マウスコンピューターのミドルタワー型デスクトップPC「MDV ADVANCE S」に、高速SSDを標準搭載する「MDV-ASG8210」シリーズが登場した。SSDをキャッシュとして使用する最新技術を、より効果的に利用できるパワーユーザー好みの新製品を早速チェックしてみよう。
製品名 |
SLCタイプの高速SSD「インテル 311」を搭載
Z68+オーバークロック対応CPUでパワーユーザーも満足
充実のグラフィックスカード・ラインナップ、拡張性も抜群
SLCタイプの高速SSD「インテル 311」を搭載
SSDはHDDに比べてランダムアクセス性能が非常に高いので、OSや各種ソフトの起動のように、大量のファイルを一度に読み込む必要のある処理を飛躍的に高速化することができ、体感速度向上に大きく貢献する。しかし、HDDに比べて高価で、ドライブごとの容量が小さいのがデメリットとなっている。この問題に対して登場した新技術が、インテルの「スマート・レスポンス・テクノロジー」だ。大容量のHDDと高速なSSDを組み合わせて、アクセス頻度の高いデータを優先してSSDにキャッシュすることで、容量とアクセス速度の両立が可能となった。「MDV-ASG8210B」は、このキャッシュ用SSDとして、現在主流のMLCタイプより小容量だがより高速なSLCタイプのSSD「インテル 311」(20GB)を標準搭載。スマート・レスポンス・テクノロジーの効果を一層引き出すことができる。
Z68+オーバークロック対応CPUでパワーユーザーも満足
インテルの最新チップセット・Z68搭載のマザーボードを採用。従来のチップセットでは、P67がグラフィックスカードのSLI構成などパワーユーザー向けの機能、H67がCPU内蔵グラフィックス機能にそれぞれ対応していたが、Z68では上級者向けの機能を生かしたまま、CPU内蔵グラフィックスを利用することも可能で、従来の両チップセットのメリットをあわせ持つ構成となっている。そしてCPUにはCore i7-2600K(3.40GHz、ターボ・ブースト機能利用時最大3.80GHz)を搭載。末尾に「K」の付くCPUは、動作速度の倍率を変更できるので、メーカーサポート外にはなるが、知識のあるユーザーはオーバークロック動作を試すこともできる。
充実のグラフィックスカード・ラインナップ、拡張性も抜群
エントリー構成の「MDV-ASG8210B」では、GeForce GTX 550 Tiを搭載しており、これでもかなりの数のゲームタイトルに十分対応可能な性能を有している。しかし、さらに強力なグラフィックス性能を求めるユーザーには、GeForce GTX 560、GeForce GTX 570、GeForce GTX 580を搭載する上位モデルも用意されており、ニーズと予算にあわせて選択することができる。また、マウスコンピューターのハイエンドデスクトップ機であるだけに、ケース内には大型のグラフィックスカードを支えるVGAサポートバーが設置されていたり、HDD用のベイには着脱式ホルダが用意されていたりと、パワーユーザーが自分でカスタマイズしていく楽しみも存分に確保されている。高速SSDと大容量のHDD、そして高いグラフィックス性能を備えることにより、ゲームや動画編集などのヘビーな用途においても、快適な操作感を味わうことができるだろう。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
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型番 | MDV-ASG8210B |
CPU | インテル Core i7-2600K |
メモリ | 4GB PC3-10600 DDR3 |
SSD | インテル 311シリーズ SLC 20GB |
HDD | 1TB SerialATAIII |
チップセット | インテル Z68 Express |
ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 550 Ti |
OS | Windows 7 Home Premium 64ビット正規版 |
LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN |
インタフェース | USB 3.0×2(背面×2)、USB 2.0×10(背面×8、前面×2) |
サイズ | W190×D490×H410mm |
ディスプレイ | - |
価格 | 99,750円(税込) |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格・構成については、2011/8/17(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
(マイコミジャーナル広告企画)
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