マウスコンピューターから、"AMD Fusion"のコードネームで知られるグラフィック機能統合型CPUを搭載したデスクトップPCの新モデル「Lm-A520B」が登場した。従来のオンボードGPUの概念を覆す高いグラフィックス性能を得ながら、4万円を切る驚きの低価格を実現。早速、その中身を紹介しよう。
製品名 |
AMDのGPU統合プロセッサで低価格ながら高い描画性能を実現
ユーザーの好みに応えるBTOオプション
小型ながら豊かな拡張性のマイクロATXタワーケース
AMDのGPU統合プロセッサで低価格ながら高い描画性能を実現
本モデルはプロセッサとしてAMDの「A4-3400 APU」を搭載している。耳慣れない用語かもしれないが、APUとはAMDが提唱した「Accelerated Processing Unit」のことで、CPUとGPUの機能を統合したプロセッサを指している。低コストかつシステムの消費電力を低く抑えながら、従来のオンボードGPUに比べ、高い描画性能を発揮できるのが特徴。A4-3400は2.7GHzで動作するデュアルコアプロセッサと、グラフィックス機能の「Radeon HD 6410D」が統合されており、多くの2Dゲームは別途グラフィックスカードを用意せずとも快適に動作し、3Dゲームでも対応できるタイトルは多い。インターネットコンテンツを中心に楽しみながら、時にはゲームもしてみたいといったニーズであれば、十分なパフォーマンスを得られる構成になっている。
ユーザーの好みに応えるBTOオプション
標準仕様でメモリは4GB、HDDは500GBを搭載しており、前述のような用途であれば、特にパーツの追加やグレードアップを図らなくても、十分快適に使用することが可能だ。もちろん、ワンランク上の性能や、自分好みの使い勝手を求めるユーザーには豊富なBTOオプションが用意されている。例えば、ビデオカメラで撮影した長時間の動画をそのまま保存しておきたいなら、1TBや2TBといった大容量のHDDを選択できるし、市販やレンタルの映画ソフトを楽しみたい、編集した動画をハイビジョン画質のままディスクに書き出したいなら、DVDドライブをブルーレイディスクドライブに変更することも可能だ。そのほか、キーボードやマウスも有線式、無線式など複数の候補を用意し、ユーザーのきめ細かい好みに柔軟に対応できるようになっている。
小型ながら豊かな拡張性のマイクロATXタワーケース
本体は幅わずか18cm、奥行き38.2cmで、机上に置くことも可能なほか、机の下のわずかな空きスペースに納めることもできる。HDDベイは空きが1基用意されており、データの保存領域が足りなくなったら、あとから大容量のHDDを内部に追加することができ、5インチベイも1基空きがあるため、光学ドライブやそのほかのアクセサリーパーツを自由に装着可能。また、AMD APU搭載により比較的グラフィックス性能が高い本モデルだが、将来的にヘビーな3Dゲームをプレイしたくなった場合は、PCI Express x16スロットにグラフィックスカードを追加できる。単にスロットが空いているだけでなく、ケース内でのドライブベイの配置などにも工夫が凝らされているため、奥行きが長い高性能カードも問題なく収まるようになっている(将来グラフィックスカードを追加する可能性がある場合、BTOオプションで500W電源を選択しておきたい)。そのほか、背面にはUSB 3.0ポートを2基備えているので、対応する外付けHDDを用意すれば高速にアクセス可能。パワーユーザーのサブマシンとしてはもちろん、今後のステップアップを視野に入れた初めてのデスクトップPCとしても最適な一台といえるだろう。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
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型番 | Lm-A520B |
CPU | AMD A4-3400 APU |
メモリ | 4GB PC3-10600 DDR3-SDRAM |
HDD | 500GB SerialATAIII |
チップセット | AMD A75 FCH |
ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
グラフィックス | AMD Radeon HD 6410D |
OS | Windows 7 Home Premium 64ビット正規版 |
LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN |
インタフェース | USB 3.0×2(背面×2)、USB 2.0×8(背面×6、前面×2) |
サイズ | W180×D382×H373mm |
ディスプレイ | - |
価格 | 39,900円(税込) |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格・構成については、2011/10/3(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
(マイコミジャーナル広告企画)
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