じさせないおしゃれな製品デザインなど、掃除機に一生モノとは少し大げさですが、思い切ってダイソンの購入を検討してみたわけです。

天井近く換気口にもアレルギー持ちには恐怖のホコリがビッシリと

手狭な部屋の取り回しを考え、コードレスタイプをチョイス

数あるダイソンの掃除機ラインアップの中から、私が選んだのはコードレスタイプの「Dyson Digital Slim MK2(ダイソン デジタルスリムマークツー)DC45」。キャニスター型だと、どうしても収納の出し入れや、ホース、クリーナーヘッド部の組み立て・取り外しがおっくうと感じていました。また、こまごまと物にあふれたミニマムな6畳・4畳半の2DK単身世帯では、本体を壁にぶつけたり、電源コードをイスやテーブルに引っかけて身動きが取れなくなったりと、取り回しにも不自由。そんな考えから、“最もパワフルなコードレスクリーナー”であり、“既存のダイソン製品と変わらない吸引力”というふれこみの同製品をチョイス。

梱包を解いて出てきたのは、バッテリー一体型の本体、中間ノズルにあたるパイプ、ヘッド部のほかオプションノズル数点のシンプルな構成。組み立て自体は取説要らずの素早いアクションで、すぐに掃除に入れます。いや、待てよ。コードレスタイプなので、フル充電まで約5時間半が必要。はやる気持ちを抑えて、収納用ブラケットを取り付け、しばし待機です。

組み立てが簡単なオールインワンパッケージ

場所を選ばず移動もノンストレス

使用してみて早速感じたのは、コードレスならではの軽快さ。スマート&スリムなフォルムだから、部屋のコーナーやすき間をうまく使って壁掛け収納が可能。しかも、その間に充電ができるから、ブラケットからクリーナーをワンタッチで取り外せば、お掃除開始というお手軽さです。コードさばきや電源プラグの差し替えを気にすることなく、片手で本体を操作しながら、リビングからダイニング、寝室と縦横無尽に移動できるのが、何よりもノンストレス。手元の本体にほとんどの重量バランスを寄せているので、床面のヘッド部の取り回しもスムーズ。360度回転するヘッド部の動きもなめらかです。

また、ルートサイクロン構造を際立たせた本体ヘッド部の近未来的なデザインもかっこいい。ボックスから開封したときに、ものすごく感動したのが中間のパイプ部。一般的には安っぽいプラスチック製品が使われることが多い部分ですが、同製品では、しっかりと塗装されたアルミ製のものが使われており、耐久性やデザイン面もさることながら、手にしたときのしっくり感というか所有の満足感などでも、男が掃除機に持つイメージを完全にくつがえす斬新性がありますね。

専用ブラケットで充電しながら省スペース収納

ハンディユースで床から天井まで場所を選ばず

コードレスで部屋のあちこちをスイスイ移動できるばかりでなく、同製品最強のメリットが、ハンディクリーナーとして天井をも含めた高い場所への使用が可能ということ。アルミ製のロングパイプを付けたままでも、重量バランスがハンディ部によっているので、取り回しは楽チン。ロングパイプを取り外し、すき間ノズルなどを本体に直接取り付けられるので、狭い場所や天井付近の換気口など、こまごましたころのホコリにもアグレッシブにアタックしていけるところが、なんとも楽しいところです。

階段・2階のあるお宅や、車をお持ちの方も、これ1台で一気に掃除ができそうなフレキシビリティを秘めていると思うので、単身者やDINKSだけでなく3LDKぐらいまでのファミリー層まで、メインの掃除機として活躍してくれる予感がしますね。

片手であつかえるハンディクリーナーに早変わりし、まとわりついたホコリもスッキリ吸引

目に見えないホコリも除去する頼もしさ

吸引力に関しては、さすがダイソン。驚くほど細かなチリでも吸い取ってくれます。これは、従来からあるルートサイクロンテクノロジーに加えて、クリーナーヘッドに内蔵された専用モーターが従来品の2倍にパワーアップされたことで、ヘッドブラシがカーペットなどから、より強力にホコリをかき出すようになったとのことです。そのヘッドブラシも、同製品ではほかではない工夫が凝らされているとのこと。一般的な掃除機のヘッドではナイロンブラシを採用していますが、これらはカーペットやラグなどの布製品からゴミをかき出すことにはすぐれているものの、硬い床の細かなホコリを吸引することには向いていないそうです。

そこで、この製品でダイソンはナイロン製の硬いブラシだけでなく、きめ細かいカーボンファイバー製のブラシも併用。この、カーボンファイバーブラシがフローリングなどの床からも目に見えるかみえない程度の細かなホコリを吸着させ、吸い上げるとのことで、実際、普段からそこそこマメに掃除をしているはずのわが家でも、このクリーナーを持って各部屋を一通り回ると、透明なホコリ溜めタンクに圧縮された綿ぼこりがみっちり溜まっていきます。「ホコリというものは家の中に、まだこんなにも!!」という驚きと、アレルギー持ちとしての恐怖を感じるとともにダイソンの高性能さを実感しましたね。

2種類のブラシを使い、360度回転するヘッド部

スマート&タフなマルチクリーナー

コンパクトで置き場に困らず、取り出しやすく、しかもコードレスの特性を活かしてハンディ利用も可能など、かなりマルチに活躍してくれる「Dyson Digital Slim MK2(ダイソン デジタルスリムマークツー)DC45」。製品の特性上、フル充電で連続運転は約20分間。こう聞くと短い印象を持つかも知れませんが、2~3部屋の掃除を実際にしてみれば十分な稼働時間です。むしろ、部屋の床面だけでなく、ラグやマットや布団などでも、ちょっと気になったところをサッと取り出して掃除できるという手軽さを重視すると魅力の多い1台です。

ハンディタイプの機動性を活かし、あらゆる場所のホコリをキャッチ

そんな手軽さが身上のコードレス&ハンディ型なのに、吸引力はダイソンの他製品に引けを取らないという実力。スマートなクセにタフなヤツ、という感じなのでアレ鼻で苦しむ私のような者以外でも、もっと手軽に掃除にアプローチできる1台となるのではないでしょうか。

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