マウスコンピューターのハイスペックデスクトップPC「MDV ADVANCE S」シリーズに、インテルの新チップセット・Z68を採用する新製品「MDV-ASG8200B」が登場した。Z68で利用可能になった新しいストレージ技術など、従来製品からの進化点を紹介しよう。

製品名
 MDV-ASG8200B
タイプ
 
塔載CPU
インテル Core i7-2600K
メモリ
4GB
SSD
80GB
HDD
1TB
グラフィックス
NVIDIA GeForce GTX 550 Ti
本体色の種類
ブラック
価格
99,750円(税込)

 内蔵グラフィックスも使えるパワーユーザー向けチップセット

 新機能「Smart Response Technology」対応のSSD搭載

 パワーユーザー向け「K」型番CPUやGeForce GTX 550 Tiを搭載

内蔵グラフィックスも使えるパワーユーザー向けチップセット

これまで、コードネーム"Sandy Bridge"で呼ばれる世代のCore iシリーズに対応したパワーユーザー向けのPCといえば、チップセットにはP67を採用しているのが定番だった。P67では、SLIなど複数のグラフィックスカードを利用した構成に対応するほか、ターボ・ブースト機能利用時のCPU動作倍率上限が変更できるなど、PCのハードウェアに関して知識のあるユーザーにとって、魅力的な機能が備えられていたからだ。しかし、P67は基本的にCPU内蔵のグラフィックス機能は使用せず、PCI Expressスロットに別途グラフィックスカードを装着するPC専用のチップセット。このため、H67チップセットを搭載した最近のPCでは、一般的に使える動画エンコード機能「クイック・シンク・ビデオ」が、P67マシンでは利用できないといったデメリットもあった。今回のZ68チップセットは、いわば従来のP67とH67のメリットをあわせ持ったモデルで、倍率変更などの玄人向け機能はそのままに、CPU内蔵グラフィックス機能も利用可能にしたもの。ハードウェアが持つ機能をすべて使い尽くしたいというこだわり派にはもちろん、とりあえず購入時はシンプルにCPU内蔵グラフィックスを使いながら、将来はマルチGPU構成などにステップアップしたいというユーザーにもオススメだ。

新機能「Smart Response Technology」対応のSSD搭載

Z68チップセットの進化点として、もう一つぜひ紹介しておきたいのが、SSDの一部をHDDのキャッシュとして使用することでパフォーマンスを向上させる「Smart Response Technology」だ。これは前出のP67・H67チップセットのいずれにも搭載させていない新機能だ。本モデルでは、標準でこの機能に対応したSSDが搭載されており、別途搭載されている1TB HDDの読み書きを高速化することができる。SSDは高性能だが容量が小さいのが課題だったが、この機能を使えば大容量のHDDを使いながら、OSや各種ソフトの起動時間などを短縮可能だ。

パワーユーザー向け「K」型番CPUやGeForce GTX 550 Tiを搭載

また、本モデルに搭載されるCPUのCore i7-2600Kは、型番の末尾に「K」を持つことからもわかるように、ベースクロックに対する動作速度の倍率を任意に変更できるモデル。あくまでメーカーサポート外の動作となり、過度のオーバークロックはマシンにダメージを与えかねない点には十分注意しておく必要があるが、知識のあるユーザーなら定格よりも高い倍率を設定して、性能アップを楽しむことも可能だ。また、グラフィックスカードにはNVIDIAのゲーマー向けモデル・GeForce GTX 550 Tiを搭載。最新の3Dゲームにも十分対応できる高性能GPUであり、これだけのスペックが揃って10万円を切る価格から、かなりの買い得感を得られるマシンであることがわかる。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 MDV-ASG8200B
CPU インテル Core i7-2600K
メモリ 4GB DDR3 SDRAM PC3-10600
SSD 80GB
HDD 1TB SerialATAIII
チップセット インテル Z68 Express
ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 550 Ti
OS Windows 7 Home Premium with SP1 64ビット正規版
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN
インタフェース USB 3.0×2(背面×2)、USB 2.0×10(背面×8、前面×2)
サイズ W190×D490×H410mm
ディスプレイ
価格 99,750円(税込)

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2011/7/6(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

(マイコミジャーナル広告企画)

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