iPhone/iPodやAndroid端末などからのモバイルアクセスも便利
Stora(ストラ)に保存したデータは、スマートフォンやタブレットといったモバイル機器からでもアクセスできる。このモバイルアクセス機能もStora(ストラ)の大きな魅力だ。対応機器は、iPhone/iPad/iPod Touch、およびAndroid端末、Blackberryなどで、モバイル機器に特別なアプリケーションを導入する必要はない。各端末のWebブラウザで「http://www.mystora.com/」にアクセスしてログインするだけで、モバイルアクセスが可能だ。表示されるユーザーインタフェースはモバイル端末に最適化されており、「アルバム」の閲覧や、「メディアライブラリ」のファイルなどへアクセスできる。
写真の閲覧はもちろん、メディアライブラリ内の音楽ファイル再生も可能だ。スマートフォンなどストレージ容量が小さい端末でも、好きな音楽ファイルをStora(ストラ)にたっぷり保存しておけば、どこからでも聴けるのは嬉しい。また、旅行などで撮影した写真も、スマートフォンやタブレットの本体に保存すると、本体側の貴重なストレージスペースを消費してしまう。そこでStora(ストラ)に保存してモバイルアクセス機能を利用すれば、容量を気にせずに、いくらでも好きな写真の閲覧が可能になるというわけだ。
Webブラウザで「mystora.com」にアクセスし、Stora名とユーザー名、パスワードを入力してログインする |
モバイルアクセスのユーザーインタフェースは、モバイル端末に最適化されており、「アルバム」と「メディアライブラリ」を利用できる |
モバイルアクセスでアルバムを表示。サムネイルを選択すれば、その写真が大きく表示され、さらにフルサイズ表示も可能だ |
画像をフルサイズ表示しているところ |
写真、動画、音楽といったメディアファイルに限らず、Stora(ストラ)にはオフィス文書でもPDF文書でも、いろいろなデータを保存できる。Stora(ストラ)のリモートアクセスやモバイルアクセスは、Stora(ストラ)を自分専用のインターネットストレージとして使うための機能であり、いわゆるパーソナルクラウド環境を気軽に実現できるのだ。
Stora(ストラ)のiTunesサーバ機能でホームネットワークの音楽共有
Stora(ストラ)はiTunesサーバ機能も備えている。Stora(ストラ)に保存されている音楽ファイルを、ネットワーク内のPCにインストールしたiTunesで再生することが可能だ。
こちらも使い方は非常に簡単で、Stora(ストラ)のFamilyLibraryの下のFamliyMusicに音楽ファイルをコピーし、そのフォルダが共有されていることを確認すれば完了だ。Stora(ストラ)と同じネットワーク内のPCでiTunesを起動すると、iTunesの共有のところに「Stora:iTunes」という名前で認識される。その名前をクリックして選択すれば、FamilyMusic内の音楽ファイルが一覧表示され、再生が可能になる。
iTunesを起動すると、共有に「Stora:iTunes」と表示される。これがネットワーク内にあるStora(ストラ)本体だ。「Stora:iTunes」を選択すれば、Stora(ストラ)のFamilyMusicフォルダに保存した音楽ファイルが一覧表示される |
iTunes Storeで購入したDRM付きの音楽ファイルの場合、最大5台までのiTunesクライアントで再生でき、CDからインポートした音楽ファイルやDRMなしのiTunes Plusの音楽ファイルは、台数無制限で再生できる。家族みんなで好きな音楽を共有するのも楽しいし、1人で複数のPCを使っている場合も非常に便利だ。それぞれのPCに同じ音楽ファイルを保存すると管理が大変でHDD容量がもったいないが、Stora(ストラ)のiTunesサーバ機能を使えば、そうした無駄を解消できる。
ツボを押さえた機能と操作性で個人や家庭におすすめ
画像や動画、音楽などさまざまなデータをStora(ストラ)に集中させることには、たくさんのメリットがある。バックボーン的なところから見ると、データをStora(ストラ)の一カ所にまとめることによって、PC本体のHDDやSSDの容量節約になり、データの管理も楽だ。また、Stora(ストラ)にHDDを2台装着してRAID 1(ミラーリング)構成で運用すれば、もし1台のHDDに不具合が生じても、大事なデータが失われてしまうことがない。データをより安全に保存できるとともに、精神的な安心感も相当に大きいだろう。
データの使い勝手が大きく向上する点も見逃せない。Stora(ストラ)の「FamilyLibrary」フォルダ(共有フォルダ)に保存したデータは、ネットワーク内の複数のPCから自由にアクセスできる。自分で複数のPCを使っている場合も、家族みんなが別々のPCを使っている場合も同様だ。もちろん、自分だけがアクセスできる「MyLibrary」フォルダ(プライベートフォルダ)も使える。
さらに、Stora(ストラ)にはリモートアクセス機能やモバイルアクセス機能があるので、同じネットワーク内からのアクセスだけでなく、インターネットを経由して世界中からのアクセスが可能なのだ。普段からノートPCやスマートフォン、タブレットを持ち歩いている人にとっても、外出先から自宅のStora(ストラ)へ気軽にアクセスして写真などを表示できるのは、とても便利な環境だろう。デバイスや場所に縛られることのない、自由なコンテンツ再生環境が実現するのだ。加えて、WiDi対応ノートPCとネットギアのWiDiアダプタ「Push 2 TV HD」を一緒に持ち歩けば、外出先でも大画面テレビやプロジェクターなどに接続して、自宅のStora(ストラ)に保存したコンテンツを再生できる。
このようにStora(ストラ)は、ネットワーク内で利用するNASとしての基本的な利便性だけでなく、パーソナルクラウド環境も簡単かつ低価格に実現できるスグレモノだ。NASを初めて導入する人、家庭内でいろいろなデータを共有したい人、そしてノートPCやスマートフォン、タブレットといったモバイル機器のユーザーに、自信を持っておすすめしたい。
撮影協力 : Q&A コンセプトハウス NEXT
[PR]提供:ネットギア