新年度とともに進学や就職といった節目を迎える人も多い春は、PCを購入するチャンスの季節。とくに今年は、Sandy Bridgeこと第2世代Intel Coreを搭載した製品がデビューしており、高性能なPCを手に入れる好機だ。富士通のオンライン販売サイト「WEB MART」では、おトクなクーポンや充実したサービスを用意しており、あなたのPC購入をサポートしてくれる。

富士通WEB MART

仕様を選択できる「カスタムメイドモデル」

家電量販店などでの購入と、WEB MARTでの購入の最大の相違点は、「WEB MARTでは購入するPCの構成をユーザーがカスタマイズできる」というところにある。量販店などで販売されているPCは、あらかじめ決まった構成になっており、ユーザーが「CPUをもうワンランク上のものにしたい」「ハードディスクを増量したい」と思っても変更することができない。ところが、WEB MARTでのみ購入できる「カスタムメイドモデル」の場合、ディスプレイやOS、CPU、メモリ、光学ドライブ、テレビチューナーの有無、Officeソフトなどについていくつかの選択肢が用意されており、希望に合わせて仕様をカスタマイズできるのだ。

例として、2011年春モデルのノートPC「LIFEBOOK FH90/CN」を見てみよう。この製品の場合、OS、CPU、光学ドライブ、テレビチューナーは固定になるが、ディスプレイは同じ23型ワイドでも3D対応タイプと3D非対応タイプが用意されている。メモリは4GB/8GBの2通りで、HDDは約1TB/約1.5TB/約2TBが選べる。このほか、Officeソフトや無線LANの有無など、さまざまな項目がカスタマイズできるようになっている。

カスタムメイドモデルではさまざまな構成を選択できる

そしてカスタムメイドモデルの購入にあたって、忘れずにチェックしてほしいのがお得な割引キャンペーン。最新カスタムメイドモデルの割引クーポンをはじめとして、仕様のアップグレードやオプションの追加が無料/割引になるなど特典が豊富に用意されている。こまめにWEB MARTをチェックして、最新のPCをおトクに手に入れてほしい。

キャンペーンでは割引クーポンなどが用意される。要チェック!

最新PCを特別価格で購入したいなら「わけあり品」

WEB MARTにはもうひとつ、見逃せない商品がある。それが「最新モデルのわけあり品」だ。

この「わけあり品」とは、購入がキャンセルになったり、出荷準備時に梱包箱に微少なキズがついてしまった未使用・未開封の商品。本体にキズなどはなく、メーカー保証もついており、使用にはまったく支障がない。ただし製品の性質上、仕様のカスタマイズは不可で、台数は限定される。完売になり次第終了なので、希望のモデルがあるなら見逃さないようにしよう。

「わけあり品」がどれくらいおトクか、実際の販売価格を見てみよう。例えば、2011年春モデルの「ESPRIMO FH76/CD」の場合、通常WEB価格が224,800円のところ、「わけあり品」のWEB価格は149,800円(4月11日時点)。なんと約33%も割安になるのだ。

なお、割引率は商品によって異なり、随時変更される。こまめにチェックしてほしい。

「わけあり品」の一例。割引率は商品によって異なる

1シーズン前の商品が割安に購入できる「アウトレット」

最新モデルにはこだわらないので、おトクにPCを購入したい……そんな人には、WEB MARTの「アウトレットパソコン」がおすすめ。これは、2011年春モデルの登場によって旧機種となった2010年冬モデルを、おトクな価格で販売するというもの。旧機種とはいっても数ヶ月前の最新モデルなので、最新・最高のスペックを求める人でなければ不満はないだろう。

「アウトレットパソコン」も台数限定で、完売になり次第販売終了となる。また、カスタムメイドモデルの「アウトレットパソコン」ならば仕様の選択が可能だ。「アウトレットパソコン」として販売される中には「わけあり品」やカスタムメイドモデル、カタログモデルなどが含まれるので、製品がどのタイプのものなのかはしっかりチェックしよう。

「アウトレットパソコン」ではカスタムメイドモデルの販売も行われる。仕様の選択も可能だ。この商品は2010年冬のカスタムメイドモデルなので、1シーズン前の製品ということになる

レンタル終了のビジネスPCを再生した「Refreshed PC」

WEB MARTで購入できるおトク商品には、もうひとつ「FUJITSU Refreshed PC」というものがある。これは、企業でレンタルPCとして使用されていたPCを、レンタル期間の終了後に富士通の工場で検査し、ハードディスクの消去・外観のクリーニング・動作検証を行って出荷するもの。基本的にはビジネス仕様で、数世代前のモデルになる。インストールされるOSもWindows Vista Businessのような企業向けエディションとなる。

外装や添付品に小さなキズや汚れがあること、マニュアル類が添付されていないこと、OSのみがプレインストールされた状態であること、購入できる製品が少々古いモデルになる(現在提供されているのは2008年/2009年に発表されたモデル)など、通常のPCの購入とは異なる点もあるが、その分価格はだいぶ割安に設定されているので、ニーズに合うならばおトク度は高い。これも完売になり次第販売終了だ。

「Refreshed PC」の一例。仕様的には最新とは言い難いが、その分価格は手ごろだ